中国個人輸入ビジネスで大きな注目を集めているのがタオバオです。
多くの商品を取り扱っていることで知られていますよね。
でもタオバオについて詳しく知らない人も多いのではありませんか?
名前だけ知っている状態でいきなり利用なんて出来ませんよね。
当記事ではタオバオについて徹底解説します。
なぜ日本で個人輸入ビジネスを行っている人の多くがタオバオを利用しているのか確認してみましょう。
さらに個人輸入ビジネスをおこなうときに輸入代行業者を利用する人が多い理由についても明らかにします。
読めばタオバオにはどのような特徴があるのか、
輸入代行業者を利用するとどんなメリットが得られるのかがわかります。
ぜひじっくり読んでみてくださいね。
目次
今さら聞けない!?タオバオとは?
タオバオには15年以上の歴史があります。
2003年に開設されたショッピングサイトであり、あの世界的に有名な阿里巴巴集団(アリババ・グループ・ホールディング)によって生み出されました。
一般的にショッピングサイトはBtoCです。
BとはBusinessを指しており、簡単に行ってしまえば企業です。
CとはConsumerを指しており、消費者を指しています。
しかしタオバオはCtoCなので、消費者と消費者を結びつけるサービスを行っているわけです。
タオバオが選ばれる理由
タオバオについて簡単に説明しましたが、なぜ多くの人から支持されているのかも確認してみましょう。
中国国内だけではなく、日本人の利用者も多いわけです。
なぜ国境を超えるほどの人気を誇っているのでしょうか?
タオバオが選ばれる理由は以下の3つに集約されています。
・出品者が多い
・商品数が膨大である
・安い
タオバオは中国におけるCtoCサイトのシェアが100%に近い状態です(実際に94%と言われています)。
つまり中国のCtoC系ショッピングサイトを利用しようと思ったら、
タオバオ一択となるような状態なんですね。
出品者が多く集まっているということは、
商品も多くなるのは当たり前です。
タオバオの取扱商品数は8億点ともされており、
「取扱っていない商品がない」とまで言われています。
ファッションや雑貨、デジタル家電などなど、非常に多くの商品が販売されているわけです。
安さにも注目です。
CtoCなので、基本的に価格は低めに設定されています。
中国国内向けとして販売されている面もあり、日本とは物価も大きく異なっています。
市場価格よりも安く設定されているため、日本からの購入に関しては特にお手頃感があるわけです。
ちなみに出品者によって商品の価格は異なっています。
同じ商品が販売されていることもあるので、
まずは正確に商品検索をして安いところを探すのがおすすめですよ。
1点から購入できる
タオバオでは小ロット購入ができます。
個人輸入ビジネスのネックになるのが在庫です。
在庫を多くかけてしまうと、それだけでもコストが発生することになってしまいます。
転売ビジネスでは、在庫を抱えないようにすることが大事ですがタオバオであれば実現できます。
タオバオは1品からの購入ができるからです。
お試しで1点だけ購入できるので、で安全性が高いビジネスも可能です。
不良在庫を抱えずに、リスクの少ない商売をしたい、という人におすすめのショッピングサイトなのです。
ただ1点からの購入であると、送料などの手数料の件もあるので大きな稼ぎは難しいです。
よってある程度慣れてきたら、購入する商品数を増やしましょう。
同グループの「天猫」との違いとは?
タオバオには姉妹サイトがあります。
天猫と呼ばれるショッピングサイトですが、こちらではタオバオと天猫の違いを明らかにします。
どちらを利用しようか悩んでいる人は必見です!
タオバオはCtoCですが、天猫はBtoCです。
つまり天猫は企業が出品者となっているわけです。
天猫は企業が関わっているので、価格設定は割高です。
一方で安全性に関しては高くなっています。
要するにタオバオは価格は安いけど個人間取引なので安全性は低いわけです。
一方で天猫は安全性は高いけど、企業が出品しているので割高です。
安全性をとるか、価格をとるか、を考えてどちらを利用するか判断しましょう。
タオバオ利用時の注意点3つ!
・時間がかかる
・送料が高額になることも
・税関で止められる可能性あり
一つずつ解説しますね。
すぐに商品が届くわけではありません。
商品が届くまでには一定の時間がかかってしまいます。
国内の買い物とは異なる、と覚えておきましょう。
注文をしてから届くまでに2週間以上かかることも珍しくありません。
1ヶ月近くかかる事例もあるので、すぐに仕入れたい時には適していないのです。
中国から商品が届くので、送料が高額化する恐れもあります。
基本的には商品の重さで送料は決定します。
一方、容積で送料が計算されることもあるので、大きさで決定することもあるのです。
送料が高くなりすぎると利益を上げるのが難しくなってしまう恐れもあるので、必ず前もって確認しておきましょう。
中国国内での流通であれば問題ない場合も、日本への輸入となると問題が発生するものもあります。
グッチやバーキン、さらにはロレックスやヴィトンといったスーパーブランドを扱うべきではない、といった理解をしている人は多いと思います。
一方で中国国内ではブランド化されているもののあまり有名でないものが問題です。
正規品であれば問題ありませんが、疑いをかけられると税関で没収されてしまう恐れもあります。
なるべくノーブランドの商品を中心に仕入れましょう。
中国から輸入代行業者を利用して個人輸入するメリット4つ!
タオバオについてある程度理解できたと思います。
消費者間取引に関わるサービスを取り扱っており、価格が安い、といったメリットがあります。
一方で安全性は高いとは言えません。
相手は企業ではないので、対応が悪いことも十分に考えられるのです。
そこで注目したいのが、輸入代行業者を利用する、というものです。
タオバオを始めとした個人輸入ビジネスをおこなうときに、
輸入代行業者の利用は必須とされています。
こちらでは輸入代行業者利用のメリットについてお伝えしますね。
現地に出向く必要なし(自宅で完結することも可能)
輸入代行業者が日本への配送までを責任を持って行ってくれるので、中国に出向く必要は全くありません。
自宅で全てが完結できるのです。
パソコンとインターネットがあれば、そちらですべてのやり取りが完了できます。
さらに転売ビジネスに関しては、店舗を用意する必要もありません。
ネット販売でさばけるので、極めて参入しやすい条件が整っているのです。
出品者とのやり取りもインターネットで出来ますよ。
中国語が出来なくても利用可能
「中国語が出来ないから中国個人輸入ビジネスは諦めている」という人はいませんか?
輸入代行業者を利用すれば、中国語が出来なかったとしても全く問題ありません。
チャイナマートなどのタオバオの輸入代行業者のサイトを覗いてみましょう。
日本語で作成されていませんか?
商品名については中国語で掲載されていますが、基本的な情報は日本語で掲載されているため中国語が出来なくても利用できるわけです。
輸入代行業者の一つであるTYUDAIの公式ページには以下のように掲載されています。
「タオバオやアリババでは基本的に中国語でのやりとり(QQというチャットメッセージ)がメインとなります。
アリババは英語での表記となっているページがメイン(alibaba.com)ですが、
英語よりやはり中国語でやり取りした方がスムーズです。
日本のネットショッピングとは随分形式が違い、チャットでのやり取りを店員さんとしないと
商品を買う事は出来ません。
特にタオバオでは商品ページがアップされているのに在庫なしや
単価が違うというのは日常茶飯事にあります。」
だからこそ仲介業者が必要になってくるのです。
困ったことがあれば輸入代行業者にお願いしてやり取りしてもらえばOKです。
余計な手間を省けるのも輸入代行業者を利用するメリットですよ。
決済が安心
個人間の決済はトラブルのもとです。
外国の人と「払った」「払わない」もめるのは避けたいですよね。
そもそもアリババであるとかタオバオの決済は支付宝(アリペイ)でおこなわれています。
支付宝(アリペイ)自体には安全性に問題はありませんが、そもそも中国国内の銀行口座が必要です。
よって口座開設の手間もかかるわけです。
しかし輸入代行業者を利用すれば、
支付宝(アリペイ)による決済も代行してくれ、
しかも日本円での決済ができるのです。
お金のやり取りをしやすくしてくれるのが輸入代行業者です。
検品してくれる
タオバオはCtoCなので、不良品が混ざりやすいことでも知られています。
しかし輸入代行業者であれば検品してくれることがあるので、粗悪品をはじけるのです。
粗悪品の料金は返金されるので、金銭的なマイナスも発生しなくなります。
中国商品の品質は向上していますが、
より確実に利益を上げたい、
と思うのであれば検品してくれる輸入代行業者の利用がおすすめですよ。
タオバオはお得感あふれるショッピングモール!輸入代行業者を活用すれば安全性も文句なし!
タオバオには不良品が混ざることもあるなどのデメリットもありますが、価格が安く設定されているので利益があげやすいのは魅力的です。
また輸入代行業者を利用すれば検品をしっかりと行ってくれるところもあるので、デメリットを減らすことも可能です。
タオバオを活用した中国輸入ビジネスをしたい場合には、輸入代行業者の利用もセットで考えておきましょう。