転売屋はamazonでやっていけてるの?amazonの活用方法や転売のポイント、注意点を紹介!

海外ではどうかは分かりませんが、日本では転売と聞くとあまり良いイメージはないかもしれません。

理由としては、限定品やレア商品、ブランド品を買いあさって高値で売るといった行為よりも、仕入れ方で時々問題になってニュースになったり、SNSでつぶやかれたりしているからではないでしょうか。

しかし転売は商売においては基本的なことで、安く仕入れて高く売るというのは当たり前の話ではあります。今ではネットでの買い物も当たり前の時代になり、誰でも商売を始められる環境が整ってきています。

その中でも世界的に大企業であるアマゾンでは販売者としての商品の出品が出来ます。当然大手の企業や資金のある転売屋も出品していますが、個人の人でもアマゾンで転売屋をやっていけるのでしょうか。

今からでは競争率も高く、やっていけないと思うかもしれませんが、しっかりとポイントを押さえて実績を積んでいけば可能であると言えます。

そこで今回は、アマゾンでの転売をするための方法や、転売で利益を上げるための方法、ポイント、注意点などを紹介していきます。

目次

アマゾンで転売を始めるには?


アマゾンで転売を始めるには、アマゾンの出品者としての登録が必要になってきます。また、いくつかの出品方法があり、条件や規模によって変えていく必要があります。

まずはどのような方法があるのかを確認していきます。

出品者としての登録

誰もが行う最初のステップとして、アマゾンへの出品者としての登録があります。アマゾンの場合、「セラーアカウント」と呼ばれるアカウントを開設していきます。

特に特別な申請や免許は必要なく、一般の人でも簡単に登録することが出来ます。

小口出品サービス

手軽に始められる出品方法として、小口出品サービスがあります。小口契約では必要な手数料として、基本成約料と販売手数料、カテゴリーによってはカテゴリー成約料がさらに必要になります。

まず、基本成約料は1件の販売に付き100円がかかってきます。次に販売手数料がかかってきますが、カテゴリーによって割合が変わってきます。多くの商品カテゴリーは8%~15%ですが、アマゾン関連商品の中には45%になる商品もあります。

さらに、メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD)は追加でカテゴリー成約料がかかります。書籍は80円、その他は140円となるので、詳しくはアマゾンのホームページで確認するようにしてください。

大口出品サービス

もう1つの出品方法として、大口出品サービスがあります。大口契約の場合には、月額登録料である4,900円が必要となります。固定費が必要となるため、商品の売れた数に関係なく毎月の費用が掛かってしまいます。

しかし、小口契約で必要であった100円の基本成約料は必要なく、販売手数料と一部商品にかかるカテゴリー成約料のみとなります。

中古品の場合は許可が必要

ただし、中古品や整備品などの古物を取り扱うには、所管の警察署で古物許可証を発行してもらわなければ販売が出来ません。

許可には時間も費用もかかるため、取り扱いたい商品を見て許可をもらうか否かを考えた方が良いでしょう。無断で販売を行うと、アカウントの閉鎖だけでなく法律違反として罪に問われてしまうので気を付けましょう。

アマゾンのサービス

基本的な出品方法として小口契約と大口契約がありますが、さらなる利益アップを図るためのアマゾンが提供するサービスがあります。

FBA

FBAとは、フルフィルメント by Amazonの略称で、商品の保管から注文処理、配送、返品対応までをAmazonが代行するといったサービスを提供しています。

FBAを利用すると、商品の販売から配送、お客様対応までアマゾンにお任せすることが出来るので、その分の時間を他の仕入れや販路拡大につなげることが出来るのです。

また、アマゾンでの商品ページでもトップに自分の商品が表示され、さらに配送料無料になるため、購入される確率が一気に上がります。ただし、代行業務を頼むほどに手数料は多くかかってくるので、それなりにに利益が安定してきたら利用する方が良いと思います。

海外販売

これは個人での販売において、かなり勇気のいることかもしれませんが、海外での商品を販売もアマゾンのサービスを使えば可能になります。

全てをゼロから開拓するのはかなり大変なことも多いかと思いますが、アマゾンの知名度による集客力や、信頼度も大きいため、スタートから商品を売っていく可能性は高まります。手数料は大口契約同様に、月額登録料と販売手数料が必要になります。

商品によっては可能性はありますが、中国、欧米、欧州のエリアによって求められる商品が変わってくるので事前調査や計画はより大切なものとなるはずです。

商品の登録と販売

いずれかの登録によってアカウントを開設したら、実際に出品したい商品を登録していきます。FBAを利用している場合には、商品の登録が終わったらアマゾンのセンターへ商品を送ります。

FBAを利用しない場合には、購入者とのやり取りや配送作業は自分で行うことになります。どちらの方法にしても、難しい作業は特にないのですぐに慣れていくでしょう。

アマゾンにおける転売でのポイントや注意点は?


アマゾンのどの契約方法で商品を販売していくのか、どこまで利益を出したいのかによって話も大きく変わってきますが、今回はアマゾンにおける基本的な転売のポイントと注意点を紹介していきます。

小口契約について

アマゾンではいくつかの契約方法があり、一般的に利用されるものとしては小口契約と大口契約の2つに分かれます。それぞれ特徴やメリット、デメリットがあるのでしっかりと把握しておきましょう。先ずは小口契約についてです。

小口契約のメリット

小口契約は月額登録料といった固定費がかからないメリットがあるため、転売を始めたばかりの人や、安定して出品をしない人に向いています。また、販売数の量が少なくても売れた分のみの手数料になるので、焦らずにじっくりと実績を積むことも出来ます。

小口契約のデメリット

基本的にはアマゾンに登録されている商品のみ出品することが出来ます。しかし一部の商品は小口契約では販売することが出来ず、制限がかかってしまっています。大口契約にしない限りは、決められた商品のみの出品になるので注意が必要です。

また、小口契約では購入者の決済方法が変わってきます。小口契約の場合には購入者はクレジットカードしか利用することが出来ません。

つまり、クレジットカードを持っている利用者にしか自分の商品を買ってもらえず、購入してもらえるチャンスが減ってしまう可能性もあります。

小口契約のポイント

小口契約での出品では、商品を1つ1つ登録して販売していきます。大口契約と比べれば、使える機能や取り扱える商品は少ないですが、まだアマゾンの利用に慣れていない人や、じっくり少しずつ出品していきたい場合には良いでしょう。

取引の感覚がつかめれば、積極的に大口契約に切り替えて販売をした方が良いかもしれません。

大口契約について

大口契約になると、様々な制限がなくなり自由度の高い販売が可能になります。

大口契約のメリット

月に50個以上の商品が売れれば、小口契約よりもお得になります。大口契約の月額登録料は4,900円なので、1個売れるたびに100円がかかる小口契約と比較すると損益分岐点は50個になります。

地味に100円の重みはのしかかってくるので、なるべく早く大口契約に切り替えるようにしましょう。また、大口であれば購入者が利用できる決済方法が増えて利用しやすくなります。具体的には小口ではクレジットカードのみの決済方法が、大口では代引きやコンビニ支払いも追加されます。

さらに、決済方法だけでなく取り扱える商品のカテゴリーも増えていきます。出品許可は必要になりますが、時計や食品類などのいくつかのカテゴリーも出品が可能になります。購入者も出品者も購入しやすい環境の方が良いので、商品が売れる可能性は高くなります。

大口契約のデメリット

やはり固定費などの手数料がかかってくるという点です。売り上げも安定していて、実績も積めていれば固定費は気にならなくなってきますが、そうでない場合は固定費が地味にダメージと化してきます。

また、登録料の無料や割引キャンペーンを頻繁に行っており、大口契約数を増やそうとアマゾンも考えているようですが、小口契約からの切り替えでは対象外になってしまうので注意が必要です。

大口契約のポイント

大口契約では、様々なレポートやツールが利用できます。アマゾンが提供してくれる情報として、商品ごとの売上数、価格、アクセス数、購買率といったデータを受け取ることが出来ます。

転売屋としてやっていく上で、こういった詳細のレポートは必要不可欠なものになってきます。

メルカリやヤフオクも併用して収入アップ


最後に、アマゾンだけでなく他のサイトも活用する方法を紹介していきます。慣れるまではアマゾンのみでの販売でも問題ありませんが、積極的に活用することで利益額も増えていく可能性はあります。

特にフリマ、オークションで大手のメルカリとヤフオクを中心に活用すると良いでしょう。

メルカリ

メルカリは国内最大のフリマサイトとして長年多くの人に利用されています。2018年の6月には上場も行われ、さらに注目もされています。

メルカリの魅力はやはり利用者数の多さではないでしょうか。若い人を中心に毎日多くの商品が出品されており、取引の手軽さから人気を集めています。

メルカリのメリット

メルカリの特徴でもあり、メリットとしては若い人が多く利用しているという点です。20代だけでなく中高生などの10代も多く利用しているので、商品のジャンルによってはアマゾンよりも簡単に売れることが可能です。

また、値下げ交渉も活発に行われているため、本来の売り値よりも値下げされてしまう可能性はありますが、その分積極的に購入してくれる人も多いので回転率は確実に上がるはずです。

ヤフオク

ヤフオクは長年多くの人に利用されているオークションサイトです。1円から出品されている商品やレアものなどの商品が数多くあり、楽しみながら商品を落札できるサイトになります。

ヤフオクの特徴としては、若い人だけでなく幅広い層の人が利用しているので、幅広いジャンルの商品が売れています。

ヤフオクのメリット

メルカリとは違い、最低価格を設定して値段がどんどん吊り上がっていき、最後に最高価格の人が落札できる仕組みとなっています。

即決価格にして、出品したときの値段で購入者がいれば取引が成立する出品方法もあります。特に希少価値の高い商品は高値で売れていくので、メルカリやアマゾンで売られている値段よりも高くなる場合も多くあります。

注意点

ただし、メルカリもヤフオクも出品するにあたって注意が必要です。アマゾンと併用して出品する場合には、商品の在庫状況が大切になってきます。

アマゾンのFBAを利用していたり、1つの商品を同時に出品していたりする場合には、説明文で並行販売で在庫状況が変わる可能性があるような内容を明記しておかなければなりません。

そういった内容を明記しないで同時に購入者が現れた場合、トラブルの原因となり、アカウント閉鎖やその他のペナルティーの対象になってしまいます。転売において、アカウントが使えずに出品が出来ないことが最も避けたいことでもあります。

また、サイトによって規約があるので違反行為とならないようこまめなチェックも怠らないようにしましょう。

自分のルール作りを心掛ける


商売の基本でもあり、転売でも大切な事は、自分のルールをしっかりと決めて守りながら販売を行うことです。

勢いに任せたり、何でも手を出しすぎて、リスクを大きくするのではなく、自分が出来る範囲がどこまでなのかをしっかりと定めて運営していくことで悪くなった時の被害を最小限にすることも出来ます。

計画を立てるためには、販売するサイトの基本的な知識や規約などの細かい部分まで網羅していることが重要です。規約なども改定することがよくあるので、こまめにお知らせをチェックして、情報収集を常に心がけましょう。

計画も修正しながら利益を出せるようにして、継続して転売が行えるようにしていきましょう。

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