ラクマの入金を当日に受け取る方法とは?旧ラクマとなにが変わったの?

若い人を中心に、自分が使用していた身の回り物や、スポーツ用品、割引券まであらゆるものがフリマアプリで売られています。

特にフリマアプリと言えば、メルカリとラクマ、ヤフオクが思い浮かぶかもしれません。ヤフオクはフリマ形式のアプリもありますが、どちらかと言えばオークションアプリというイメージの方が強いでしょう。

2018年の2月から、旧ラクマとフリルが統合して新らしいラクマとしてリリースされ、徐々に人気も出てきているので利用者も増えてきています。

ラクマの魅力と言えば、販売手数料が無料であることと、入金されるまでの時間が短いという点があります。利用者にとって、すぐに売って得たお金を手にできるとのことで良い評判も多く聞かれます。

そこで、今回はラクマの売上金を当日に入金してもらう方法や気を付けておくべきポイント、旧ラクマの変更点なども踏まえて紹介していきます。

目次

入金を当日受け取るには


ラクマで売上金を当日に受け取るには、いくつか準備することと、注意点があります。仕組みをしっかりと理解しておけば、自分の希望すタイミングで入金をすることが可能です。

登録する銀行口座

まず、入金をするためには銀行口座が必要になってきますが、守らなければならないこともあります。

本人名義

売上金を入金してもらうには、銀行口座の登録が必要になります。その際に、アプリを登録するときに使った自分の名前の名義である銀行口座が必要になってきます。ラクマでは、本人名義以外の銀行口座は登録ができません。

未成年の場合や、自分以外の名前で登録した場合などは後述していきますが、本人以外は規約違反となり登録は出来ませんので注意が必要です。

楽天銀行

次に、当日の入金をするために必要なものは楽天銀行の口座になります。やはりラクマの運営している会社が楽天になるので、優遇を受けるためには楽天銀行の口座を登録する必要があります。

楽天銀行のメリットについても後述しますが、特に口座開設は一般的な銀行口座開設に比べて難しいことはなく、開設にお金も必要はないので、問題なく解説は出来るはずです。

口座を登録できない場合

何らかの理由で、ラクマに登録するための口座が用意出来ない場合はどうなってしまうのでしょうか。ラクマの場合、口座を登録しないと売上金の振込申請ができません。つまり、現金で受け取ることは不可能ということになります。

しかし売上金は商品の購入代金として使えるので、購入用として売上金を回すか、後で口座を用意して振込申請を行うかの2つの選択肢になります。

振込申請

ラクマでは、売上金を入金してもらうためには振込申請を行わなければなりません。メルカリとラクマでは振込申請をしてから入金されるまでの日数に大きな違いがあります。

メルカリの場合

メルカリで売上金を現金化したい場合、振込申請を行います。振込申請の締め切りは毎週月曜日となっており、月曜日までに申請があった場合はその週の金曜日(4日後)に入金が指定の口座に行われます。

しかし振込申請が火曜日になってしまった場合、申請の締め切りは次の週の月曜日になってしまいます。そして入金はその週の金曜日になります。

つまり、メルカリの場合は最短の日数が4日で、最大で10日も入金までにかかってしまうということになります。早く現金を得たい人にはかなりマイナスな要素になってしまっているでしょう。

ラクマの場合(楽天銀行)

ラクマの場合、振込申請は毎日受け付けてくれます。そして楽天銀行であれば最短で当日になり、遅くても3日後には入金が行われます。

振込スケジュールは以下の通りになります。

申請曜日(申請時間)→振込曜日(日数)
月曜日(0時00分~8時59分)→月曜日(当日)
月曜日(9時00分~23時59分)→火曜日(翌日)
火曜日(0時00分~8時59分)→火曜日(当日)
火曜日(9時00分~23時59分)→水曜日(翌日)
水曜日(0時00分~8時59分)→水曜日(当日)
水曜日(9時00分~23時59分)→木曜日(翌日)
木曜日(0時00分~8時59分)→木曜日(当日)
木曜日(9時00分~23時59分)→金曜日(翌日)
金曜日(0時00分~8時59分)→金曜日(当日)
金曜日(9時00分~23時59分)→月曜日(3日後)
土曜日(0時00分~8時59分)→月曜日(2日後)
土曜日(9時00分~23時59分)→月曜日(2日後)
日曜日(0時00分~8時59分)→月曜日(翌日)
日曜日(9時00分~23時59分)→月曜日(翌日)

楽天銀行を使えば、基本的には当日か翌日の入金が可能になります。金曜日の9時以降に申請を行うと、銀行の営業日である次の月曜日になってしまいますが、メルカリに比べれば断然早く入金が可能なので利用しやすいシステムでしょう。

ラクマの場合(楽天銀行以外)

楽天銀行ではなく、自分の利用しやすい口座などに入金をしてほしい場合は以下のスケジュールになります。

申請曜日(申請時間)→振込曜日(日数)
月曜日(0時00分~8時59分)→火曜日(翌日)
月曜日(9時00分~23時59分)→水曜日(2日後)
火曜日(0時00分~8時59分)→水曜日(翌日)
火曜日(9時00分~23時59分)→木曜日(2日後)
水曜日(0時00分~8時59分)→木曜日(翌日)
水曜日(9時00分~23時59分)→金曜日(2日後)
木曜日(0時00分~8時59分)→金曜日(翌日)
木曜日(9時00分~23時59分)→月曜日(4日後)
金曜日(0時00分~8時59分)→月曜日(3日後)
金曜日(9時00分~23時59分)→月曜日(3日後)
土曜日(0時00分~8時59分)→月曜日(2日後)
土曜日(9時00分~23時59分)→月曜日(2日後)
日曜日(0時00分~8時59分)→月曜日(翌日)
日曜日(9時00分~23時59分)→火曜日(2日後)

楽天銀行以外の口座の場合は、だいたい翌日から2日後がほとんどになります。木曜日の9時以降の申請は最大の4日間かかってしまいますが、他は2、3日で入金が行われます。

現金化したい日を考えて、タイミングよく申請すればメルカリよりも早く可能になるので便利です。

振込申請はいくらからできる?


ラクマの場合、売上金の振込申請を行うためには一定額以上の金額が必要になります。特に小物や少額の出品をしている人は注意が必要になります。

最低額と限度額

ラクマでは、振込申請を行うために最低額と限度額が設定されています。なるべく申請回数は減らして手数料を安く抑えたり、負担を減らすように工夫が必要になってきます。

最低額

ラクマでは、振込申請の最低額があり、1,000円以上であれば申請が可能になります。

先ほど述べたように、少額の出品をしている人は1,000円以上の売上金が貯まるまでは、振込申請ができないので注意が必要になります。

また、振込には手数料が必要になります。楽天銀行など一定条件を満たせば振込手数料を無料にすることは可能ですが、基本的には手数料の分まで考慮しておいた方が良いでしょう。

ラクマの振込手数料は、1件につき210円がかかってしまいます。仮に1,000円ちょうどの振込申請を行うと、手数料の210円が引かれた790円が入金されることになります。

出来る限り振込申請はまとめて行い、手数料がかからないように気を付けなければなりません。

限度額

逆に振込申請には限度額も存在します。振込申請の限度額は500,000円となっており、それ以上の額になってしまった場合は複数回に分けて申請する必要があります。

例えば、100万円の振込申請をしたい場合は50万円ずつを2回に分けて申請を行います。楽天銀行を使えば振込手数料が無料になるので、特に複数回でも問題ありません。

しかし、楽天銀行以外の口座へ申請を行う場合はそれぞれ210円の手数料がかかってしまいます。

1,000円以下の場合

売上金が少額で1,000円に満たない場合や、振込申請で1,000円以下の端数が出てしまった場合はどうすれば良いのでしょうか。

方法はいくつかありますが、2つの方法が考えられます。まず考えられるのは、ラクマに他の商品の出品を行い、売上金を1,000円以上にしてから申請を行う方法があります。

1,000円以下の入金は出来ないので、何とか1,000円になるまで商品を売る必要があります。次に考えられるのは、振込申請を行わずに購入用の代金として使い切ってしまう方法です。

出品する商品がなかなかない場合は、何か少額の商品をラクマ内で購入して使い切るのも良いと思います。出来れば、1円も無駄にはしたくありませんが多少の残りが出てしまうことはあると思います。

しかし、ラクマでは売上金の振込申請は1年間まで可能となっています。焦らなくても、1年以内に売上金を貯めていけば恐らく1,000円以上は貯まるかもしれません。

ラクマを使うなら楽天銀行


やはり運営の親会社である、楽天の提供するサービスの1つの楽天銀行が最もお得にラクマを利用する方法になります。

優遇

楽天銀行を使うメリットの1つとして振込手数料の優遇があります。優遇を受けるためには一定条件を満たす必要はありますが、そこまでハードルは高くないので積極的に使っていきましょう。

振込手数料

ラクマの振込先を楽天銀行の口座にすると、振込手数料を無料にすることができます。振込手数料を無料にする条件として、振込申請額が1万円以上である必要があります。

楽天銀行以外の口座へ入金しようとすると、申請額に関係なく1件につき210円がかかってしまいます。しかし、楽天銀行であれば1万円以上の申請は手数料が無料にすることができるので便利です。

旧ラクマ振込手数料

旧ラクマでも、楽天銀行の銀行口座を利用して、かつ1万円以上の振込申請であれば振込手数料は無料で利用できました。

しかし、楽天銀行への振込申請額が1万円以下であったり、楽天銀行以外の口座への振込みは手数料が1件につき216円かかっていました。

新ラクマは6円と少しだけ安くなりましたが、継続して利用している人であれば、手数料だけでも地味に年間で取られてしまっていると思います。

口座開設の注意点

口座開設は基本的には誰でも簡単に出来ますが、注意しておくべき点があります。

未成年の場合

現時点では20歳未満の未成年の人が口座を開設しようとするには、親の同意が必要になります。口座開設の際に、開設したい本人と、その親の身分証明書が必要になります。

また、12歳以下の子供は本人名義の口座開設は出来ません。親にアプリを代理で行ってもらい、口座も親の名義のものを使って管理してもらわなければなりません。

口座開設に必要な物

口座開設には身分証明書が必要ですが、身分証明書として認められる物は以下のものがあります。

運転免許所、保険証、パスポート、住民票、マイナンバーカード、年金手帳などがあります。その他の必要書類は楽天銀行のサイトからチェックしましょう。

身分証明書などの書類はラクマの登録アプリを使ってアップロードしたり、配達の場合は配達員にチェックしてもらったり、郵送したりと3つの方法で行うことができます。

アプリ内でアップロードして送信する方法が最も早く、簡単に開設することができるのでお勧めです。

キャンペーン

楽天と言えば、楽天スーパーポイントというように、日常生活でも楽天ポイントの利用が多くのお店などで使えるようになっています。

楽天銀行でも利用方法によってポイントをお得に貯めることができたり、時期によってキャンペーンを利用すれば通常よりもポイントを得ることができます。

様々なサイトをチェックしてキャンペーンがあるかなど調べてから口座を開設したほうが良いでしょう。

新ラクマでお得に利用

旧ラクマから新ラクマに生まれ変わり、手数料やお得なポイントが増えてより利用しやすくなりました。

特に販売手数料が無料である点と、振込申請してから入金されるまでの日数がメルカリや他のアプリに比べて圧倒的に早いという点が挙げられます。

また、楽天銀行を使うことによって振込手数料が無料になるだけでなく、楽天ポイントも貯まるので上手く利用すればお得に使うことができます。

そのためには、常に最新の情報を仕入れて知識を身に付けておくことです。頻繁にラクマの規約や、お得な情報など変わったりしているので、しっかりと遅れないようにしながら楽しく使いこなしましょう。

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