ラクマの売上金はいつ受け取れる?振込申請の方法や手数料について徹底解説

最近では高校生や大学生、社会人の若い人を中心にフリマサイトでお小遣い稼ぎや、商売までしている時代になりました。スマホ片手にお金を稼ぐことができるので、利用者も年々増加しており、フリマサービスに参入する企業も多く存在しています。

特に、最近ではメルカリに続いてラクマが注目を集めています。今までもラクマはサービスを提供していましたが、フリルと合併して新ラクマとしてCMなどで宣伝しています。

ラクマの特徴としては販売手数料が無料であり、なるべく販売した売上金を得たい利用者の心をつかんで登録者数も増加してきています。

そこで、今回はラクマの売上金の受け取るための振替申請の方法や手数料を安くする方法などの紹介をしていきます。

目次

売上金の受取はいつ?


売上金がどれくらい早く現金として手元に届けることが出来るかは、利用者が期待しているポイントの1つではないでしょうか。

売上金の振込みは、お給料日が来るような期待と同じ気持ちにさせてくれます。なるべく早く現金がほしいという人もいるので、そういった人にはありがたいサービスになります。

メルカリの場合

現在、フリマサイトにおいてトップを走るメルカリの場合はどうなのかを見ていきましょう。

メルカリでは、振込申請の締め切りが毎週月曜日となっており、申請を受け付けた月曜日の4日後にあたる金曜日に売上金が振込みされるシステムとなっています。

つまり、振込申請してから最短で4日という事になります。もし火曜日に振込申請をした場合は、翌週の月曜日に申請の受付が行われ、金曜日に振り込まれます。つまり、10日後になってしまうのです。

そのため、メルカリでは売上金を早く現金を得たくてもすぐには出来ないという事になります。

ラクマの場合

ラクマでは、売上金の振込み申請をしてからどのくらいで入金されるのか。結論から言うと、最短で当日です!これは、利用者にとっては最高の高評価ポイントになるはずです。

また、申請のタイミングが悪くても翌々営業日には入金が可能なので、急いでいる人にはぜひ利用してほしいフリマサイトと言えるでしょう。

ただし、当日に入金されるためにはポイントがいくつかあるので、しっかりと押さえておかなければなりません。

銀行口座の登録

振込をするためには、ラクマで銀行口座の登録を行わなければなりません。

基本的にはどこの銀行口座でも登録は可能で、ゆうちょ銀行も使用できるので、ラクマ専用の口座を用意するのも良いかもしれません。

しかし、当日入金を受けられる銀行口座は1つしかなく、楽天銀行のみとなっています。

楽天が運営しているサイトなので当然なことではあります。もし、楽天銀行の口座を持っていなければ、楽天スーパーポイントもお得に貯められるのでラクマ専用口座として開設しておくと良いでしょう。

また、詳細は後述しますが手数料などの優遇もあるので、なるべく楽天銀行の利用をお勧めします。

振込のタイミング(楽天銀行)

楽天銀行を利用した場合、申請のタイミングによって振込みのタイミングは変わってきます。

例えば月曜日の0時00分から8時59分までに振込申請を行えば、当日中に振込みがされるので、当日入金という事になります。

9時00分から23時59分に行った場合は、翌日の火曜日に振込みが行われるので、翌営業日の入金になります。

気を付けるポイントとしては、金曜日の9時00分から日曜日の23時59分までに申請を行った場合はすべて月曜日の振込みとなるので、営業日内での振込みであるという点に注意しなければなりません。

振込のタイミング(楽天銀行以外)

楽天銀行以外の銀行口座を振込先に登録して申請を行う場合、基本的には楽天銀行よりも1日遅く入金がされると考えた方が良いでしょう。

具体的には、月曜日の0時00分から8時59分に申請を行えば、火曜日に入金されます。9時00分以降は水曜日の翌々営業日の振込みになります。

木曜日の9時00分から日曜日の8時59分までに申請を行った場合は、全て月曜日の振込みとなるので申請のタイミングには注意しておきましょう。

楽天銀行が最短で振込みが可能ですが、楽天銀行以外の銀行口座でも2、3日で振込まれるので、メルカリ利用者にとっては、ラクマは非常に振込みが早いと感じるでしょう。

旧ラクマの利用者

旧ラクマを利用しており、売上金が残っている人は注意が必要になります。もし旧ラクマに残っている売上金がある場合、「売上金おまとめツール」を使えば新ラクマへ売上金を移行することが可能になります。

また、出金できる金額であれば銀行口座へ振込みしてしまうことも可能です。ただし、433円以下の場合は振込申請が出来ないため、サイトでの商品購入代金に充てるなどの方法で使い切る方が良いでしょう。

フリルを利用している人は、ラクマへ自動的に移行するので特に申請手続きは必要ありません。

振込申請のやり方


次に、具体的な振込申請の方法やポイントなどを確認していきます。振込申請はいつでもマイページから行うことが出来るので、入金のタイミングを考慮して行いましょう。

条件

申請を行う前に、振込申請のための条件がいくつかあります。しかし、ほとんどの人は特にデメリットと感じるほどの内容ではありませんが、しっかりと条件を把握しておくことが大切になってきます。

振込金額の下限と上限

振込申請を行うには条件があり、売上残高が1,000円以上ある場合にのみ行うことができます。

また、1度の申請で行える金額の上限は50万円になります。それ以上の金額を振込申請したい場合は、複数回に分けて行う必要があります。

口座情報

ラクマ以外のフリマサービスも同様ですが、登録できる銀行口座は本人名義のみとなります。家族の口座や、他人の口座には振込みは出来ませんので、自分名義の口座を用意しておきましょう。

また、口座番号などの登録ミスがあった場合も振込みが行われないので、ミスのないように登録情報を確認しましょう。

振込申請のまとめとキャンセル

複数の振込申請をまとめたり、キャンセルしたりすることは出来ません。あとで訂正の必要がないように、手続き前に確認してから申請を行うように気を付けましょう。

振込申請の期限

こちらも、多くのフリマサイトであるのが振込申請の期限になります。メルカリなどの場合、1年間売上金の振込申請をせずに放置していると売上金が消滅してしまいます。

1,000円以下のお金を残して利用しなくなった場合は、申請せずに終わってしまう人もいるかもしれませんが、できるだけ使い切るようにしておく方が良いでしょう。

ラクマの場合も1年間の申請期限があります。しかし、ラクマでは1年の期限を過ぎたからといって、売上金が消滅することはありません。

個別に運営へ問い合わせをして申請をすれば、振込は可能ですが出来ればそのようなことがないように気を付けましょう。

申請方法

申請する前に知っておきたい条件が分かったら、実際に申請を行っていきます。パソコン、スマホどちらも操作は同じなので、簡単に申請を行うことが出来ます。

振込申請の手順

売上金が貯まってきて申請を行いたい場合、マイページの「設定」から申請を行っていきます。設定の画面を開くと「振込申請」というボタンがあるので、クリックして進みます。

次に振込先の口座番号を入力していきます。ここで入力ミスのないように気を付けながら進めていきます。振込先口座の登録時に必要な情報は以下の項目になります。

①銀行名
②口座種別
③支店コード
④口座番号
⑤口座名義(セイ)
⑥口座名義(メイ)

この6つの情報を入力していきますが、口座番号が7ケタ未満の場合は先頭にゼロを付けてから入力する必要があるので注意しなければなりません。

入力が完了すると登録内容の確認画面が出るので、問題がなければ登録完了させます。その次に、振込申請した金額や手数料の確認を行い、最後に振込申請を完了させます。

特に手順で迷うこともないはずなので、誰でも簡単に申請を行うことが出来るはずです。

注意点

振込申請で特に注意しなければならないことがあります。

それは、口座情報の入力ミスです。口座情報が間違って申請を行ってしまった場合、売上金が戻っては来ます。しかし振込手数料がかかっている申請に関しては、手数料だけは戻ってくることはありません。

複数の申請を同時に行う場合には、回数分だけ手数料が差し引かれた状態で売上金が戻ってくるので、特にこの部分だけは注意して確認を怠らないようにしましょう。

また、売上金が残った状態でサイトの退会をした場合、売上金は消滅してしまいます。

申請するほどの金額が残っておらず、利用もしなくなったのであれば良いかもしれませんが、間違っても売上金がそれなりに残っている状態での退会はしないよう気を付けましょう。

ただし退会ではなく、アプリの削除であれば登録情報は残っているので、売上金は消滅せずに残っています。削除してしまった場合は、再インストールをして再度ログインの手続きを行うようにして下さい。

手数料について


利用者が気にすることの1つに手数料が挙げられます。やはり手数料が無料に越したことはなく、利用者を獲得したいフリマサイトの運営側も出来る限りそうしたいと考えているはずです。

しかし、全ての手数料が完全無料になれば運営側のサイト維持は難しくなり、質の低下から利用者も減少してしまうというマイナスのサイクルになってしまいます。

そのため利用者も一定の理解は必要なのかもしれませんが、ラクマでは申請方法を上手く利用すれば手数料を無料にしていく方法があります。

振込手数料

ラクマでは基本的には振込申請を行った場合、振込手数料がかかってしまいます。振込申請を行う銀行口座によって変わるので登録する前に確認をしておきましょう。

楽天銀行以外の口座

楽天銀行以外の銀行口座への振込みの場合、振込の金額に関わらず1件につき210円の手数料がかかります。

できれば1度にまとめて申請を行うのが良いですが、ラクマの場合は振込申請の上限が50万円になっているので、大きい額の振込申請を行う場合は複数回に分けて行う必要があります。

楽天銀行の口座

楽天銀行の口座を登録して振込みする場合は、1万円以上であれば振込手数料が無料になります。

特に継続してサイトを利用している人には嬉しい特典になります。10回の振込申請を行えば、2,100円もの手数料が取られてしまうので、ちりも積もればという考えで手数料無料での方法を利用していきましょう。

注意点

上記でも述べたように、口座番号や名義などの入力ミスがあった場合、気づかずに振込申請を行ってしまうと210円の手数料が戻ってきません。

振込が出来なかった場合に売上金は戻ってきますが、手数料はいかなる理由があっても引かれてしまうので、楽天銀行を使い、かつ1万円以上の場合で行うようにしましょう。

常にリスクを減らす意識を持って、少しでも売上金を守るようにしておきましょう。

メルカリの場合

メルカリでも、1万円以下の振込申請については1件につき210円の手数料がかかってしまいます。

しかしどの銀行口座でも1万円以上であれば手数料は無料になるので、振込手数料という点で見ればメルカリの方が少し評価は高いかもしれません。

ただし、メルカリでは販売手数料など他の手数料がかかる部分があるので、ラクマの方が総合的には手数料で有利といえます。

メルカリよりもラクマがお勧め

メルカリは利用者数でみると圧倒的にラクマよりも多く、まだまだ独走している状態と言えます。しかし、最近では新ラクマになってから販売手数料無料というメリットを全面的に押してメルカリの販売手数料10%に対抗してCMなどの宣伝を行っています。

そのため、少しずつラクマの利用者も増加しており、より利用しやすくなっていくと考えられます。

ラクマは他にも楽天銀行の利用をすることによって、一定条件を満たせば手数料が無料になるなど、より商品の売上金が利用者に入るように努力していると言えるでしょう。

また、ラクマの他のメリットとして、売上金の振込申請から入金までの日数がメルカリよりも圧倒的に早い点が利用者には喜ばれている点であり、さらに利用者を延ばす要因にもなっています。

今後は、さらに利用者が使いやすいフリマサイトになっていくと考えられます。しかし、そのためには利用者側もマナーやルールを守りながら上手に活用して行く必要があるでしょう。

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