メルカリは、スマホ1台あれば、いつでもどこでも気軽に参加できるフリーマーケットとして20代~30代の若い世代から圧倒的な支持を受けて、日本最大級のフリマアプリとなりました。ユーザー数が他のアプリと比べても多く、出品数・売買数も盛んに行われています。
そんな中、商品を出品したけれど「全く売れない」「いいね!が付かない」など、悩んでいる人もいます。
今回は、メルカリで売れない原因を徹底的に解明していきます。売れるようにするには、どんな方法が良いのか?ポイントを絞って見て行きましょう!
目次
メルカリで売れない理由はココにあり
フリマアプリで圧倒的な利用者数を誇るメルカリ。売れない理由なんてないんです。
売り方に何か理由があります。まずは、その原因を解明していきましょう!
写真の撮り方
商品写真がわかりにくくなっていませんか?メルカリは写真が命なんです。
購入者がスマホで商品一覧をチェックする時は、商品画像と価格しか表示されません。そこで、思わずチェックしてみたくなる写真を1枚目に載せておく必要があります。写真は全部で4枚アップできるので、いかに印象強い写真にするかが大切です。
【写真撮影のポイント】
■インパクト重視で目を引く写真を撮る。
・メルカリでは、4枚の写真をアップできます。その中で一番重要なのが、はじめに表示される1枚目の写真です。他の出品者の写真に埋もれないように、インパクトのある写真を撮るように心掛けましょう。効果的な加工も必要ですね!
■キズも隠さないで撮る。
・商品にキズがある場合は、隠さずに写しておくことが大事です。キレイな所だけアピールして売れた場合、後でクレームになることも考えられます。キズや汚れは、たとえ僅かであっても、ありのままを見せるようにしましょう。
■タグを見せて安心させる。
・特にファッション系のアイテムは、ブランドで選ぶ人も多くいます。「タグ」を撮影した写真を掲載することで、「本物」であることを見せましょう。そうすることで購入者に安心感を与えます。
■使用シーンがイメージできる写真を撮る。
・ファッション系や雑貨など、実際に使用しているイメージの写真を掲載すると、買った後のことを想像できるので、購入意欲をアップすることができます。
商品説明文の書き方
説明文は、「見やすさ」が大事です。極端に短い説明や、ダラダラと長い説明になっていませんか?説明は、箇条書きを使うなど、必要最低限で見やすい文章を意識して書きましょう。
【悪い商品説明】
■長文がぎっしり
・文章内に改行がなく、ダラダラと長い文章だと、読みにくい上、どこに何がかいてあるのか分かりにくいものです。実際の文章がスマホでどのように表示されるのかを確認しながら、相手が読みやすいすっきりした文章構成にしましょう。
■商品説明を適当に書いている
・商品状況を適当に書いていると、後々トラブルに繋がります。中古商品なら「中古」と必ず書くようにしましょう。説明文や商品の仕様などは、メーカーのホームページにも掲載されていますので、参考にして正確な情報を書くようにすることが大事です。
■堅苦しい文章
・情報はキチンと書くことが重要ですが、堅苦しい文章だと逆に読みにくい印象を与えてしまいます。丁寧で読みやすい文章を意識して書きましょう。
【良い商品説明文のポイント】
■改行を使って見やすく
・読む人が見やすいように、レイアウト構成を工夫しましょう。適度な改行や空白を上手に使ってすっきりとした文章構成にするのが効果的です。ポイントを伝える時は、箇条書きも読みやすくなるコツです。
■親しみやすい文章
・メルカリでは、フランクなやり取りが許されているのも特徴のひとつです。商品説明の中で、顔文字を使うなど親しみやすい文章を心掛けましょう。
■キズや欠点まで伝える
・中古で出品する場合、良いことばかり書いてある説明は怪しく思われたりします。もし、キズや欠点がある場合はきちんと書いておきましょう。
価格設定
メルカリ出品では、相場感が大事です。売れている他の出品者と同じような商品を出しても、相場が間違っていると、売れる物も売れません。
出品者側としては、少しでも高く売って利益を得たいと考えますが、相場を無視すると売れませんので注意しましょう。
その他の気を付けるべきポイント
売れない理由の代表的な内容を解説しました。ここでは、その他の売れない理由について見ていきます。
【売れない理由】
■出品時間が適切でない。
・売れにくい時間に出品している可能性があります。
■そもそも需要が無い。
・他の出品者もあまり出品していないような商品は、需要がなく、目に留まる確率も下がります。
■商品カテゴリーの選定が悪い。
・メルカリでは、「主婦向け」「社会人向け」の商品が多く出品されています。アイテムのカテゴリー選定が適切でない場合だと、目に留まりにくい可能性が高いです。
メルカリで売るために必要なポイント
さて、ここまでメルカリで売れない理由について見てきました。修正するべきポイントは見えてきたでしょうか?売れないと悩んでいる人は、なぜ売れないのか?どこが悪いのか?を書き出してみると良いでしょう。
その項目に沿って、一つずつ修正していくことで、購入者の目に留まる率はグッと高まります。
次に、メルカリで売るために必要なポイントについて解説していきます。
売れる写真の撮り方
購入者が思わずクリックしたくなる、購買意欲を掻き立てる写真を撮りましょう。
【売れる写真の撮り方 ポイント①】
■太陽の自然光で撮る!
・商品の写真は、蛍光灯の光ではなく、太陽の光で撮影するようにしましょう。
それにより、商品の色味がナチュラルに写すことができます。
【売れる写真の撮り方 ポイント②】
■商品によって背景を変える!
・商品写真っぽく、きれいに撮影するなら、背景色は「白」がおすすめです。
高級感を出すのなら「黒系」が適しています。どちらにしても、背景には生活感が出ないようにしましょう。できれば、色のついた画用紙や包装紙などで背景を統一するのが良いです。背景を確保することができない場合は、自宅の壁紙などを利用しましょう。
【売れる写真の撮り方 ポイント③】
■写真は効果的に加工する!
・商品の写真は、キレイな写真に越したことはないですが、わざわざ一眼レフカメラで撮る必要はありません。スマホで撮影して、明るさ調整やコントラスト調整など、必要最小限の加工でも十分キレイな写真を撮ることができます。
売れる商品説明文の書き方
商品説明文は、相手にアイテムの魅力を伝える大事な項目です。ページを見た人が写真の次に注目します。ここが適当だと、購買意欲が下がってしまうので、詳しく書くようにしましょう。
【売れる商品説明文の書き方 ポイント①】
■必要最低限の説明をする
・商品の説明は、「色」「素材」「重さ」「定価」など、その商品を細かく丁寧に書くようにします。他にもメーカー、品番、状態、傷の有無、服ならサイズや着丈もあるとよいでしょう。
【売れる商品説明文の書き方 ポイント②】
■使えるシチュエーションを書く
・他の出品者の商品と差別化するために、個人的な感想やコーディネートなどを書くとようでしょう。具体的な利用シーンを伝えることで、商品に対するイメージをより明確になるので、試してみましょう。
上手な価格設定の仕方
【上手な価格設定の仕方 ポイント①】
■相場を意識する!
・他の出品者が、大体いくらぐらいで販売しているのか調べましょう。相場を無視するのはNGです。相場は、メルカリで売り切れになっている商品を調べたり、aucfanでヤフオクの落札相場をリサーチしましょう。
写真や説明がしっかりしていれば、他の出品者より先に売れる可能性が高くなります。
【上手な価格設定の仕方 ポイント②】
■付加価値を付けよう!
・相場より高く売りたい場合は、「おまけ」を付けることで、他の出品者と差別化をはかりましょう。
【上手な価格設定の仕方 ポイント③】
■商品価格は「送料込み」が基本!
・値付けをするときは、「送料込み」の金額で出品するほうが、圧倒的に売れやすいので、実践するようにしましょう。
その他のポイントの解決策
【需要がない場合】
■メルカリ利用者に反応が薄くても、ヤフオクでは需要がある場合があります。
「いいね!」が少ない、「いいね!」がたくさん付いているけど売れない。という時は、ヤフオクでの出品も検討しましょう。
【出品時間が適切でない場合】
■メルカリでは、商品が売れやすい時間と売れにくい時間があります。
・平日の12時のお昼休みは、スマホをチェックする人が多いので狙い目です。社会人向けの商品は売れやすい傾向があります。
・平日の17時から22時は、仕事終わりの時間なので狙い目です。
【商品カテゴリーが適切でない場合】
■商品に合った適切なカテゴリーに出品する。
・商品に合った適切なカテゴリーに出品しましょう。また、定期的なメンテナンスとして、出品してから時間が経過しているものは、値下げして再出品をしてみましょう。
メルカリで売れなかった場合
どうしてもメルカリで、注目されず売れなかった場合、他のサイトで販売することも考えましょう。ここでは、ヤフオク・ラクマなど、他の方法について見ていきましょう。
処分するつもりでヤフオク出品。以外と高値になるかもしれません。
■メルカリで、反応が薄い場合は、aucfanで相場を調べて出品したり、ヤフオクで1円から出品して様子をみましょう。
ニッチなジャンルに需要あり。ラクマに出品
■ラクマは手数料安いので、その分価格を落として出品してみましょう。購入者の年齢層や商品の需要によっては、手元に戻ってくるお金が増える可能性もあります。
嗜好品であれば専門店に買い取ってもらうのも
■楽器やカメラ、骨董品などは、メルカリなどで売るより専門店に買い取ってもらった方が高値になる可能性もあります。出品の手間もかからないので、効率よく売ることができます。
メルカリで売れないのではなく、商品の見せ方がすべて
いかがでしたでしょうか?今回は、メルカリで原因と、売れるようにするポイントについて徹底解説してきました。
メルカリなどのフリマは、お互いの顔が見えないやり取りになります。実店舗で売上をたくさん上げている店員さんのように、商品の見せ方やアピールポイントの説明などで、お客さんの購買意欲をくすぐってあげましょう。
コツをつかめば、これまで売れなかった商品も驚くように売れるようになります。数をこなせばポイントが分かってきますので、今回の記事でご紹介した内容を意識して、一つ一つ丁寧に出品していきましょう!