誰でも転売はできる!?転売のコツや注意点とは

芸能人や人気youtuberの私物やサイン入りの物など、メルカリやヤフオクなどのサイトでよく見かけることがあります。

人気の人であれば高額な値段になることもあり、偽物かどうかは別問題として、そういったサイトではあらゆるものが出品されています。

もちろん、日用品や家電、創作物など毎日膨大な量の物が出品されており、見るだけでも楽しいかもしません。しかし、これだけの物をどんな人が出品しているのかは気になる所です。

サイトによって、利用している年齢層は変わってきますが、メルカリでは比較的若い人が多く利用しており、ヤフオクではメルカリよりも年齢層が高い傾向になります。

売買の仕方も違うため、使い分けて出品する人も多くいますが、出品している人は高校生から社会人まで幅広い人が利用しています。つまり、誰でも出品が可能であり、物の売買を行っていると言えます。

そこで、今回は転売をする方法や、売れるためのコツなど基本的なことを紹介していきます。

目次

転売を始めるための準備

転売をすること自体は基本的には違法ではありません。取り扱う物によっては許可や申請といった手続きが必要な物もあります。もちろん、転売でなくても違法な物は当然売買をしてはいけません。

しっかりと事前準備や下調べをすれば、問題なく転売を始めることが出来るので心配は必要ありません。

サイトやアプリ

まず、転売を始めるには売るためのプラットフォームがなければなりません。昔であれば、店舗を構えて商品を売買する方法しかありませんでした。

しかし、今ではネット環境が整備されていればお店を持つ必要もなく、どこでも誰でも商品を売買することが可能になっています。特に最近ではメルカリやヤフオク、ラクマが人気となっています。

メルカリ

メルカリは国内最大のフリマアプリとして、若い人を中心にいまでも人気となっています。特にメルカリは分かりやすい出品方法や、手数料を武器に成長を続けています。

登録者数も多いため、商品の売れるスピードも早い特徴があります。毎日膨大な量の商品が出品されており、見ているだけでも楽しめてしまいます。また、値段交渉も盛んにおこなわれており、安く商品が手に入る可能性もあります。

ヤフオク

ヤフオクは、メルカリとは売買する方法が違い、オークション形式が基本になります。即決価格といった、決まった値段での売買も可能ですが、レアな商品は特にヤフオクで高額になる場合もあります。

値段交渉は基本的にありませんが、購入希望者が少なければ良い商品が安く手に入る可能性もあります。

ラクマ

ラクマは、楽天が運営しているフリマアプリで最近リニューアルしてメルカリに対抗しています。手数料の安さで言えばラクマの方が良いですが、利用者数や条件によってはメルカリよりも高くなってしまう可能性もあります。

ラクマだけで利用している人は少なく、多くの人はメルカリと併用して売っているようです。しかし、人気の商品であれば、ラクマでもすぐに売れてしまうので、商品によって使い分ければ使えるアプリと言えます。

登録に必要な情報

いずれのアプリを利用するには必要な情報を登録しなければなりません。どのアプリでもメールアドレスや銀行口座などが必要になり、アプリによって違うという事はほとんどありません。

以下のものを準備して、商品を出品できるようにしていきましょう。

スマホ

先ず転売を行うために必要な道具としてスマホがあります。もちろんパソコンでも同様の作業は可能ですが、持ち運びができるという点ではスマホの方が良いと言えます。

特に、機種やサイズといった部分は気にしなくても大丈夫ですが、使い慣れているものが一番良いでしょう。ネットが利用できるように、プランやWi-Fiの環境も確認しておきましょう。

メールアドレス、ニックネーム、パスワード

メルカリのアプリをダウンロードしたら、登録を行っていきます。まず必要になるのはメールアドレス、ニックネーム、パスワードになります。

ニックネームとパスワードに関しては、他の人が利用しておらず、分かりやすいのを登録すると良いでしょう。パスワードはなるべく他の人に悪用されないよう、考えて登録するようにしなければなりません。

メールアドレスは、無料メールがいくつも作れるのでフリマ、オークションアプリ用のアドレスを用意して登録するのが良いと言えます。

電話番号

電話番号は、1つのアカウントを登録するのに1つ必要になってきます。何かしらの理由で別にアカウントを作ろうとしたり、再登録をしようとしても同じものは使えません。

不正な番号を使わずに、きちんとした番号を使うようにしましょう。登録するとSMSで確認が行われるので、指示に従って登録を進めていきます。

銀行口座

商品を売買して、振込を行う際に必要になるのが銀行口座です。基本的に、都市銀行や地方銀行、一部のネット銀行は問題なく利用できます。ただし、アカウントの本人と銀行口座の名義が一致していることが条件です。

中学生などの未成年が、保護者の口座を使うことも出来ますが、他人の口座を使う事は出来ないので注意が必要です。電話番号同様に、1つのアカウントに1つの口座しか使えないので、複数アカウントへの利用は不可能です。

商品を売るためのコツ

アプリの登録が一通り完了したら、次に実際に商品を出品して売買をしていきます。どんな商品を売るかは人それぞれ考えもあると思います。最初は、私物で使わなくなった物や、自宅にある物を売って経験値を高めるのが良いかもしれません。

また、メルカリ、ヤフオク、ラクマによっても利用者の年齢層や、ターゲットは同じではないため、慣れてきたらアプリによって違いを出して工夫を凝らす必要も出てくるかと思います。

今回は、そのアプリでも共通して言える、商品を売るためのコツをいくつか紹介していきます。

情報をしっかりと出す

フリマサイトを使って商品を売買する時には、商品の情報をしっかりと購入者に伝える必要があります。必要な情報を隠したり、嘘をついて販売すれば、トラブルや罪に問われたりする可能性も出てきます。

特に中古品を扱う場合には、誤解のないように様々な形で情報を伝えるように気を付けていきます。

写真

先ず商品の情報を伝える手段として写真があります。レアな商品を除いては、同じような商品を他の出品者も出品していることは当たり前で、その中から自分の商品を選んでもらわなければなりません。

特に中の物を出品する際には、商品の状態はとても重要なポイントになってきます。また、トラブルの原因にもなりやすいため、傷や変色といった部分があればしっかりと明示しなければなりません。

写真を撮るポイントとしては、大きすぎず小さすぎずに指定のサイズに収めることです。遠すぎると、一覧に表示された時に何の写真なのかが分からずに、購入してくれる可能性も低くなってしまいます。

また中古品であれば、傷の部分をしっかりと写真で示すことで、トラブルにも巻き込まれる心配が減ります。

タイトルと説明文

タイトルは写真と同様、検索画面に表示される重要な情報になります。タイトルで何の商品がどのような状態なのかを一目で理解してもらう必要があります。

長すぎず、短すぎず必要な情報を過不足なくタイトルに入れられるように工夫していきましょう。アプリによって字数制限が違うため、それぞれ確認してから作るようにしましょう。

説明文は、写真やタイトルで足りなかった情報をここで詳しく伝えていきます。関係のない言葉は規約違反になるので使わないよう気を付けましょう。

値段

値段は、非常に最初は難しいと感じるかもしれません。新品なのか、中古なのかでも、値段は大きく変わったり、中古品も状態によって考えなければなりません。

また、それぞれのアプリでは手数料がかかるため、それらを含めてマイナスにならないように、また、自分の希望する利益が出せるように考えなければなりません。

評価

購入希望者とのやり取りや、商品の売買に関して、最後に購入者から評価を受けるようになっています。アカウントの評価は非常に重要で、評価の悪い取引を行っているとアカウントの利用が出来なくなることもあります。

嫌がらせや、不当な評価は運営に通報して対応してもらいますが、基本的には取引は丁寧に行って良好なアカウント維持に努めましょう。

梱包

評価にもつながりますが、梱包は意外と難しい作業の1つと言えます。商品によって緩衝材や箱の大きさ、種類も考えなければなりません。

送料も意外にかかってしまうので、なるべく安く済ませたいところです。しかし、サイズを気にするあまり梱包が雑になってしまい、商品の破損といったトラブルにも繋がってしまいます。

慣れるまでは難しいかもしれませんが、丁寧に、必要なだけ行えるように経験を積んでいきましょう。

真似する

これらの作業は、実はベテランの出品者を真似することで上達を早めることが出来ます。写真の撮り方やタイトル、説明文の書き方、実際に購入する機会があれば梱包や対応の仕方など全てが勉強になるはずです。

評価の高い出品者を中心に、評価の高いポイントなどを学んで自分の出品時に役立てるようにしていきましょう。

転売でやってはならないこと

転売を行う際にいくつか注意しなければならない点があります。ほとんどの商品は問題なく売買が出来ますが、中には判断の難しい物や、意外にも違法になってしまう物も存在します。

知らなかったというのは言い訳にはならず、ペナルティーとしてアカウントの利用制限や強制退会といった措置もあるので、そうならないためにも知識として知っておく必要があります。

違法になる場合

薬物や銃器など、誰もが理解しているような違法な物は当然ながら出品することも購入することも出来ません。罪にも問われてしまうため、絶対に関わることのないように気を付けましょう。

しかし、国によって合法であったり、日常で使用する物でも権利侵害として出品が出来ない物もあったりします。なかなか判断の難しい物をいくつか見ていきます。

条例、法律違反

グレーゾーンの物もありますが、特に最近ではスーパーコピーブランド品が出回っています。ブランド品に近い作りだったり、外見も良く見ないと分からなかったりする物もあります。

日本では、基本的に売買は違法になり、私用だとしても購入は出来ません。しかし、購入サイトが堂々とあったりするので違法だと知らずに転売したりする人もいるかもしれません。

また、動植物も国によって国際条例違反となります。はく製や植物の種子、象牙など、様々なケースが考えられますが、不安な場合には運営や警察に相談をして取り扱うようにしましょう。

権利侵害

判断の難しい物の場合として、権利侵害の有無になります。例えば、有名メーカーの海外限定モデルシューズを海外旅行の際に購入して、日本で販売しようとすると権利侵害になってしまうという事があります。

特に注意したいのは、日本で販売されていないという場合と、日本で販売されていても特定の会社が取り扱っている場合になります。しっかりと出品前にチェックしておきましょう。

データやサービス

ゲームのデータや、何かしらのサービスを提供するといった出品です。ゲームのアカウントの譲渡や、データを売るために個人情報を他人に教える行為は違反となります。

最近はオンラインゲームが主流となっているため、個人情報と結びついているゲームが多くなっています。これらを売ったり、譲ったりすることは出来ないので特にゲームをしている人は注意が必要です。

また、家事代行や何でも屋といったサービスを売ることも出来ません。トラブルの原因にもなってしまうので、売買は絶対に行わないようにしましょう。

真似ることで学ぶ

転売を始めてみると、様々な問題に直面したり、慣れずにトラブルになってしまうこともあるかもしれません。しかし、最初は誰でも初心者で、経験を積みながらベテランになっていっています。

とにかく慣れるまでは数を多くこなして、ベテランの方のページや出品に関する情報を参考にしながら自分も出品していくのが最も早い成長へと繋がります。

しかし、真似するだけでは生き残っていけないため、少しずつ購入者に喜んでもらえるようなちょっとした工夫や差が必要になってくるはずです。

一言書いたカードを商品と一緒に添えたり、迅速な対応をするなど、ちょっとした差で今後の転売が上手くいくかが決まっていくので、そういった心遣いを持つようにしていきましょう。

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