せどりで起業はできるのか。独立を考えた時に気を付ける3つのポイント。

副業元年とも言われている2018年。ライバル参入を前に既にせどりで成果を出している方は多いと思います。このまま副業として続けていくべきか、それともせどりを本業とするべきか。収入が増え意識はひとつ上のステージにあるのではないでしょうか。

サラリーマンだと1年に1回の昇給ですが、せどりは頑張れば頑張るだけ売上が上がる。本業で拘束されている時間をせどりに当てれば売上はもっと増えるんじゃないだろうか。当初は副業で始めたせどりがいつのまにか本業の給料を超えてしまう。

そんなことが珍しくない今、「せどりで起業」にスポットを当ててみました。

せどりで起業はできるのか。

先に答えを言いますが、もちろん可能です。一概にせどり・転売と言っても「安く買って高く売る」というスタイルは商売の基本です。近所の八百屋も家電量販店も安く買っては高く売っていますので本質的には同じです。

利益を出すということが目的であればれっきとした事業です。胸を張って起業して下さい。

起業の仕方

【起業=ハードルが高い】というイメージをもつ方がいらっしゃいますが実はとても簡単で、個人事業主として起業する場合は管轄の税務署に開業届を出すだけです。

株式会社や合同会社など法人を設立する場合は書類を作成して手続きをする必要がありますので、少し手間はかかりますが1~2週間もあれば設立可能です。資本金の決まりはないので1円から法人の設立は可能ですが、現実的ではないので資本金1円はやめておくのが無難です。

副業でも開業届の提出は必要?

副業でももちろん開業届の提出は必要です。自分の不用品を販売(処分)して得られる程度の利益であれば開業届を出す必要はありませんが、規模が大きくなり商売として営業している場合は開業届を出しましょう。

個人事業主?法人?

売上にもよりますが、まずは個人事業主としてスタートするのが一般的です。なぜかと言いますと、開業してから2年間は原則として消費税の納税義務が免除されます。つまり個人事業として2年間、その後個人事業を廃業して法人成りすればさらに2年間非課税期間が得られ、最大4年間の非課税となります。

消費税は年間売上高1000万を超えると納税義務が発生します。年間売上高1000万というのは意外とすぐに超えてしまう数字です。そこにかかってくる消費税額というと、けっこうな金額となってきますので、できるものであれば避けたいですよね。

従業員は必要?

独立して売上が上がっていくと自分一人ではしんどくなってくる時期が必ず来ます。そういった場合、すぐ従業員を雇うよりまずは業務の外注化をはかってみましょう。仕入れリサーチ代行、購入代行、納品代行、経理代行等いろいろ外注化が可能です。

外注さんはクラウドワークスやランサーズなどを利用するとスムーズに見つかります。

自分の事務所がある方はバイトに来てもらうなども有効です。バイトさんが仕事を覚えて順当に売上が上がっていけば従業員を雇うことも考えるといいかもしれません。バイトさんであれば事務所で一気に仕事を処理できるのでコストが下がるのと、コミュニケーションも取りやすいので、スキルアップにも繋がります。

自分でできる仕事はどんどん人に任せていって、経営者は自分にしかできない仕事をやるようにしていきしょう!売上も比例して伸びていきます。

専業せどらーとして気をつけるポイント

せどらーで起業するのであれば、サラリーマンの時のように安定的な給料が入るわけではありません。会社が守ってくれることもなく全て自分の責任になってきます。せどりで起業したけど売上が下がったでは話にならないので、

そんな、せどりで起業をする時の気をつけるべきポイントをまとめてみました。

売上・利益などの収入面

一番肝心な売上・利益の面ですが、人によって多少の上下はあると思いますが、回転率の良い商材で売上500万、利益100万を基準に独立を意識すればよいと思います。物販は帳簿上は利益が出ていても、現金がなくて支払いができない「黒字倒産」という事態が発生する場合があります。

黒字倒産を避けるためにも、不良在庫を減らして商品の回転率を上げて、キャッシュフローを意識していきましょう。キャッシュフローさえよければ支払いに困ることはないので、まずは回転率。これを意識して売上を立てていってください。

500万売上、100万利益を安定的に出せるようになれば極端に仕入れを増やしたり、在庫の大半を回転率の悪い商材でまとめたりしない限りは破綻することはまずないと思います。

仕入れ・経費・固定費などの支出面

まずキャッシュフローを重要視して仕入れを意識していきます。そして人件費や家賃などの固定費はできるだけ抑えましょう。

大きな利益を出せている場合は、利益を貯め込むのではなく、次の投資にまわして売上を上げる工夫をしていけばいいと思います。自己投資や仕入れを増やすなどして経費を使っていけば確定申告時の納税額を抑えることも可能です。

自分の管理

健康第一というように、自分の管理はしっかりとしましょう。健康管理を怠ってしまうとメンタル面で弊害が出てきたり、最悪仕入れができなくなった場合、売上にもろに影響が出てきます。

外注さんやバイトさん、仕組みが構築されていればメールなどの指示で売上も立ちますが、自分一人のマンパワーで頑張っている場合はまず自分の健康状態を損なわないように気を付けましょう。

せどりで独立。メリットとデメリット

せどりで安定した売上が出せるようになり独立した時のメリットとデメリットはどういったものがあるのでしょうか。

せどりで独立(個人事業主)した時のメリット

個人事業主としてせどりで独立した時のメリットは以下のような例があります。

・仕入れに自由に行ける

・時間的拘束がなくなる

・自宅が事務所の場合、家賃や光熱費の一部を経費化出来る

・車で仕入れに行っている場合、ガソリン代や車のローンも経費に出来る

・FBAを利用していれば、海外でも仕事を出来る

・せどりからメーカーや卸仕入れの上流仕入れにシフトしやすい

せどりで独立(個人事業主)をした時のデメリット

逆にデメリットもあります。

・売上を伸ばすには資金もたくさんいる

・経費を計上しすぎて確定申告時、利益が出ていないように申告してしまうとお金を借りにくくなる

・全て自分で管理することになるので、しっかりと分析して行動する必要がある

もちろんデメリットを解決する案もあります。

・資金問題→融資を受ける

・経費問題→税理士を入れて節税。お金を守る。

・管理問題→外注さんを積極的に使い仕組み化(組織化)

せどりで独立後、法人設立のメリット・デメリット

せどりで順調に稼いで独立後、法人を立ち上げたいと思う時が来るかもしれません。法人設立といったら難しく聞こえますが、意外と簡単に出来ます。もちろんせどりで法人設立も可能です。法人設立のメリットとデメリットを説明していきます。

法人設立のメリット

大きく分けて信用面と節税面に分かれます。

まず信用面のメリットですがせどりからの脱却がとてもしやすく、卸会社やメーカーとの契約も個人事業主より法人の方が断然通りやすくなります。上流仕入れが出来るので売上の安定化に繋げやすいです。

また、法人のみ契約可能という会社も少なくなく、そういったところで他のセラーとの差別化が可能です。

節税面でのメリットですが、自分が社長となって会社から役員報酬をもらうという形となりますので報酬は経費となります。また、家族を役員にすることも可能で、家族への役員報酬も経費として計上できます。

他にも個人事業主と法人では税率が変わってきます。所得が少ないうちは個人事業主の方が税率が低いですが、年間所得が800万を超えてくると法人の方にメリットが出てきますので、その点知っていると法人設立のタイミングを把握も出来るようになります。

法人設立のデメリット

メリットに比べデメリットは費用的なことが多くなってきます。法人設立費用(資本金、登記費用など)、税理士報酬が個人事業主より高い、社会保険費用、古物商を法人名義で再取得、等費用がかかってきますのでその点をしっかりと考えて法人設立を考えて下さい。

結論ベストな独立方法は

せどりとは一人で始めることが出来て、即金性もよく再現性の高いビジネスです。ただ、せどりで一人で500万の売上をずっとキープするということは正直難しいと思います。出来ないことはないですが、マンパワーではかなりの労働量となってきます。

そこで、独立を考えるタイミングは500万の売上が出た時、それからは自分の労働を他の人にやってもらう仕組みを作っていく。そして500万の売上を容易に作っていける仕組みが完成したタイミング、もしくは完成が見えたタイミングがいいのかなと思います。

たとえば、リサーチ・仕入れ・納品は外注もしくはバイトに依頼する。経理面は税理士に依頼する。資金面は銀行に担当を付けてもらう。そういったことでお金はかかりますが、作業時間をお金で買うことでより大きな利益を生み出すことが可能です。

組織を作り、自分が舵取りを行い、作業は人に任せる。そういった仕組みが完成すれば独立しても時間的余裕、精神的余裕ができ、経営もうまくいきます。またそういったチームは法人設立した際はもっと重要になってきますので、

自分でできることは人に任せる。自分にしか出来ないことを探す。そういった思考が目覚めた時こそ独立するタイミングだと思います。

 

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