あなたがこの記事を読んでいるという事は、中国輸入を始めたいけど下記のような悩みがあると思います。
✓「リサーチの方法が分からない」
✓「リサーチしても中々見つけられない」
と思っている方が殆どではないでしょうか?
実際リサーチはそれなりに時間がかかるものですが、リサーチのコツを掴むことで、リサーチの時間を大幅に短縮する事ができます。
本来リサーチスキルというものは長い期間をかけて培っていくものですが、今回はすぐにでも実践できる中国輸入のリサーチ方法をご紹介いたしますので、ぜひご参考にしていただければと思います。
目次
リサーチは転売ビジネスにおいて必須スキル!
まず始めにリサーチの重要性についてお話ししたいと思います。
リサーチって聞くと嫌な顔をする方も多いとは思いますが、リサーチスキルをを持っておく最大の利点はライバルとの差別化ができることです。
もう少し詳しく話すと、例えば、よくあるAmazonより安い価格で販売されているネットショップを抽出するツールがあるとします。
数人程度で使う分には問題ありませんがそれを数百人、数万人と使う人が増えれば増えるほど、同じツールを使っている分同じ仕入先で同じ商品を仕入れる人が増えます。
✓当然売れにくくなるので値崩れし、最終的に利益が出なくなります。
もちろんAmazonの扱っている商品点数に比べればせどらーの数などたかが知れていますが、利益が出る商品というのは限られて来ます。
一方独自の視点でリサーチができる人というのは、ライバルが真似できないリサーチ方法を使うので、例え扱っている商品がバレても真似されることなく利益を出すことができます。
つまりリサーチスキルがあるとないとではライバルと差別化ができるか、できないか
また、
✓利益を確保できるかどうかにも、繋がって来ます。
これはせどりだけでなく、メーカーや卸の開拓についても同様の事が言えるので、リサーチスキルはある程度つけた方が良いでしょう。
中国輸入における基本的なリサーチのやり方とは?
次に基本的なリサーチの方法をお伝えします。これだけでも十分に利益商品を見つける事ができますので、ぜひ参考にしてみてください。
キーワードで検索する方法
こちらは、Amazonの商品タイトルに使用されている単語を「Google翻訳」に、かけて変換された言葉を「タオバオ」などの輸入サイトにある検索バーに入力してリサーチする方法です。
まずは、中国輸入の商品を調べる際の定番キーワード「ノーブランド」という言葉をAmazonの検索バーに入力してみましょう。
すると下記のように、いくつか商品が並んで表示されます。
検索した中の、赤枠に商品を例に紹介していきます。
この商品タイトルの中で注目すべきキーワードは
「糖度計」
「Brix0~32%」
「ATC」
上記3つになります。
キーワードに注目する優先順位としまして、
①型番
②数値またはアルファベット表記のキーワード
③商品の様相を表す単語
となります。
こちらの商品は型番がない商品となるので、数値やアルファベットのキーワードを用いていきます。
ここで例に挙げた「Brix0~32%」というキーワードをタオバオで検索してみると、
このように、同じ商品を見つけることが簡単に出来ます。
次に、「糖度計」というキーワードを中国語に変換してリサーチしようと思った場合、「糖量计」と検索バーに入力してリサーチしてみましょう。
こちらの方法でも商品を見つけることが簡単に出来ます。
リサーチしたいと思う商品の数が多すぎる場合は、型番や他のキーワード等と組み合わせてリサーチしていくと、より早く見つけることが出来ます。
画像で検索する方法
では次に、先ほど例に挙げた商品を例に、画像検索から商品をリサーチする方法をご紹介します。
画像検索を活用することによって、リサーチ時間の短縮に繋げることが出来、作業の効率化が図れます。
まず始めに、Amazonの商品ページに掲載されている画像を保存しましょう。
次にGoogle香港を開きましょう。
中国にはgoogleがないので、タオバオやアリババの商品が最も多くインデックスされているのは「Google香港」または中国の検索エンジン「百度(Baidu)」というのがあります。
やり方はどちらも一緒です。
今回は百度(Baidu)で画像検索をする方法をお伝えします。
赤枠をクリックし先ほど保存した画像を選択してください。
すると詳細が表示されます。
リンク先のURL名に「1688.com」と書かれたサイトは、中国の巨大ECサイトの「アリババ」のことになります。
このような流れで、画像検索でも簡単に商品をリサーチすることが出来ます。
以上の2つの方法を上手く活用して、商品リサーチを効率的に進めていきましょう。
✓派生KWリサーチと画像検索をうまく使いこなそう!
中国輸入リサーチにおける6つの仕入れ基準
次に中国輸入リサーチをして行く上で仕入れ対象とするかどうかの”基準”をお伝えして行きます。
ここでいう基準というのはあくまでおすすめな基準であって人によっては
もう少し利益率高めに設定したい
回転率重視で少し利益率は落とそう
といった経営戦略があると思うので、参考程度にしていただければと思います。
狙うべきは商品ランキング5,000位以内
ランキングは日々激しく変化しているものなので、さほど重要視する必要はないのですが、効率良くリサーチを進めていくためにも、Amazonランキングが5,000位以内の商品に限定してリサーチすることをここではおすすめします。
ランキングが高いほど売れ行きが良いということなので、売れ残る可能性が低いです。
特に初心者の方はランキングが高いものを狙って行きましょう。
商品のレビューが3.5以上かどうか確認する
商品を相乗りで出品する場合、仕入れる前に商品のレビューは、必ず確認しましょう。
確認する際に、商品れレビューが3.5以下の、商品については、仕入れ対象から外しても大丈夫です。
Amazonで商品レビューが3.5以下であるということは、購入者側がその商品に対して何らかの不満があって、商品自体に問題や不備があるケースが多いからです。
✓レビュー3.5未満のものは仕入れ対象から外そう
つまりレビューが低い商品というのは返品やクレームのリスクが高まります。
また販売できずに赤字になってしまう可能性がありますので、商品レビューの確認は必ず行いましょう。
FBA配送している人の出品者数が10人以内の商品を狙う
まず、ライバルとなるセラーというのは、FBA配送している方のみが対象になります。
そして更にその中で、販売している価格がAmazonカートボックスを取得している価格に近い値段で設定している出品者が対象となります。
ここで挙げた条件を満たしているセラーが10人以内の商品をリサーチするようにしましょう。
10人以上のセラーが出品している商品に参入してしまうと、価格競争に巻き込まれてしまうリスクが格段に上がってしまいます。
ですので、10人以上のセラーが出品している商品は避けましょう。
販売価格が1,000円以上の商品に絞る
どうして販売価格が1,000円以上の商品に絞らないといけないかと言うと、中国からの国際送料や日本国内での送料、関税やFBA手数料などの経費を全て考えると1,000円以下の商品では利益が残るどころか赤字になってしまうことになります。
ですので、最低でも1,000円以上の商品をリサーチして行くほうが良いでしょう。
✓最低でも1000円以上の商品をリサーチしよう!
利益率が25%以上見込める商品に絞る
利益率25%以上というのは、手数料や送料等の費用全てを含めて利益率25%以上という基準だということを頭に入れておきましょう。
利益率が25%以上であれば、万が一値崩れが生じてしまってもそうそう赤字になるリスクは避けることが出来るからです。
ここで注意してほしいことが
などという、
✓根拠のない結論を出さない
ということです。
もし値段が下がってしまったら、利益が全く出ないという状況にもなりかねません。
なので、こういった商品は仕入れ対象にしないようにしましょう。
2.6 商品の総重量が1.5kg以内の商品に絞ること
リサーチする上で重量はあまり気にしなくても良いのでは?
と思うかもしれませんが、とても重要な項目です。
商品が重ければ重いほど、送料やFBA手数料が一気に高くなってしまうからです。
送料や手数料が高くなったとしても利益が確保できるという商品なら良いですが、目安として重量が1.5kg以内の商品をリサーチするようにしましょう。
中国輸入におけるリサーチのコツとは!?
最後に中国輸入をして行く上でおすすめなリサーチ方法をお伝えしたいと思います。是非参考にしてください。
ランキングから需要があるものを探す
中国輸入のリサーチをするにあたって、まず大事なことがAmazonで
✓どんなジャンル
✓どんな商品
が、売れているのか?
というAmazonの「売れ筋商品」のリサーチをするということです。
Amazonには最下層カテゴリーまで見てみると、膨大な量のカテゴリーが存在し、その膨大な中でも中国から輸入しやすいカテゴリーが存在します。
売れ筋のジャンルを見抜くための大まかな目安としまして、最下層のサブカテゴリ―ランキングの1~20位ぐらいまでをリサーチしてみると良いでしょう。
中国輸入が十分にでき、尚且つ該当するジャンルがあれば狙い目であると言えます。
逆に言うと、1~3位あたりまでの商品だけ売れていて、その他がそこまで売れていない場合は、参入したとしても失敗してしまう可能性が高くなってきます。
参入するカテゴリー内で商品数を広げていくためには、参入したいサブカテゴリーには一体どのくらいの市場価値があるのかを事前に知っておくことが重要となります。
✓サブカテゴリーの市場規模をしっかりリサーチしょう!
リサーチを進めていく上で、カテゴリー選択こそが今後の中国輸入の明暗の分かれ道といっても過言ではないのです。
いざカテゴリーを決めてもすぐには仕入れずに、まずは地道にモノレートを利用してリサーチしてみましょう。
図のような波形がギザギザしているものを
入念にリサーチしていくことで、中国輸入でも利益を上げることが出来ます。
モノレートの見方はこちらから
一つ商材を見つけることが出来れば、あとは国内転売と同様でその関連商品もリサーチする流れで、芋ずる式に商品を見つけることが出来ます。
中国輸入商品のリサーチをする際、同時に○○も把握できるようにする
せっかく時間をかけてリサーチして売れる商品を見つけたのに、実は利益が全く出ず、むしろ赤字に、なってしまったというケースは中国輸入ではあるあるな話です。
その原因となってしまう理由としてよくあることが、
✓経費を正しく把握できていなかった
という理由です。
中国輸入をする上で必要となる経費は以下の通りです。
・仕入(原価)
・中国国内送料
・関税国際送料
・Amazon関連手数料
・代行手数料
・外注スタッフに対する人件費
この中で、Amazon関連手数料に関しては、大きく変動することはないのであらかじめFBA料金シュミレータ―を利用してどのくらいになるのかをチェックしておきましょう。
外注スタッフへの人件費に関しては、1単価いくらと決めていると思うので特に気にしなくても大丈夫でしょう。
国際送料に関しては、物量が増えていくほど商品1個あたりの送料を安くすることもできます。
この方法は、取引している配送業者との信頼関係も重要となってくることなので定期的にコストを抑えることが出来るかどうかを、相談してみると良いでしょう。
商品のリサーチと同じだけ経費の計算も重要となってくることを頭に入れておきましょう。
✓リサーチと同じくらい経費管理は大事!
狙い目な商品の○○をしっかりと把握しておくこと
リサーチして見つけた商品がすごく売れるという自信があるからといって、いきなりその商品を大量ロット数で仕入れてしまうとどうなるでしょうか?
もしも思った通りに売れなかったときや、想定外の出来事が起こった際に不良在庫として残ってしまい、結果キャッシュフローの悪化に繋がってしまいます。
中国輸入でしっかり稼いでいくためには、正確なリサーチが出来ているからこそ売れ出すまでの仕入れ個数に関しては慎重に判断することが重要です。
そのためにも、仕入れる前にあらかじめ類似した商品やライバルセラーが競合している商品が1日でどれだけ売れているのかを、しっかり把握する必要があります。
また、中国輸入で儲かる商品を取り扱うにあたり、一連の商品を収益ユニットとして捉えていくことは重要になります。
例えば、商品の価格が5,000円。
1日あたりの販売個数20個の商品の場合、
1ヶ月の売上は300万円以上となります。
このように、商品の価格や想定する販売個数から逆算して商品自体の収益ユニットとして考えることによって目標数値を簡単に視覚情報化することが出来ます。
ライバルセラーはお宝の宝庫
✓リサーチの中で最もおすすめなのがこのライバルセラーリサーチです。
中国輸入で稼いでいるセラーというのは利益の出る商品を扱っています。
つまりそのセラーと同じものを同じ条件で仕入れる事ができれば自ずと稼ぐ事ができます。
リサーチの中でも最も効率よく短期間で結果がでるリサーチ方法なので行き詰まったらライバルからリサーチしてみることをおすすめします。
✓行き詰ったらラバるリサ―チが最強!
いかがでしたか?
リサーチというのは転売の基礎であり利益に直結してくる重要な要素になります。
今回は中国輸入のリサーチ方法をご紹介しましたが、それが国内でも欧米でも基本は一緒です。
あとは応用をして自分だけのリサーチ方法を見つけると、自分だけの仕入れ開拓もできるので、ぜひリサーチは積極的に行っていきましょう!