家電転売の記事では、主に家電の仕入れ方や、おススメジャンル、仕入れて店舗等について、詳しく解説させて頂きます。
特に転売初心者の方は、家電商品をどこで仕入れたら良いのか分からないと思います。
ちなみに家電転売とは別の言い方で「家電せどり」という言葉があるくらい、昔から仕入れ商材として優秀なジャンルです。
今回は家電を転売するための3つのコツと、家電の中でもおすすめな特におすすめなカテゴリー10選をご紹介したいと思います。
✓当記事で学べるポイント
・家電の仕入れ方がわかります。
・家電の転売方法がわかります。
・簡単に仕入先がわかります
目次
家電は転売初心者に超おすすめ!
転売を初めたての方や、仕入れに困っている人におすすめしたいのが”家電”です。
家電をおすすめしているのには、いくつか理由があります。
先に書いておくと
✓在庫処分が多い
✓仕入先が多い
✓他販路で需要がある
ということです。
では、詳しい解説は以下になります。
在庫処分されやすい
家電の場合、毎年新しい型にモデルチェンジされる事がよくあります。
通常、新しいモデルが出た場合、店頭に新モデルを並べたいと考えるので、旧型の商品は在庫処分という形で安く売りだされます。
在庫処分になっている商品は、このようなPOPが貼られています。
在庫処分が頻繁に行われる家電の場合、それだけ仕入れできるチャンスがあるので初心者の方でも参入しやすくなります。
仕入先が多い
家電を扱っているお店と聞いて思い浮かべるショップといえば…
そうです、家電量販店ですね!
例えば下記のようなお店があります。
・ヤマダ電機
・ビックカメラ
・コジマ
・ソフマップ
・ヨドバシカメラ
・エディオン
・ノジマ
ただし、家電だからと言って必ずしも家電量販店だけが扱っているわけではありません。
その他にも
・ドン・キホーテ
・ホームセンター
・百貨店やデパート
・コストコ
・ハードオフ
・イオン
・ケーヨーデーツー
などがあります。
つまり全国どこにいても家電の仕入先には困る事はほとんど無いという事です。
また近くに同じ店舗があれば同じ商品をその店舗でも仕入れができるので、仕入先が多いのは大きなメリットになります。
✓仕入れ先が圧倒的に多い
Amazon以外でもバンバン売れる
転売先としてメジャーなのがAmazonですが家電の場合、Amazon以外でもバンバン売れていきます。
下記はメルカリの画像ですが、新品・中古どちらも安定して売れています。
基本的に、Amazonに対してフリマやヤフオクなどは相場が安い傾向にあるので、購入者からしたら安く買えるメルカリなどから買います。
また家電は人気商品も多くかなり高回転で売れていきます。
在庫リスクとしては他のジャンルに比べて低いので資金が少ない人にとってもおすすめなジャンルです。
家電転売は稼ぎやすいが、もちろんデメリットもあります…
もちろん家電にもデメリットはあります。
ただし、デメリットをクリアできれば仕入れ商材としては非常に優秀なので、なんとか乗り越えていきたい所です。
先にまとめると
✓リサーチに時間がかかりやすい
✓値崩れリスクがある
✓単価はやや高め
✓出品許可が必要
以下に、詳細を書かさせて頂きます。
商品数が多すぎてリサーチに時間がかかる
家電量販店に行った事がある人は分かると思いますが、家電製品はとにかく商品数が多いです!
端から端までリサーチしていたら、とても1日ではリサーチしきれません。
ただ、逆に商品数が多いという事はそれだけ需要があり、利益商品が数多く眠っているので時間をかけてリサーチをする価値はあります。
✓時間がある人向きのジャンルです
全国展開しているお店で仕入れると値崩れの可能性も…
ヤマダ電機やビックカメラなど、全国展開しているお店の場合全店で共通の価格に設定している可能性があります。
つまり、値下げされた商品は全国のせどらーが仕入れる可能性が高く、一時的に値崩れを起こす場合があります。
特に気をつけたいのが、大々的に広告をした商品です。
全国のせどらーが最も目につきやすいセールなどは、基本的に仕入れてもほぼ値崩れするので、仕入れてはいけません。
反対に隠れたセールや店舗独自の値付けを行なっている場合は値崩れの可能性が低く、安定して利益を上げることができます。
単価が高い
回転も良く、仕入先もたくさんある家電ですが、初心者の方にネックになるのが仕入れ単価が高い点です。
(先程、初心者の方におススメと言いましたが資本力がある人には向いているという意味で解釈してください。)
仕入れ値が数百円というのはあまりなく、ほとんどが数千円〜数万円です。
ただし、単価が高いという事はそれだけ利幅が生まれやすいという事です。
例えば、
仕入価格:1,000円
販売価格:2,000円
利幅:1,000円
の、商品と
仕入価格:10,000円
販売価格:20,000円
利幅:10,000円
どちらの商品を仕入れますか?
利益率が同じなので当然利幅の大きいものを仕入れますよね?
単価が高いという事は必ずしもデメリットになるわけではありません。ただし売れなかった時の在庫リスクが大きいのは単価の高い商品になるので注意が必要です。
✓自信の資本力に応じて仕入れを行いましょう
出品許可が必要なメーカーもある
Amazonで販売する場合、商品によっては出品するのに申請をして出品許可を得なければいけません。
例えば下記の画像をご覧ください。
これが結構厄介で、メーカーや卸から仕入れた請求書を提出しなければならず、また、提出しても必ずしも審査に通るわけではありません。
特に出店してから間もない新規の方は、ほとんどの商品で許可申請が必要になるケースがあるので、仕入れる前に事前に確認しておきましょう。
✓事前に出品できるか確認しましょう
家電の転売するなら知っておきたい4つの事
家電の転売をする上でこれだけは知っておきたいことをまとめましたのでご覧ください。
基本的な事なのでサラッと抑えておきましょう!
ここでも先に書いておくと
✓廃盤商品は要チェック
✓人気メーカーはおさえておく
✓決算時期は覚えておくこと
上記3点になります。
それでは詳しく解説させて頂きます。
廃盤商品は必ずチェックしよう!
家電の転売でまず抑えておきたいのが廃盤商品です。
新モデルが出たものなどは廃盤商品になり、価格は大幅に下がります。
通常商品でプレミアになっている商品を狙うのは少々難易度が高いので、初心者の方はまず、廃盤商品を狙っていきましょう。
お店によっては廃盤商品などに特別な印をつけたり、特定の場所に置いたりと、お店ごとの特徴を抑えると廃盤商品を狙いやすくなります。
人気のあるメーカーは絶対に覚えておこう!
家電製品で利益の出やすい商品は、ほとんどが有名なメーカーの商品です。
有名メーカーの一覧↓
購入者の立場に立って考えて欲しいのですが、無名なメーカーの安い商品より、多少高くても有名なメーカーの商品の方が安心しますよね?
ですので、リサーチしていて聞いた事ないメーカーの商品があった場合、ほとんど無視しても大丈夫です。
✓有名どころはいつも経済の中心ということ
ショップの決算時期
家電量販店である時期になると大々的にセールを行います。
それが「決算期」です。
決算期になると企業は売上を上げたいので普段の価格より安くなります。
また決算期は値引き交渉をしやすくなります。
企業によっては半期に一度、または年に1回などタイミングや回数は異なるので、下調べをしておきましょう!
家電の中でも稼ぎやすいカテゴリー10選!
次に家電製品の中でも、稼ぎやすいカテゴリーをご紹介いたします!
回転が良く、利益の出やすいものばかりなのでぜひ覚えておきましょう!
プリンタ
プリンタは家電仕入れの中でもオススメなカテゴリーの一つです。
プレ値になってもバンバン売れていくので在庫処分になっていたら要チェックです。
また関連商品で、インクも仕入れ対象になります。
リサイクルショップなどで期限の切れたインクが投げ売りされている事があるので、高利益が狙えます。
(期限切れはAmazonで販売できません)
ルーター
ルーターも実はめちゃめちゃ売れます。
ルーターは比較的ライバルが少なく安定して売れる商材です。
ただし、ルーターはAmazonでは「パソコン周辺機器」の「アクセサリー商品」に分類されるので、販売手数用は8%ではなく、10%になります。
利益計算だけは間違えないようにしましょう。
✓ルーターは手数料10%
レコーダー&プレーヤー
レコーダーやプレーヤーは年中通して売れるので、在庫処分になっていたら積極的にリサーチしていきましょう。
また単価が高いものも多いですが、比較的サイズがコンパクトなので保管もしやすいです。
美顔器
健康や美容関連の家電というのは通年売れる商材なので縦積みしやすいカテゴリーになります。
またセールなどでは価格が下がりやすいので仕入れもしやすくなります。
ただし販売手数料が15%(ホーム&キッチン)でそれなりの価格差がないと仕入れが難しいです。
✓ホーム系の商品は手数料15%
カメラ
カメラ最大のメリットは販売手数料が8%になる事です。
単価の高いものも多いですが、手数料が低いので仕入れやすくなります。
ただしAmazonでは、すり替え詐欺などもあるので、シリアルナンバーなど事前に控えておくことをオススメします。
✓すり替え詐欺防止の為、シリアルを控えておくこと
シェーバー
シェーバーも年中通して回転よく売れていきます。
ただし高単価な物が多いので、あまり在庫として残さず早めに売りきりましょう。
またシェーバーの替え刃は消耗品ので非常によく売れます。
関連商品もきちんとリサーチしていきましょう!
ドライヤー
ドライヤーはこれでもかってぐらい売れます。
特にPanasonicなどの人気メーカーになると、ランキング3桁でカート価格に合わせたらすぐに売れていきます。
ただし、Amazon本体が販売していることも多く、あらかじめ値下がりを覚悟した方が良いです。
電子辞書
電子辞書などは入学シーズンになると売れてきます。
比較的種類も少なく前頭リサーチしてもそれほど時間はかからないので、値下がりしていたら要チェックです。
✓入卒業シーズンだけチェックしましょう
ドライブレコーダー
意外に売れるのがドライブレコーダーです。
最近では、ドライブ中のトラブルも多くなってきて何かあった時の証拠として使う方が多いようです。
ただし、サイズの大きいものが多く、FBA手数料が高くなるのがネックです。
電動歯ブラシ
電動歯ブラシも季節関係なく通年売れる商品です。
印象としては中国人の方がたくさん買っていくイメージで、一気に複数買ってくれる事もあります。
また替え刃は消耗品なので、回転が良いのでついでにリサーチしてみると良いですね。
家電の転売はどのタイミングで行うのが良い?
正直家電の仕入れ時期でおすすめな時期というのは特にありません。
というのも、通年売れるものが多くいつでも仕入れができるからです。
強いて言えば、やはり決算時期やセールのタイミングが最も仕入れがしやすいと言えるでしょう。
あとは開店セールや閉店セールです。
特に閉店セールは投げ売りされていることが多いので、ガッツリ仕入れができます。
✓決算時期が一番良い
✓閉店セールは最高にうまい
家電を安く仕入れるコツとは?
最後に家電製品を安く仕入れる方法をご紹介いたします。
調べたけど、利益が出なかった、もしくは薄利になってしまう…
といった場合でも安く仕入れるコツを知っておくと、仕入れができる可能性があるので覚えておきましょう!
値引き交渉を行う
店舗仕入れでまずやるべきことが”値引き交渉”です。
初心者の方で多いのが、値札の金額が全てだと思い込んでしまうことです。
家電の場合、店舗や担当者、商品によって違いますが、大量買いをする時に交渉をする事で値引いてくれる所があります。
言うのはタダなので、まずは何も考えずに値引き交渉を行ってみましょう!
ただしあまりにもしつこくしたり、お店の迷惑になるような事だけは辞めましょうね。
クーポンやポイントをフルに使う
多くのお店でクーポンやポイント制度を導入しています。
例えばヤマダ電機の割引券などは、メルカリやヤフオクで安く買うことができます。
3,000円分が1,980円で買えるので、割引率は30%以上です。
30%引きと考えると仕入れもグッとやりやすくなります。
店員と仲良くなる
同じ店舗で仕入れをしていると、店員と仲良くなって向こうから提案をして来ることがあります。
お店も売上を上げたいので、大量に購入してくれる人に優遇してくれるようになります。
値引き交渉はもちろん、多店舗から取り寄せなどもしてくれるので、店員と仲良くなって悪いことはほとんどありません。
最初は難しいかもしれませんが、普段からあいさつなどしていると、そのうち仲良くなれますよ。
✓店員さんを味方につけよう
✓割引クーポンを併用しましょう
いかがでしたでしょうか?
家電の仕入れは比較的難易度は低めで仕入れやすい印象です。
私も転売を始めた当初は家電製品ばかりを仕入れていました。
仕入れが難しいと感じている人は、まず家電の仕入れをしてみてはいかがでしょうか?
家電は商品数も多く、仕入先も豊富なので、粘り強くリサーチをしていれば必ず仕入れができるようになりますよ!