中国輸入の登竜門といえば
”タオバオ”
ではないでしょうか?
小ロットからの利用も可能で
初めて中国輸入を行う方には
おすすめな仕入先となります。
しかし中国のサイトという事で
使い方が分からないというと
思っている方も多いのでは
ないのでしょうか?
そこで今回はタオバオの新規アカウント
作成方法をご紹介いたしますので
ぜひ参考にしていただければと思います!
目次
タオバオが選ばれる理由とは?タオバオの特徴
ではそもそもタオバオとは何か?
何故中国輸入初心者の方はタオバオが
おすすめなのか?
タオバオが選ばれる理由と
タオバオの特徴をお伝えしていこうと
思います。
中国一の人気と知名度
タオバオは2003年に中国最大手の
阿里巴巴(アリババ)が開設した
ショッピングサイトで今や中国一の
シェアとなっています。
アリババグループは2018年11月11日の
「独身の日」には1日で約3兆円以上の売上が
上がっています。
この数字は国内大手インターネット通販の
楽天の年間の売上に相当するので、
アリババグループがいかに人気のある
ショッピングサイトだと言うことが分かります。
そのアリババが運営する”タオバオ”なので
知名度と安全性は群を抜いています。
また中国でインターネットショッピングを開設
する場合、ICPライセンスが必要になります。
このICPライセンスは中国政府への申請が義務付け
られており、申請していないサイトは違法サイトと
みなされます。
中国で大々的に販売している会社なので
国からきちんと認められており
利用する上でも安心して使うことができます。
タオバオと天猫(Tmall)との違い
タオバオと似たようなサイト天猫(Tmall)
と言うサイトがあります。
こちらもアリババが運営する会社ですが
どちらで買うべきでしょうか?
<タオバオの特徴>
・価格が安い
・商品の種類が多い
・個人出品者が多い
<天猫(Tmall)の特徴>
・価格が高い
・出品者は企業のみ
・偽物のリスクが少ない
タオバオは個人の出品者も多いので
価格が安いと言うメリットもありますが
商品が欠品したり、色違いがあったりと
偽物を掴まされるリスクがあります。
ただし、やはり安く仕入れるには
個人の出品者から仕入れることも必要になってきます。
タオバオの具体的な登録方法
では実際にタオバオの登録方法を
ご紹介していきます。
登録に必要なもの
まず登録に必要なものを準備していきましょう!
登録には
・電話番号
・メールアドレス
の二つだけでOKです。
ただし電話番号はSMSが受けられる
電話番号が必要になってきます。
登録・新規アカウントの作成方法
登録にはまず”タオバオ”のサイトに入ってください。
アクセスしたら右上の「免费注册」
をクリックします。
なお「登录」はログインという意味なので
間違えないようにしましょう。
次に電話番号の入力です。
電話番号は日本の番号でOKです。
なお、電話番号は最初の「0」を除いた
番号で入力します。
ex)090-××××-××××→90-××××-××××
電話番号を入力したら、「验证」の
「≫」を右へスライドします。
「验证通过」と出たらOKです。
最後に「同步创建支付宝账户」にチェックを
入れたら「下一歩」をクリックします。
※「同步创建支付宝账户」は、「アリペイ」
の新規アカウントを一緒に作成しますか?
という意味です。
アリペイについては後ほど説明いたしますが
作成済みの人はチェックを外して次に進みます。
次にSMS認証です。
登録した電話番号の携帯に6桁の数字が送られてきます。
この数字を5分以内に入力しましょう。
入力が完了したら次にメールアドレスと
パスワードの設定です。
それぞれの項目は
①登录密码→パスワード
②密码确认→パスワードの再確認
③电子邮箱→メールアドレス
④设置会员名→会員名(任意)
となります。
入力が完了しましたら「提交」を
クリックします。
最後に下記の画面が出て入ればOKです。
これでタオバオの新規アカウント
登録は以上になります。
決済方法の「アリペイ」とは?
電話番号の登録の所で少し触れましたが、タオバオでは決済サービの一つに「アリペイ」というものがあります。そもそもアリペイとは何か?ここではアリペイを使うメリットやアリペイの安全性についてご紹介いたします。
中国でメジャーな決済サービス
アリペイとは店頭やネットでの
お買い物の際にQRコードを用いて
決済する「非接触型決済サービス」です。
会員登録後はモバイルアプリの
QRコードを読み込む事で
支払い手続きをすることができます。
2018年1月時点では5億2,000万人以上の
ユーザーがおり、日本でも使えるお店が
徐々に増えてきています。
アリペイが使える代表的なお店
・百貨店(東急百貨店、高島屋、など)
・コンビニ(ローソン、セブンイレブンなど)
・家電量販店(ビックカメラ、ヤマダ電機など)
・ディスカウントストア(ドン・キホーテなど)
・空港(成田国際空港、羽田空港など)
・アパレル・日用雑貨(ユニクロ、無印良品)
・旅行(JTB、日本ビューホテル)
中国人観光客の増加を見込み
2015年から導入されてたようで
中国人の方にとってはなくては
ならない決済サービスとなっています。
日本人の認知度は低いですが
日本人でも申請して審査がおりれば
使うことができるので、中国への旅行の
際には重宝しそうですね。
アリペイを使うメリット
ではこのアリペイ決済システムを
使うメリットは何でしょうか?
アリペイが5億人以上の人に使わている
理由にはやはり利用者にとってのメリットが
大きく影響しているからでしょう。
商品到着後に決済することができる
タオバオで商品を購入する際
アリペイで決済を選択することで
商品が発送されます。
商品が到着した後に、モバイルの
アリペイアプリから承認することで
アリペイに預けていた代金が店舗へ
支払われます。
これは、アリペイが
「消費者保護」の観点から、
支払いが商品到着後になっています。
購入者としても物を確認した後に
決済手続きを行えるので
届かないといった
トラブルも起きにくいです。
ほとんどの決済が手数料無料
アリペイの最大のメリットとして
店舗やネットショッピングの買い物を始め
公共料金やタクシー、航空券なども
決済手数料無料で使うことができます。
キャッシュレスの最大のデメリットである
手数料もかからないので、加盟する店舗も増え
結果使えるところが増えるので
利用者数も増えていきます。
ただし現金化する時には手数料0.1%
ほどかかるので注意が必要です。
預金サービスが充実している
また決済代行会社には珍しく
預金サービスも充実しています。
アリペイの利率はなんと銀行金利よりも
高くなっているので、使わずとも
金利分お金が増えていくので
決済に使わず預金先として利用する人も
いるとのことです。
アリペイを日本人が利用するには?
アリペイにはメリットがたくさんありますが
日本人で使うことはできるのでしょうか?
2018年11月現在アリペイを使うためには
中国国内にある銀行の口座開設が必要になるため
必要であれば中国国内の銀行で開設しましょう。
なお、日本に支店のある中国の銀行は
残念ながら日本の銀行とみなされるため
日本の支店で開設された口座は現在
使えません。
タオバオは購入代行業者を使うのがベター
タオバオでの購入は個人でも可能ですができるだけ代行業者を使った仕入れがおすすめです。もちろん手数料はかかりますが、その分期待てきる効果もあります。
代行業者を使うメリット
では代行業者を使うメリットを
見ていきましょう。
言語は日本語で対応可能
中国語は漢字なので読めそうな雰囲気
がありますが、意外と似たような文字でも
違った意味を持つことも多いです。
例えば「登録」と「登录」ですが
中国語の「登录」は「ログイン」を
意味するので、新規登録を意味する
「登録」とは別の意味になります。
こういった言葉の壁を
代行業者を使うことで
解消する事ができます。
検品もしてくれる
日本に輸出する前に代行業者が
中国国内で検品してくれるので
問題のある商品などは出品者に
返品してくれます。
届いてから返品することも可能ですが
タオバオの返品期間は1~2週間程度
なので、届く頃には返品期間が
過ぎてしまう事があります。
代行業者を使う事で
輸出前に検品してくれるので
不良品リスクを下げる事ができます。
中国輸入の代行業者を利用する際の注意点
中国輸入をする上で
代行業者選びは非常に重要
に、なってきます。
下記の注意事項はしっかりと確認
しておきましょう。
①代行業者の所在地と仕入れ店舗
中国輸入における仕入れで注意しなければ
いけないのが、その商品が中国のどこから
販売しているのか?
代行業者の所在地がどこか?
中国国内は非常に広いので、
配送元の地域と代行業者の
所在地が離れていると、
配送の時間や送料が
大きくかかっていまいます。
②商品のサイズ
代行業者によっては容積換算量で送料を
計算する場合があります。
梱包材なども含まれてくるので
事前に計算方法を
確認しておくとよいでしょう。
いかがでしたか?
タオバオの登録自体は
難しくありませんが
購入方法や決済方法など言語の壁
も、あったりと、なかなか簡単に
いきませんが、開拓できれば
間違いなく稼げる市場です。
これから中国の市場は
ますます大きくなってきます。
今のうちに小ロットからでも
仕入れて中国輸入に慣れておく事で
ライバルと大きく差別化
する事もできます。
また輸入をするのであれば
代行業者選びもしっかり吟味して
自分にあった代行業者を
選んでいきましょう。