ヤフオクで出品するにも、Amazonで出品するにも、メルカリ以外のフリマで出品するにも、避けては通れないところがあります。
全国津々浦々どこに住んでいるか、どんな生活習慣で暮らしているか、どんな家に住んでいて家族構成もなにもかもがわからない相手に商品を渡すために通るのが、「商品を発送する」ということです。
今回はそこについて解説させて頂きます。
特に難しい話はなく、基本に忠実に沿って考えればとても簡単で、ちょっとの工夫で送料が激減するものもあります。
そのような気を付けるべきところを、どのくらい深堀すべきなのか?
どうぞお楽しみください!!
目次
メルカリで発送するときのわからない所について
おそらく、メルカリで商品を扱うときに最初にぶつかる壁が、商品を発送する手順と方法です。
単純にコンビニで商品を発送するといっても、普段お菓子を買ったりするときとは全く違うコンビニとの関わり方になりますし、通販で欲しいものを買ったときに配達されてくるときのヤマト運輸との接し方は全く違います。
今まではお客様でいられたところが、商品を発送するというだけでお互いに取引先という立ち位置に変化します。
では、どのように行うか?というと窓口に行って「初めてなんですけど、この荷物を〇〇まで発送したいんです」って言うだけです。
第一歩はこれだけです。
そうすれば、窓口の人が親身に相談に乗ってくれますし、梱包のアイディアや伝票の書き方を教えてくれます。とはいえ、やっぱりある程度の知識は身に着けた上で発送したいですし、せめて商品の梱包は完成した状態で持ち込みたいですよね?
その工夫が次の項目になります。
どうやって梱包したらいいかわからない
正直に言ってしまうと、どんな商品を発送したいかによります。商品を発送する時、その商品ごとに梱包方法が大きく違います。
なので、基本中の基本となる方法をお伝えします。
まず必要なものとして、、
・エアキャップ
・ダンボール
・封筒や紙の袋
これらになります。
ではそれぞれどんなもので、どこで手に入れることができるかについてお話しします。
エアキャップ
俗にいう「プチプチ」です。小さいころに空気の入ったビニールをつぶして「プチプチ」鳴らすのが楽しくて仕方ない時期があったかもしれません。
これが意外と、ホームセンター以外に売っているところがあまりありません。
なので、あまり大きくなくて、でもあまりかさばらないように梱包したいときは、エアキャップをなるべく仕入れましょう。ホームセンターであれば、安ければ2,000円ほどで売っているところもあります。
ダンボール
言わずと知れたダンボールです。Amazonなど通販で何かを買ったときに送られてくる、外側の茶色い箱です。
受け取ったときの状態、少し商品と比べて箱の中に空間が出るくらいの状態ですと、少々送料が上がってしまいます。
それだとあまりよくありません。なるべく箱の中身の空間をなくすのは当然ですが、なるべく空間が無い方が、送料も安くなるし商品にも安全性が増します。
封筒や紙の袋
小物やスマホのアイテムなど、小さいガジェットのような商品を発送するときに重宝します。なるべくポスト投函できてしまうような大きさの梱包にしたいですが、厚みの問題もありますのでそうも言ってられません。
また、封筒や紙の袋はダンボールに加えて安全性の面で見劣りします。そのため、袋の中に商品を入れた後、中の商品を守るように新聞紙や先にお話ししたエアキャップを入れて、勝因を完ぺきに安全にしましょう。
梱包の送料であれば一番安価な発送方法になりますが、安全性面では考えてみる必要があります。
メルカリで発送する時の方法をまとめてみました
まず基本的に、ヤマト運輸か日本郵便に持ち込むことが良いと思います。
商品数が大量にあるのでしたら、集荷を依頼するのもいいかもしれませんが、小さな出費を少しでも減らすことを考える転売業ですので、100円ですら痛い出費です。
とはいえ、往復のガソリン代で100円以上かかるようでしたらその限りではありませんので、臨機応変に変えていきましょう!
梱包の方法について
これは発送する商品によって変わりますが、一つずつ解説させて頂きます。
例えばCDなどの小さい商品ですが、小さい封筒に入れて、ポストインできるレベルの大きさに梱包しましょう。
小さければ小さいほど送料は安く済みますので、工夫してでもコンパクトにするようにしましょう。もちろんですが、商品の安全性が最優先です。
次に小さめの商品、でも少々の厚みがある商品の梱包方法です。
お勧め梱包サイズについてはこちらです。
ヤマト運輸 送料・全国一律380円と箱代65円
宅急便コンパクト 薄型専用ボックス(縦24.8cm×横34cm)
専用ボックス (縦25cm×横20cm×厚み5cm)
これ以上のサイズ 宅急便のため、送料はサイズに依存
日本郵便 送料・全国一律195円
ゆうパケット 3辺合計60cm、重さ1kg以内のもの
これ以上のサイズ 通常のゆうパックのため、送料はサイズに依存
という形になります。
梱包をする封筒やダンボールはホームセンターに行けばどこでも売っていますが、できればそこでお金をかけたくないと思います。
オススメは、スーパーやホームセンターの廃ダンボール置き場から使えそうなものをきちんとお店の人に断った上で拝借してきましょう。
廃ダンボールは基本的に廃材なので、持って行ってもらえるとスーパーもホームセンターも喜んでくれることが多いです。
ちなみにオススメは新聞紙ですが、一番便利なのは通販や家電を買ったときに使われていたビニールなどの空気が入った梱包材です。梱包のために作られているので、そのまま使うことができ余分な経費を抑えることができます。
様々な発送方法について
今回のお話はメルカリに関する内容ですので、「らくらくメルカリ便」に含まれるものが一番なのですが、ほかの発送方法についてもお話しします。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便に含まれる方法
ヤマト運輸
通常の宅急便
宅急便コンパクト
ネコポス
日本郵便
ゆうパケット
ゆうパック
それ以外
ゆうメール
印刷物・CD・DVDなどが対象
規格内・・・34cm×25cm×3cm 重量1kg以内・・・ 180円~350円
規格外・・・3辺合計170cm以内 重量3kg以内・・・ 265円~710円
レターパック・レターパックライト
34cm×24.8cmのサイズ
レターパックライトは3cm以内で4kgまで・・・ 360円
レターパックプラスは4kg以内・・・・・・・・・ 510円
クリックポスト
どの発送方法とも異なります。
長さ14cm~34cm 幅9cm~25cm 厚さ3cm以内 重量1kg以内が対象
送料は全国一律164円です。
ラベルを自宅で印刷し、荷物に貼って窓口やポスト投函できるので、切手を貼ったり窓口で待つ手間もありません。
その他の路線会社
佐川急便や日本通運、ヤマト運輸の大物を運んでくれるサービス、引っ越し業者さんも
配達してくれることもあります。
対企業でしたら、格安で商品を発送することもできますので、距離定や実重量、換算重量といった商品のサイズに影響を受ける発送方法になります。
という内容になります。
基本的にすべて一度はそれぞれの運送会社に持ち込むことをお勧めします。
なぜかといえば、自分の商品を購入者に無事に届けるためには、商品の扱われ方をしっかりと見届けることが大切だと考えるからです。
何かあったら送った運送会社がいけないんだから、、という考え方で商品を発送すると、気付かないところで「ついうっかり」が起こりがちです。
大切な商品が壊れてしまっては信用問題です。運送会社の責任として100%計上するのは難しいです。二束三文の保証であやされて、その後は荷受け拒否されてしまいます。
なので、他責をやめて、自責で改善できるところから考えましょう。そして、そのために優先すべきが発送の方法です。
間違いなく言えることは、商品を送るときは、送料の費用を抑えることはもちろん大切ですが、一番は商品の安全です。
利益を生む商品に異常があっては、送料を節約する以前の問題です。誠心誠意、発送する運送会社に向き合いましょう。
おすすめのメルカリの発送方法はこちら
これどうやって送ろうかな?と、おもったら運送会社へ
どうやって送ろうか?って考えたならば、まずはなんとなくでも梱包をして、運送会社へ持ち込みましょう。
コンビニではあまり知識の無いバイトさんがサイズを測ったり判断をしたりする上に、時に送料が意味不明なくらいに高かったりします。油断していると取引全体を通して赤字になることもあり得ます。
ということで、できればプロの元へ行きましょう!
「メルカリで売れた商品の発送である」
「まだ初めてでどんな手順かわからない」
等の相談をすれば、親身になって相談に乗ってくれるので、これからの学びにもなります。的確な指示もしてくれますし、集荷に来てもらうにも連絡の方法なども教えてくれます。
これらの内容からも強くオススメします!
目安はポストイン!小さいならクリックポスト
配送情報も問い合わせできるクリックポストは、安さも含めて重宝します。
保険がつかないのが難点だと感じるかもしれませんが、何かのときに使う保険の有無を意識していたら、何もなかったときにかけた保険が常に浮いて、運送会社に利益をもたらす「いいお客さん」になるだけになってしまいます。
そうではなくて、「取引を最後まで自分で責任を持つ」姿勢を持つことも大切なので、納品完了までを確認できるクリックポストは、コスパからみてもとても便利です。
それに、ポスト投函できるというのが簡単で扱いやすいと思います。運送会社の窓口で話をしたりする必要もなく、支払う現金も必要なくて、すべてネットで完結したあとに発送することができます。
サイズを見ながら、発送先の住所を確認し、運送会社を選べるようになりましょう。
実はシンプルな発送方法が一番良い説
大切な商品を発送するのにあたり様々な視点からお話してきましたが、基本となるのは「相手もうれしい、自分もうれしい」がキーになります。
必要以上に梱包して発送しても、相手はゴミが増えるのであまりうれしくなかったりします。
Amazonがどうしてあそこまで簡易梱包で、中に空洞があるのか?それは、ゴミを極力減らして中の商品を固定して、外からの衝撃を直接受けないように研究しています。
事実、よほどのことでなければ中身が破損していることはないようです。もちろん送る商品や相手の住所により、発送の方法は変わってきます。
しかし、最終的には無事に商品をお届けするというのが基本です。
なので、どうやったら喜んでくれるか?迷惑にならないか?など、購入者さんに感謝を込めて商品を発送する心意気で取り組んでいくと良いと思います。
それでは以上となります。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!