チケット転売は違法なの?一歩間違うと犯罪につながってしまうケースも!

これから転売を始めようと思っている方

もしくはすでに転売をやられている方

いずれも転売する上で違法な転売行為は絶対にやってはいけません。

 

当たり前のことですが

違法と知らずに実は違法なことをして

逮捕されてしまう…というケースも実は珍しくありません。

 

例えば何かと話題になっているチケット転売

実は逮捕されている人がたくさんいる事をご存知ですか?

あなたは過去に不要なチケットを売った事があるかもしれません。

しかし実は違法なチケットの販売をしていた可能性があります。

今回はチケット転売違法になる場合と違法にならない場合

についてまとめましたのであなたも間違って違法なチケット転売をしないよう

参考にしていただければと思います。

 

目次

そもそも何故チケット転売は社会的に問題になっているのか?

よくメディアで「チケットを転売して逮捕」とか

チケットの高額転売で批判殺到」などと

取り上げられることもしばしばあるのですが、

チケット転売がここまで問題となっているのには

いくつかの理由があります。

高額な値段で転売されている

チケット転売が社会的に問題となっている一番の理由は

定価よりも数倍の値段で転売されているからです。

 

例えばライブなどのチケットなどは

始めから発行数が決まっており

発行枚数に対して応募する人があまりにも多すぎます。

つまり供給量に対して需要が多すぎるんですね

限られたチケットをあの手この手で買い占め

法外な値段でチケットが転売されてしまうというわけですね。

 

特に人気アーティストのチケットは高く売れる事がわかっているため、

応募して当選さえしてしまえば利益確定です。

中でもジャニーズAKBなどのアイドル系のチケット

需要がとてもあるため高額で転売されやすいです。

 

こちらヤフオクでAKB48のチケットが転売されているのですが

定価がいくらかというと

なんと3,200円です。

落札価格を見ると高いもので定価の6倍以上の値段で落札されています。

 

ここまで高利益でしかも申し込むだけで儲かるのであれば

チケット転売をする人が後を絶たないのは当然と言えば当然ですね。

 

転売屋があの手この手を使ってチケットを入手している

チケットの転売ヤーはあのてこの手でチケットを入手しようとします。

ネットのチケット転売の場合、大量のアカウントを作成

当選確率を上げるというものがあります。

本来一人一つしか持てないアカウントであっても

家族や友人、親戚や知人を始め、他人名義の

アカウントをお金を払うことで作る転売ヤーもいるくらいです。

 

当然作ったら作った分だけ当選する可能性が上がり

逆に純粋なファンの方が当選しにくくなります。

 

違法か違法ではないかの線引きが難しい

ライブ会場でチケットを不当に売買する行為

いわゆるダフ屋行為ですが

ダブ屋行為は各都道府県の迷惑防止条例違反となります。

 

しかしながら最近のチケット転売はオークションを始めとする

ウェブサイトでの売買が主流になっています。

チケットの転売サイトには営利目的ではなく

ファンの支えによって運営されているものも多くありますが

中には営利目的で利用する人がいます。

 

ネットオークションなどで不要になったチケットを転売する場合は

ダフ屋行為としてみなされませんが、複数枚出品したり

あきらかに定価よりも高額に転売している場合などは

ダフ屋と判断される可能性があります。

 

ただし、出品する際に出品する時間やアカウントを変えたりと

ダフ屋行為とバレにくい方法をとっている転売屋もいるため

中々取り締まれていないのが現状です。

 

違法なチケット転売をする人が後を絶たないため

最近では高額なチケット転売をされないために

様々な対策が取られてきましたが

完全には取り締まりが出来ていないのが現状です。

 

一昔前では会場付近でチケットを不正に売買する

「ダフ屋」がいましたが、会場でのダフ屋行為の

規制が厳しくなると、新たなダフ屋行為が行われています。

会場付近で売買している人達を「黒ダフ」と呼ばれるのに対して

インターネット上でチケット転売している人達を

白ダフ」と呼ぶそうです。

 

黒ダフは暴力団などが行うのに対して

白ダフは暴力団とは全く関係ない一般人がほとんどだそうです。

インターネットを使ったチケット転売は

誰でも手軽にできてしまうことからここ2〜3年で急激に増えてきました

実際インターネット上では取り締まるのが難しく

かつ儲かるからという理由でチケット転売をする人が

後を絶ちません。

 

入場規制など様々な対策が取られていますが

やはりそこにも抜け道があるらしく

違法なチケット転売屋がいなくなるのは

まだまだ時間がかかりそうです。

 

チケット転売で逮捕者続出!?逮捕に繋がってしまった例

 

 

チケット転売は確かに高利益を狙えますが

違法故に目先の利益に手を出してしまい

逮捕されてしまう人が後を絶ちません。

チケット転売で逮捕に繋がってしまった事例①

こちらの男性はEXILEのチケットを

3年で98枚2,000万円も売り上げたそうです。

ファンクラブに一人で48口も入会し大量に転売していました。

 

この方は定価1万2960円のチケットを

インターネットサイトで最高10万円で転売していました。

計98枚を130万円で購入し「転売ではなく、いい席で見たかった」

と容疑を否認したようですが、流石に無理がありますよね。

 

チケット転売で逮捕に繋がってしまった事例②

こちらの方はジャニーズWESTのチケットを

2枚7万円で転売していました。

先ほどの方と比べると転売した枚数も金額も少ないですが

チケットを高額で転売したとう事実に変わりはないので

逮捕されてしまいました。

 

チケット転売で逮捕に繋がってしまった事例③

こちらの方は宝塚のチケットをホームレスに並んでもらい

複数のチケットを手に入れていました。

 

ホームレスを並ばせた転売屋は

一人あたり日当7千円でホームレスを発売日の

1〜2日前に並ばせて購入し、正規価格の約17倍で転売しました。

インターネットサイトを通じて転売を繰り返し

計1900万円も得ていたようです。

 

どこからが違法?チケット転売で注意すべきたった「一つ」のこと!

実はチケットを転売すること自体

全てが違法というわけではありません。

では、どう言ったことで違法になってしまうのか?

それは、営利目的で行われる転売行為は違法になります!

 

なので、単純にライブに行きたくて買ったチケットを転売する場合、

これは違法にはなりません。

ただし、いくら行く目的で買ったと言っても、

チケットを5枚10枚も転売していては

営利目的でないと言っても少し無理がありますよね。

ではどこまでが違法でどこまでが違法ではないか?

 

違法になるケース

【定価3,000円のチケットを1枚営利目的で購入し、15,000円で販売した】

違法になります。

数が少なければ良いか?と言うとそうではありません。

これは営利目的での転売ですので完全に違法です。

 

違法にならないケース

【定価3,000円のチケットを1枚行く目的で購入したが、

行けなくなったので2,980円で販売した】

違法になりません。

そもそも利益が出ていない(定価以下)ため当然違法にはなりません。

 

違法にはならないが一歩間違うと違法になってしまうケース

【定価3,000円のチケットを1枚行く目的で購入したが、行けなくなったので

オークション形式で出したら最終的に15,000円で落札された】

基本的に違法にならないが、違法になる場合もある。

動機としては問題ないため違法にはなりません。

 

ただしこちらも枚数によってはやはり違法とみなされる可能性もあり、

5枚も10枚も転売していたらやはり営利目的と疑われてもおかしくはありません。

今のところチケット1枚を転売して逮捕されたという事例は無いようですが。

また結果的に儲けてしまっている。だから動機がどうあれ、

営利目的であると見られる場合もあるので

落札価格は定価を上回らないようにする必要があります。

 

違法にならないように注意すべき事

チケットの転売行う場合は

それが営利目的かどうか?または高い値段設定になっていないか

ということを踏まえた上で、自己責任でお願いいたします。

通常不要になったチケットは金券ショップで売るのが妥当でしょう。

 

さらに販売する際はもちろん、購入者側にも注意が必要です。

基本的に高額な値段で買った場合であっても、

購入者側は罪に問われません。

ただし最近は運営側の転売対策として

入場時に本人確認書類の提示を求めてくることがあります。

当然当選した本人でないため、入場を断られたり。

ファンクラブに入っている人であれば、

最悪ファンクラブの退会などをさせられるようです。

 

チケットを転売屋から買う場合は事前に入場制限などの有無を確認し、

リスクがあることを認識した上で買うようにしましょう。

 

チケット転売はますます厳しくなる?

 

ここ数年でチケットを転売する人が増えた事もあり

転売屋に対して様々さ対策が取られるようになりました。

またチケット転売サイト最大手のサービスが終了したことにより

ますますチケット転売は厳しくなりそうです。

業界最大手チケットキャンプのサービス終了

チケットキャンプは元々、チケットを買いたい人

何らかの事情で行けなくなったチケットを売りたい人を結びつけるという

サービスでしたが、規模が拡大していくうちに

チケットを高額で転売する人たちに悪用されていました。

 

チケットキャンプのサービスは2018年5月末に終了しますが

終了する理由は商標権の侵害ということです。

ただチケットキャンプ側がチケットの転売業者を

手数料免除するなどして、優遇していたことも

問題視されており、サービス終了の背景には

こうした不正な転売屋の温床になっていた事も

原因の一つかもしれません。

 

現在チケットを売買できるサイトは数多くありますが

今後サイト自体の閉鎖や規制が入る事は

間違い無いでしょう。

 

転売目的と判断された場合、出品を削除されてしまう

ヤフオクでは2017年11月8日よりチケット転売に規制をかけてきました

転売する目的で入手したとヤフオクが判断した場合、

出品禁止物として出品ページを削除すると言うものです。

探すと分かると思いますが、正直規制が入っても、

やはり完璧に取り締まるのは難しいのか、

未だに高額な値がつけられているものもあります。

またメルカリなどのフリマアプリなども同様に

高額な商品ページなどは削除されるようです。

 

顔認証による本人確認

ついにここまで来たかという感じですね。

初めて顔認証が導入されたのは

ももいろクローバーZ」のライブなのですが、

これは予め顔写真を「ももクロチケット」に登録し、

公演当日に会員証をかざし、会員の本人確認をするという方法です。

当然顔写真と違う人は入場できない仕組みなので、

チケットを転売しにくくなったようです。

 

ただ、こちらもやはり完全に取り締まる事ができておらず

チケットを転売した人に同行していれば入場できてしまう」という抜け道があります。

つまりチケットを転売した人が落札者とライブに行き

落札者から代金を回収するという仕組みです。

転売した本人はタダでライブ見れるし、利益も出るので

一石二鳥という図式です。

 

多くのアーティストが賛同して、チケット転売撲滅に動いている

チケットの高額転売がかなり横行して来たため

とうとう怒ったファン達がついに痺れを切らしました。

多くのアーティストが賛同しチケットの高額転売を

違法にしようという取り組みが行われています。

現行の法では完全にチケットの高額転売を

取り締まる事ができてい無いため様々な対策が取られています。

 

例えば

・会員登録の厳格化(多重登録の防止等)

・不正購入情報の関係者間情報共有(個人情報を除く)

・電子チケットの導入による本人確認の厳格化

・オフィシャル再販(リセール)サービスの順次導入

など多くの対策が進められており

今後チケット転売はますます厳しくなっていくでしょう。

 

チケット転売をしなくても高利益はまだまだ可能

チケット転売は確かに稼げるかもしれませんが

そもそも違法ですし、長く稼げるか?

と言われると難しいと思います。

転売で稼ぐのであれば 絶対的にAmazon転売が一番オススメです。

 

もちろん違法ではありませんし、チケット転売ほど短期的に

莫大な金額を稼ぐ事は簡単ではありませんが、

まだまだ高利益も狙えますし、何より

安定して長く稼ぐ事が出来ます

 

Amazonで転売できるのは家電やペット用品

トイレットペーパーなどの日用品や食品・飲料など多岐に渡ります。

また比較的価格差のある商品も多く

例えばこちらの商品

販売価格30,350円に対して

某サイトでは25,920円です。

 

また食品などももちろんあります。

こちらも価格差のある商品が某サイトで販売されています。

このようにチケット転売のような違法でもなく

真っ当に稼げるのがAmazon転売です。

 

違法であるチケット転売だけでなく

ブラックな方法はもちろんグレーな方法も

長く稼いでいく事は難しいと思います。

 

また最近では転売の枠を超え

無限に仕入れができ、利益も確実に出る

夢の方法も実あります。※もちろんブラックてもグレーでもありません。

 

長く太く稼いでいくためにも

キチンとした稼げるスキルを身につけて行きましょう。

関連記事

  1. 中村裕紀さんのコンサルの評判は良いのか?コンサルを選ぶときに重視したい…

  2. チケット流通センターの電話番号がわかりにくい!問い合わせ先まとめ

  3. チケットキャンプがNGでチケット流通センターがOKだった1つの理由

  4. チケットキャンプでは売れないチケットを販売する合法的な2つの方法

  5. ヤフオク「転売目的のチケット」を出品禁止に!高額転売の問題は解決か?

  6. 手に持ったiPhone

    iPhoneを個人輸入で入手する方法とは?海外版を手に入れるメリットに…

  7. チケットキャンプが違法摘発!サービス停止になった理由とは?

  8. チケット流通センターの口コミから考える正しい利用方法とは

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。