Amazon転売といえば通常は国内のAmazonで販売する事を指しますが
実は海外のAmazonで販売する事もAmazon転売の一つなのです。
少し前までオーストラリアのAmazon転売が流行っていましたが
あれもAmazon転売の一つでAmazon輸出になります。
しかし
「海外のAmazon転売は何か難しそう…」
「そもそも英語ができない…」
といった不安から、国内のAmazon転売ほど取り組んでいる人がいません。
でも実際はAmazon輸出というのはそれほど難しくなく、誰でも取り組む事ができます。
そこで今回はAmazon輸出のやり方やメリットなどを書きましたので
ぜひご参考にしていただければと思います。
目次
そもそもAmazon輸出とは何か?
Amazon輸出とは海外のAmazonで商品を販売する事です
まずAmazon輸出とは何か?という事ですが、Amazon輸出とは
日本で仕入れた商品を海外のAmazonで販売することです。
インターネットで個人で輸出が簡単にできようになりました。
国内だけでなく、世界を相手にビジネスができるので、夢が膨らみますよね。
ところが、Amazon輸出は国内で行う「せどり」などの転売と比べて、
参入するのが難しいとも言われています。
では実際Amazon輸出は難しいのか?
またAmazon輸出のメリットやデメリットについてを解説していきます。
Amazon輸出をするのに英語が喋れないとダメなの?
海外に輸出するということは、英語力が必要なのでは?と思うかもしれません。
ひと昔前までは、Amazonの管理画面は英語でして見れませんでした。
しかし今では、日本語表示に変更することができ、交渉も日本で行うことができるようになっています。
また、英語ができなくても、グーグル翻訳を使うことで解読することも可能です。
つまりAmazon輸出ではほとんど英語力がなくても始める事ができるという事です。
どういった商品を販売すれば良い?
海外で売れるものというのは何があるかというと、
なんでも売れますがやはり日本製品はオススメです。
日本の製品は高品質なので、海外でとても人気があります。
どんな商品が売れているのか一部ですがご紹介します。
【機能が優れている、コンパクトな商品】
✓富士フィルム
✓文房具(ボールペン・消しゴム)
【日本の文化を感じることができる商品】
✓折り紙
✓花札
✓たこ焼き機やたい焼き機
✓包丁
【おもちゃやホビー系の商品】
✓amiboシリーズ
✓トミカシリーズ
✓ポケモンシリーズ
✓ジブリシリーズ
✓サンリオシリーズ
上記の商品を参考に試していくのがよいでしょう。
実際にはリサーチして売れ筋を見つけることが大切です。
どこから仕入れれば良い?
Amazon輸出は、日本の商品を海外のAmazonで販売しますが、
どこで商品を仕入れるのかというと、
通常の国内仕入れ同様日本のAmazonや楽天市場、ネットショップなどから仕入れる場合、
またメーカーや卸業者から購入する場合があります。
要は普段仕入れているものを日本のAmazonで売るか?
海外のAmazonで売るか?の違いだけという事です。
Amazon輸出のメリット・デメリットは?
Amazon輸出のメリットは?
仕入れが国内転売と変わらないのであれば
日本で売っても同じではないのか?と思うかもしれませんが
Amazon輸出ならではのメリットがたくさんあります。
ライバルが少ない
みなさん日頃から感じているかもしれませんが、
国内の転売だと参入障壁が低く、価格競争が激しいというのが現状です。
一方Amazon輸出は英語など参入障壁が他の転売に比べると高いため、
競争相手が圧倒的に少ないというメリットがあります。
また国内だけで売るのと比べ、全世界のAmazonへ販売ができるのでビジネスの規模では有利です。
日本製品は人気があり少し高い値段でも売れやすい
日本製品は性能や品質が高いので海外では非常に人気があります。
その為、日本で売るよりも少し高い値段に設定しても売れやすいです。
Amazonの集客力・販売力は圧倒的で、人気商品でカートを獲得できれば、
飛ぶように商品が売れていくこともあります。
アメリカのAmazonは日本の市場の10倍と言われていますので、
売れやすさも単純に10倍になると言えますね。
消費税の還付が受けられる
国内で仕入れて、海外のAmazonで販売する場合、
商品の仕入れの段階で消費税を支払っていますよね。
この消費税ですが、仕入れた商品を使用せずにそのまま転売すると、
消費していないので税金を支払う必要がありません。
そのため、海外で販売して売上が確定したら、
その商品の仕入れる際に支払った消費税を国から返してもらえます。
これはAmazon輸出の最大のメリットです。
単純に消費税の8%の税金が戻ってくるので8%引きで仕入れができるという事です。
Amazon輸出のデメリットは?
メリットも多いですが、当然デメリットもあります。
登録方法が少し難しい
Amazon輸出では、海外のAmazonに販売用のアカウントを持つことになりますが、
初心者や英語が苦手な人にとって、この登録が第一関門になります。
登録画面は英語で記載されているので、少々難易度は高めです。
海外への送料が高い
国内での取引とは違い、海外へ商品を送る際、送料が割高になります。
販売価格や送料の設定を上手にしないと赤字を発生させてしまいます。
出品者自身で発送するのか?代行業者のサービスを利用するのか?の判断力も必要になってきます。
この辺りの仕組みを理解するのに、ある程度の時間が掛かります。
販売するものには事前に申請が必要なものが多々ある
Amazon輸出をする場合に事前に申請が必要な場合があります。
ここでは、どのようなカテゴリーの申請があるのかを見ていきましょう。
【申請が必要なカテゴリー】
・Clothing, Accessories & Luggage:服、アクセサリー、カバン
・Automotive Parts:自動車部品
・Entertainment Collectibles:コレクター向けエンタメ商品
・Gift Cards:ギフトカード
・Jewelry:ジュエリー
・Industrial & Scientific:産業・科学関係
・Sexual Wellness:アダルト
・Shoes, Handbags & Sunglasses:靴。ハンドバッグ、サングラス
・watch:時計
・Sports Collectibles:コレクター向けスポーツ用品
・Motorcycle & ATV:バイク、4輪バギー
上記の様に、申請が必要な場合がありますので
何でもかんでも売って良いというわけではないので
仕入れる前に事前に出品ができるか確認しておきましょう。
Amazon輸出に必要な手続きとは?
アカウント登録に必要な情報を準備しよう
まずアカウント登録する前に準備しておくものがあります。
ご自身のクレジットカード、携帯電話をご用意ください。
登録は単純な入力作業ですぐに完了します。
①Amazonにアクセスし「Sell on Amazon」をクリックします。
②出品形態の種類を選択する。大口出品または小口出品が選択できます。
(大量に販売する場合は大口出品が良いです)
アカウントの登録を行おう
事前に準備ができたら次にアカウント登録です。
アカウント登録には、個人情報を入力する必要があります。
全てを入力してアカウント登録を行いましょう!
【基本情報】
①氏名
②メールアドレス
③パスワード
④法人名
【登録に必要な情報】
①店舗名
②住所
③郵便番号
④国名
⑤電話番号
⑥メインカテゴリー
⑦予定販売数
⑧自社ブランドの有無
⑨クレジットカード番号
入金口座は海外の口座が必要です。
海外のAmazonで商品を販売した場合、
売上金は日本の銀行口座で受け取ることはできないようになっています。
なので海外の口座を用意する必要があります。
ここでは海外Amazonの売上金が受け取れるサービスについてご紹介していきます。
【WorldFirst】
ワールドファーストは、(WorldFirst)海外のAmazonの入金口座として普及しています。
口座の開設や管理費も無料で、電話は日本語対応なので安心ですね。
<入金までの流れ>
①アカウント登録
②海外のお客様支払い
③マーケットプレイス代金回収・支払い
④WorldFirst海外口座へ出金
⑤ご契約者様国内の銀行で受け取り
・年間維持費:0ドル
・入金受取手数料:0%
・送金手数料:0ドル
・送金方法:海外銀行からの送金
【ペイオニア】
ペイオニアは、初期費用、維持費用は無料のおすすめのサービスです。
<入金までの流れ>
①アカウント登録
②外資受取り 欧米企業かやマーケットプレイスから代金を回収
③登録銀行口座へ送金(最短1営業日)
・年間維持費:0ドル
・入金受取手数料:0%
・送金手数料:0ドル
・送金方法:国内銀行からの送金
手数料の金額などから、ご自身に合った使いやすいサービスを選びましょう!
Amazon輸出でオススメな代行業者は?
代行業者を選ぶ時のポイント
代行業者を選ぶ時は、代行サービスの条件をしっかり確認して検討することが大切です。
できるだけ、下記の条件を満たしている業者を選ぶようにしましょう!
✓月会費・送料格安の料金システム
✓Amazon輸出のノウハウが豊富
✓代行サービスが充実している
✓FBA納品スピードが早い
では次にオススメのAmazon輸出の代行業者をご紹介します。
黒船物流
海外発送・国内発送に対応しています。
出品者がFBA倉庫に保管した商品を転送してくれるサービスや、
商品を黒船倉庫に送ることで、発送してくてるサービスなど様々なプランが用意しています。
【FBA納品サービスの流れ】
・荷受け→インボイスの作成→集荷依頼→発送→発送通知→黒船倉庫→アマゾンFBA倉庫→エンドユーザー
・月会費:9,800円
・20㎏送料:755円/㎏
40㎏送料:754円/㎏
・配送日数:2~4日
海外発送7
海外発送7.COMには、「ゴールド会員」と「プラチナ会員」の2種類があります。
ご自身にピッタリのプランを選択することができます。
【FBA納品サービスの流れ】
・梱包→東京倉庫へ配送→ブラウザ登録→お任せ
・月会費:2,100円
・20㎏送料:1,464円/㎏
40㎏送料:1,070円/㎏
SAMURAI’S配送代行
SAMURAI’S配送代行は、データと荷物を送るだけで、配送をお任せすることができます。
【FBA納品サービスの流れ】
・HAKOBUNEで依頼用CSVを作成→倉庫システムにCSVをアップグレード→荷物を倉庫に送る
・入会金:無料
・月会費:3,980円
・手数料:1,000円/箱
・20㎏送料:1,206円/㎏
40㎏送料:1,206円/㎏
100㎏送料:1,206円/㎏
シュウカキ
シュウカキは、Amazon輸出ビジネスで活躍している、
Shuhei氏と柿沼たかひろ氏によって立ち上げられた代行サービスです。
「シュウカキ」はお二人の名前にちなんで付けられています。
セミナーやコンサルティングもしているので、
代行業者としてのノウハウについては問題ありませんね。
【FBA納品サービスの流れ】
・Googleスプレッドシートに商品情報を入力→シュウカキ倉庫に商品を送る
→商品到着→ 納品チェック→商品を選択して出荷指示→ラベル貼り・梱包→箱数と見積もり連絡→入金・出荷
・月会費 14,800円(税別)
・20㎏送料:592円/㎏
40㎏送料:579円/㎏
100㎏送料:505円/㎏
・配送日数:5~7日
スピアネット
スピアネットは、輸入も輸出も強いのが特徴です。
アメリカのFBA納品サービスで「お得に」「素早く」「簡単に」を実現しました。
【FBA納品サービスの流れ】
・発送元→スピアネット大阪発送センター→スピアネット東海岸倉庫→アマゾン倉庫
・月会費:無料
・手数料:1,000円/箱
・20㎏送料:1,261円/㎏
40㎏送料:1,261円/㎏
100㎏送料:1,261円/㎏
・配送日数:5~7日
ランドクリエイト
ランドクリエイトは的確な検品と迅速な納品のワンストップサービス、
最短納品など5つのポイントが強みの代行業者です。
【FBA納品サービスの流れ】
・到着荷物の代理受け取り→荷物の検品作業→商品ラベル・配送ラベルの印刷→商品ラベル
の貼り付け→商品梱包→インボイス・発送電業の作成→発送
・月会費:9,800円(税別)
・20㎏送料:735円/㎏
40㎏送料:662円/㎏
100㎏送料:631円/㎏
・配送日数:最短2日
2nd Post
日本から海外の発送サービスで120カ国以上を対応している代行業者です。
国内の転送サービスでも実績があります。
【FBA納品サービスの流れ】
・会員登録→セカンドアドレス取得→セカンドアドレス宛てに購入した商品の送付手配→
商品国内発送→商品海外発送
・会員登録:無料
・20㎏送料:1,423円/㎏
40㎏送料:1,423円/㎏
100㎏送料:1,423円/㎏
国内せどりとAmazon輸出どちらが良いの?
稼げるかどうかは結局は自分次第
では国内転売と海外の転売ではどちらが稼ぎやすいのか?
と言うと、どちらも十分に稼ぐ事は可能です。
国内転売は国内転売のメリットがありますし
海外転売は海外転売のメリットがあります。
ただ、Amazon転売をした事がない、もしくは国内転売がうまくいっていない
と言う人はまずは国内Amazonで稼げるようになってから輸出を行うのがオススメです。
国内で転売できるスキルがあれば海外で販売することはさほど難しくありません。
国内である程度稼げるようになったら輸出を行い利益を更に延していきたいですね!