Amazonで偽物を見つけたら?通報の仕方や出品者へのペナルティー、されないための工夫などについて紹介!

メルカリ、ヤフオク、Amazon、楽天市場などネットであらゆるものが買える時代になっているので、離島に住んでいても、海外に住んでいてもスマホやパソコンから手軽に注文できるようになっています。

配達も運送会社の努力によって当日配送や翌日配送も今や当たり前になり、ネットショッピングもより快適に利用できます。そのため直接お店に足を運ばなくても買い物が楽しめるようになりました。

しかし、その一方で偽物のブランド品やコピー商品といった詐欺に繋がるような商品も全国で出回っており、様々な所に被害が及んでいます。特に海外からはスーパーコピーブランド品を堂々と販売しているサイトもよく見かけます。

直接お店で購入したのであれば、偽物だと分かっても対応は出来ますが、ネットショッピングでは販売後に逃げられてしまったり、連絡が付かずに泣き寝入りするしかないなどの被害も多く発生しています。

信頼できるお店以外での買い物はなるべく避けたいですが、全てを調べたりすることは難しいので利用者も気を付けるようにするしかありません。

しかしそんな中、Amazonでは企業理念としてお客様を地球上で最も大切にする企業として掲げています。そのため、利用者からの通報や偽物の商品の取り締まり、出品者に対しての対応は厳しいという声が良く聞かれます。

そこで今回は、Amazonで偽物の商品を見つけた場合の対応や、出品者へのペナルティーがどのようなものなのかを紹介していきます。

目次

偽物を見つけたら?

Amazonの商品でもし偽物だと分かったり、購入した商品が偽物だった場合にどのような対応をすれば良いのか、また、出品者として利用していて他の出品者が偽物を販売していた場合も説明していきます。

Amazonの規約(一部抜粋)

先ずは、Amazonの規約で偽物の商品に関してどのように書いてあるのかを確認していきます。

正規品のみを仕入れ、販売し、出荷することは各出品者および仕入先の責任です。禁止商品には、密輸、偽造品、海賊版、違法に複製、コピー、製造された商品またはコンテンツ、および第三者の知的所有権を侵害する商品が含まれます。正規品でない商品を販売した場合、Amazonはただちに出品用アカウント(および関連のアカウント)を一時停止または閉鎖し、出品者の費用負担でフルフィルメントセンターにある正規品でない在庫を廃棄する場合があります。(Amazon偽造品の取り組みより一部抜粋)

出品者に対しては、偽物の商品を販売した場合には、厳しい措置を取るといったことを明記しています。

取引履歴を確認して保存する

それでは、もしも偽物を購入してしまった場合についてですが、最初にやるべきことは、取引の記録を保存すること
から始めます。

アマゾンへ通報する際にはなるべく取引状況の詳細が必要になってきます。やり取りしていた画像やメッセージなどのスクリーンショットを添付して送ればアマゾンも対応が早く行えます。

通報をする場所

通報をするには、Amazonの問い合わせからテクニカルサポートに連絡を入れます。メールや電話など、利用しやすい方法で連絡を入れます。違反内容と詳しい説明、出来れば画像などのデータも一緒に送ります。

注文した物が偽物だった場合には、「注文後の商品について」から該当する商品について通報を行います。チャットや電話、メールなどで対応してくれるのでいずれかの方法で連絡を入れましょう。

偽物の商品を返送する

通報をして、商品をどうすれば良いかの指示も出ると思いますが、基本的には返送して、その後に返金の手続きとなります。

こういった偽物を買わされてしまった場合に関しては、出品者が返品を拒否したとしても、Amazonが購入者に対しては補償もしっかりとしてくれるので安心しましょう。

出品者として通報する場合

次に、商品を販売している出品者としてAmazonを利用している際に、偽物の商品や権利の侵害をしているような商品を見つけて通報したい場合について説明します。

出品者は、販売用の専用アカウントがあり、そこのお問合せから通報して行きます。

違反内容を細かく明記

「Amazon出品サービス」から、「ガイドラインおよび規約違反の報告」という項目があるので、そこに出てくる専用フォームから内容を説明していきます。

商品ページのURLや、その商品がどういった違反に当たるのかを可能な限り細かく説明する必要があります。もちろん、自分の商品や販売に影響が出ている場合もその旨を伝えなければなりません。

Amazonを動かして対応してもらうには、低姿勢で丁寧な説明をすることや、画像の添付などで対応しやすくしてあげることがポイントになってきます。

対応してくれない場合もある

もちろん、明らかな違反行為や被害が出ている場合には、早急に対応してくれますが、全ての通報に対して対応してくれるわけではありません。

そういった場合に試してもらいたいことがありますが、それは、お客様として通報すると良いということです。Amazonの企業理念としてお客様第一主義を明言しているので、お客様の通報を無視することは基本的には出来ません。

お客様として丁寧に違反であると伝えて、困っているという内容を送れば、出品者として通報するよりは確実に対応してくれる可能性は高いかもしれません。

ペナルティーはあるの?

通報して違反行為が認められた場合には、出品者に対してペナルティーが課されるようになっています。主にペナルティーの種類は3つあります。

警告メールと出品削除

違反行為を通報されたり、Amazonによって違反行為の確認がされた場合、出品していた商品の販売停止や出品物の削除が行われます。その後に、出品者に対して警告メールが届きます。

出品物の削除

規約違反に当たる商品や、違反に当たる可能性のある商品はいずれも出品物の削除が行われて販売が出来なくなってしまいます。

アカウント自体は利用できますが、該当する商品が販売できなくなってしまうので、違反でないことを証明するか、その商品の出品をやめて今後も出さないようにするかになります。

警告メール

出品物の削除と同時に、アカウントに登録しているメールアドレスに警告メールが届きます。内容としては、違反物、違反内容、今後の対応についてがだいたい書かれています。

警告メールに対して書かれている内容を確認したら、改善を行い、Amazonへ改善したことを連絡して出品の再開をしたり、その他のペナルティーを受けている場合には解除をしてもらわなければなりません。

警告メールを無視していたり、改善が認められなければアカウントの停止や閉鎖といった、さらに重いペナルティーへと繋がってしまうので、迅速に対応しなけれなばりません。

アカウントの停止

通報を受けたり、Amazonに違反であると認められた場合には、内容によってアカウントの停止を受けてしまいます。偽物の商品や、違法な商品を販売して通報を受けるとアカウントの停止になることが多くあります。

アカウントが停止されてしまうと、商品を出品することや取引をすることが一切できなくなってしまいます。また、売上金も一時的に凍結されてしまい、動かすことも出来ません。

アカウント再開をするには

アカウントを再開させて出品や、その他の操作ができるようになるには、指摘された違反箇所を改善して、今後の改善計画書やお詫びの内容を添えてAmazonへメールを送ることになります。

早急に対応していけば、1、2週間程度で再開される可能性もありますが、改善が認められない場合や、対応が遅れればさらに遅くなることもあります。

アカウントの閉鎖

最も重いペナルティーとして、アカウントの閉鎖があります。アカウントが閉鎖される原因としては、禁止されている物を出品していたり、取引に重大な問題があった場合などになります。

明らかな違反で、重大な場合だとAmazonが判断した場合には、即座にアカウント閉鎖となり、連絡がメールで届きます。

アカウント再開は不可能

アカウントが閉鎖されてしまうとアカウントにログインすることは出来ず、アカウントの再開も不可能になってしまいます。

売上金も90日間は何もすることが出来ず、謝罪や改善の意思を見せたとしても再開は出来ないと言われてしまいます。同じ住所やカード情報など、再び登録することも出来ないのであきらめるしかないでしょう。

明らかに、出品者に非がない場合は解除してもらえるかもしれませんが、閉鎖された時点で明確な違反行為があったと判断されているので難しいでしょう。

通報されないための工夫とは

通報されてしまった場合に起こることや、対処法を知っておくことはとても大切です。慌てて対応を間違ってしまえばアカウントの運営に影響が出てしまいます。

通報されたり、ペナルティーをもらわないための工夫や対策は必要不可欠になってきます。

商品を出品する際の注意点

Amazonに商品を出品する際の注意点として、3つ紹介していきます。

仕入れルートと商品の情報

当然と言えばそうなのですが、商品がしっかりと正規ブランド、正規メーカーかどうかなどの情報が揃っているかが大切になります。また、その商品を仕入れる際には、仕入れ先が信頼できる店舗、または個人なのかはどうかなども重要になります。

もし通報されて、アカウントの制限を受けた際に改善書を作成するにあたって仕入れ先の情報を提供することも必要になってきます。情報が不足していたり、信用性が低い場合には問題があると認識されてしまいます。

出品の仕方

次に注意しなければならないのが、出品の仕方です。新品、中古なのかどうか、価格の設定はどうするのか、画像や説明文をどうするかなど考えなければならないことはたくさんあります。

説明文に必要ない言葉を使ったり、写真が実物と違う物を使ったりと、利用者に対して誤解を招くような出品方法は禁止しており、厳しく取り締まっています。

さらに、価格の設定も基本的には自由ですが、過剰な価格競争になるような設定にすると他の出品者に影響が出るため、こちらも禁止されています。

もし分からない場合にはサポートに問い合わせたり、他の出品者のページを参考にしながら設定を行うと良いでしょう。

取り扱う商品

特に気を付けなければならないのがカテゴリーになります。Amazonでは出品するための契約方法としていくつかの選択肢があります。どの契約方法で出品するかで、取り扱うことの出来る商品のカテゴリーが決まっています。

偽物や誤解を招くような商品、権利侵害になるような商品はもちろん禁止していますが、Amazonに出品されている商品でも、自分が取り扱うことが出来るかどうかは同じ条件ではありません。

契約する際には、取り扱うことの出来る商品のジャンルがどこまでの範囲なのかや、Amazonの許可が必要な商品、古物商などの行政の許可がないと取り扱えない商品、商標権や著作権などの問題がない商品かどうかの確認を必ず行いましょう。

購入者からの評価を大切にする

こちらも当然ですが、Amazonの企業理念でもあるお客様を大切にすることでアカウントの健全性を保つことも出来ます。

利用者との関係を良好に保つことで、評価も上がったり、コメントもプラスの内容を多く書き込んでくれます。自己配送の場合には梱包や配達日数、対応などを迅速かつ丁寧に行うことでそういったことに繋がります。

返信、返品、返金対応

特に通報されやすい原因として、返信、返品、返金対応になります。Amazonでは返信は24時間以内に行うのがルールとなっており、返品や返金にも基本的には応じるように言われています。

これらを渋ってしまったり、適当な対応をすると購入者からAmazonへクレームや通報が入ります。ペナルティーを受けることがないように、真摯に対応するようにしましょう。

利用者との関係を築く

ネットショッピングにおいて、利用者にとって顔の見えない取引は常に不安が付きまとっています。気にしない人も多いかもしれませんが、出品者も同様に利用者がどのように考えているかは気になっています。

1度きりの取引が大多数かもしれませんが、評価に対するお礼の返信や、丁寧な対応、購入者が喜ぶようなことを小さなことでも良いのでしていくことが大切です。

取引の数が多くなるとコメント評価に対する返信も放置してしまいがちですが、ホテル予約サイトやレストランガイドの口コミに対する返信をお店がしていると、しっかりと見てくれているという印象が生まれます。

そういった小さなことが次の取引に繋がり、良い関係を築いていくきっかけにもなるので、面倒がらずに1つでも多く対応していきましょう。

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