【違反申告】チケット流通センターで通報するときに行うべきこと

チケット流通センターはチケット転売のフリマサイトとしてはかなり良心的なサイトです。

しかし、苦情がまったく出ないサイトというのはまずありません。Amazonや楽天ですら苦情が起きるのと同じで、どんなに良心的なサービスを展開していても、問題は起こります。

そのため、予備知識はどうしても必要になります。

今回は、チケット流通センターを利用するにおいて、良い評判、そうでない評判と、初めてチケット流通センターを使う人に必要な情報を含め、今回はお話いたします。今回のお話を最後まで読んでいただければ、実際の苦情の入れ方、通報の仕方や気をつけるべきことを明確に知ることができます。

ぜひ最後まで読んでください。

目次

チケット流通センターに集まる苦情

 

チケット流通センターはメルカリやラクマのようにフリマサイトに分類されていて、基本的には個人対個人でチケットの売買を行うサイトです。

チケット流通センターが中間に入って買い手と売り手の取引をスムーズにする役割を負うこともありますが、基本的には個人対個人でしっかり常識を踏まえた取引をするべきです。

しかし、中間に入って手数料が発生している以上、チケット流通センターに全く責任がないかといえば、それはありえないと思います。

お金を支払ったのにチケットが送られてこないとか、個人情報を悪用されたなどはあってはならないことではありますが、出来る限り運営側にも円滑な取引を取り計らって欲しいところです。

そこで、チケット流通センターに集まるお話で、特に気をつけるべき事柄をご紹介したいと思います。

どういうときに通報するのか?されるのか?

まず、通報するときはカスタマーサポートの連絡先を調べてメールか電話するのが一番早いです。

急ぎの場合には電話が一番です。

会員登録してから取引メッセージをすることになるのは当然ですが、サービスを利用しているうちに問題は出てきます。

「通報するほどでもない」

「通報しなければ気がすまない」

この二択のどちらに相手の人が入るかです。

では、どんな苦情・通報が多いかについてお話します。

  • 出品者との連絡がスムーズにいかない
  • 運営の管理が”ザル”である
  • キャンセル料の流れ

というものです。

よくよく調べていると、

買い手を守る運営はいるけど、売り手を守る運営がいないことに気が付きます。

具体的にそれぞれ深堀りしていきます。

出品者との連絡がスムーズにいかない

これが何より一番多い苦情・通報です。

でも、売り手に対する買い手のお話ではなく、意外と多いのが買い手に対するお話です。売り手心理としては、もちろんさっさとチケットを買ってもらって、スムーズに売買が完了したらありがたいわけです。

しかし、大体の買い手は素人なのでズルいことはしません。

でも、俗に言う「プロ」という方々は、チケット流通センターのような【売買不履行】を防止するための取り決めすらも、自分たちの利益に転換します。と、この話は「キャンセル料の流れ」の中でお話しますが、チケット流通センターの施作であるキャンセル料に対する苦情は多いです。

一度購入連絡を始めたのに、後からキャンセルが入り、チケットの販売額と同等のキャンセル料が発生することがあります。

買い手の人に何も不利益は発生していないのにです。売値からみたパーセンテージでキャンセル料は生じるべきですが、なぜか満額費用が発生するため、チケット転売業者は戦々恐々とすることがあるようです。

運営の管理が”ザル”である

高額転売は基本的には無いことになっていますが、全く無いとは言い切れないのが辛いところです。チケットキャンプ問題があった背景もあるのに、それでも高額のチケット転売があるという報告はあります。

完全に不正転売なのでチケット流通センター自体が訴えられてしまう恐れもあるため、油断せずに管理体制を強めて欲しいところです。

また、買い手の保護をしっかりするあまり、売り手が高額転売するのではなく、チケット流通センターがグルになってキャンセル料を発生させているんじゃないかという話もあるくらいです。

そして、売り手がしっかりと手はずを踏んだにも関わらず、買い手の意見だけを樹脂して、ライブに間に合わなくて遅延損害金を勝手に引かれることもあるようです。

キャンセル料の流れ

ここまでですでに何度も話に上がっていますが、キャンセル料の発生条件が偏っている印象があります。

売り手に対するキャンセル料の取り決めはあるけれど、買い手に対する違約金などの取り決めはほぼありません。

一般的な通販サイトであれば、商品が発送されてしまったあとのキャンセルなどは、個人対個人で解決するのがセオリーです。

しかし、チケット流通センターはそうではなくて、売り手がチケットを発送してしまったあとに発生したキャンセルも、なぜか買い手ではなく売り手が勝手にお金を引かれるという自体が発生しています。

こういう流れは本当に良くないと思います。

買い手は何をしても咎められない。どんなことをしても運営が守ってくれる。買い手に非があっても買い手は守られる。そういう側面のせいで、詐欺が売り手から買い手に写ってきているのだと思います。

通報するときに気をつけるべきこと

実は、通報はできるのですが、運営側のレスポンスがあまり良くないようです。

レスポンスが良くないということは、通報したとしても、欲しいときに運営から返事が来ないということです。そのため、あくまでもフリマサイトであるという自覚をもって、チケット流通センターの運営任せにせずに、自力でチケットの販売をして入金するまでの気概を持ちましょう。

「何かあっても運営が守ってくれるからいいや」

という考えでいると、足元をすくわれるかもしれません。

そこで大事なのが、売買不履行を起こさないようにするコツです。

売買不履行、直前キャンセル、運営が敵とならない事前告知

ちょっとしたマメ知識です。これらを注意して守ってさえいれば、最低最悪の事態は免れやすくなることでしょう。

買い手も売り手も人間です。

注意する点をお互いによくわかった上で取引を進めれば、問題は最小限に抑えられます。

事前告知を逃さず行う合理的”ツブし”スキル

取引は先手必勝です。

クラウドソーシングや他のフリマサイトでも使える手ですが、取引開始時と販売ページの中で、ある程度の約束事を明示します。

逃げ場のない、しかも筋の通った約束事を明示しておけば、もし運営側に管理を投げ出されても、打ち出したものがお互いに公平に明示されていれば、最悪の場合裁判などに発展してしまっても戦えます。あくまでも最悪の事態なので起こって欲しいということはないです。

しかし、自分の身は自分で守らなければなりません。

注文確定と同時に入金完了となる上に、売り手も買い手も表示したものや取引上の誤記載は許されません。

何か間違えが発覚した時点で、すぐに運営に連絡(電話連絡が最善最速)をして、修正を依頼しておくしかありません。

そこで、どのような内容で約束事を打ち出すかについてお話します。

購入確定後のキャンセルについては、チケット料を全額お支払いいただきます。
そのため、購入確定後のキャンセルには対応いたしかねます。
狙っていた席や条件じゃなかったからという理由でのキャンセルも対応いたしません。
ただし、どうしてもの場合、完全な購入ミスの場合には、チケット代金の半額をご請求するものとします。
取引方法の全体の流れについてはチケット流通センターに準拠するものですが、あくまでも購入確定後の対処としては、いかなる理由があったとしても、キャンセル、配送方法の変更、並びに各種ご依頼にはお答えいたしかねます。
購入条件と注意事項は、購入前にすべて確認することができる場所に記載しておりますため、「見えなかった」「わからなかった」「間違えた」等の理由でのキャンセルであったとしても、全額お支払いいただきます。
チケットの販売は個人対個人の取引のため、お互いの協力があるからこそスムーズな取引が実現できるものと思います。
くれぐれも読逃すことが無きよう、お願いいたします。

という文面を、売るときの「取引方法の説明欄」に追記します。

そうすると、目先の取引量は減る可能性がありますが、逆に変な依頼主は大幅に減る結果になることと思います。

予防策はどんなシーンでも有効です。

「この取引始まったらキャンセルできないよ!よく見てから購入ボタンを押してね!」

と、暗に伝えているわけです。

そうして、目先の利益ではなく、確実な取引の完遂を目標にしましょう。

チケット流通センターなどチケットフリマサイトで学ぶべきこと

転売で生計を立てている人にとっては、チケットは場所を取らないし、仮に仕入れられれば売れないことはほとんどない魔法の紙のような感覚があります。

しかし同時に、個人間取引になるのでリスクは大きく、利益を大きく求める人にはオススメできないビジネスモデルでもあります。

チケットキャンプのような実例もありますので、利益を重視してしまった結果、裁かれてしまうという最悪の事態が想定できます。

それだけは避けたいですよね。

そうであればこそ、正しい姿勢、正しい考え方で真っ当なチケット転売を行うようにしましょう。

もし良くない人と当たってしまったら、その人との取引を可能な限り早く終わらせるか、事前に注意事項を謳うなどして、売買不履行を可能な限り起こさない対策を講じましょう。

それでは以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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