中国個人輸入ビジネスは利益率が極めて高く、うまく行えば大きな儲けが出る可能性も少なくありません。
しかし「外国から商品を輸入したこともない」という人がほとんどではありませんか?
何もわからない状態でビジネスを始めてしまうと、「損失だけが出て終了」という可能性も・・・。
当記事では中国個人輸入ビジネスの始め方を易しく教えます。
そもそも個人輸入系のビジネス自体は難しいものではありません。
海外から安く仕入れて、日本で販売して利益を得る、ということだけですから。
当記事を読めば、中国個人輸入ビジネスがスムーズに始められます。
難しく考えず肩の力を抜いて読んでくれたら幸いです。
目次
中国個人輸入ビジネスの方法を決める
まずはどのような方法でビジネスを始めるか決めましょう。
そもそも中国個人輸入ビジネスには3つの方法があります。
その中から自分が行いたい方法を選ぶのです。
もちろん成功しやすい方法もあれば失敗しやすい方法もあります。
こちらでは3つの方法を解説します。
まずは「どのような方法があるのか」程度だけでも理解しておけばOKです。
輸入代行業者を利用する
もっともオーソドックスな方法です。
日本語で対応してくれる輸入代行業者を利用すれば、英語ができかったとしても中国語が出来なかったとしても問題はありません。
代行業者では「アリババ」や「タオバオ」などの商品をリサーチでき、仕入れを代行してくれます。
業者によっては日本に発送していなかったとしても、代行業者が仕入れてくれ、発送も責任を持ってやってくれるので問題ありません。
中には検品をしてくれ粗悪品を弾いてくれるようなサービスを実施しているところもあるのです。
一方で代行手数料がかかってしまうのがネックです。
代行手数料に関しては業者によって異なっており、購入価格の4%から10%に設定されていることが多いですよ。
中国人の知り合いに仲介してもらう
中国人に知り合いがいるのであれば、その人に仕入れて貰う方法もあります。
手数料を渡して行ってもらうこともできるわけですが、いくつかの問題があることも確かです。
相手が責任を持ってやってくれれば良いのですが、仕事としておこなっているわけではないので途中でやめてしまうかもしれません。
あまりおすすめの方法とは言えないのです。
ちなみにこちらの方法を採用したくて中国人の知り合いがいない場合には、中国の掲示板で求人を出す方法もあります。
しかし中国語が出来なければ難しいので、かなり難易度が高い方法、といっても過言ではありません。
自分で現地に行き仕入れる
自ら中国へ渡航し商品を購入。そのまま商品を持ち帰って国内で販売する、といった方法です。
確実な仕入れ方法であり、自分の目で見て購入できるので粗悪品を掴まされる可能性は低くなります。
しかし旅費にかかるコストが馬鹿になりません。
仮にこちらの方法で利益を出そうとすると、かなりの大量仕入れをしなければならないケースも出てきてしまいます。
売れればよいですが、売れなければ高額な損失が出てしまう恐れもあるので要注意です。
また荷物が多くなってしまうと持ちが帰るのも難しくなってしまいます。
時間もコストもかかる方法なので、
「本格的に中国個人輸入ビジネスを行いたい」
という方にはおすすめできない方法です。
中国個人輸入ビジネスに必要なものを準備する
中国個人輸入ビジネスの3つの方法をお伝えしました。
どの方法をするか利用するかにもよりますが、
こちらでは最もおすすめな輸入代行業者を利用する、
と仮定して必要になるものを紹介します
準備をしないままビジネスを始めてしまうと、スタートダッシュが出来ない可能性もあります。
利益が出るのに時間がかかる恐れもあるので、こちらに紹介したものは開始前に全て整えておきましょう!
ネット環境・パソコン・メールアドレス
中国個人輸入ビジネスは基本的にネットビジネスとなるのでネット環境はなくてはならないものです。
商品のリサーチも注文や販売もすべての作業はネットを介して行うことになります。
スマホでもできると思っている人もいるかも知れませんが、
パソコンを用意しておきましょう。
商品画像の作成であるとか様々な編集を行うこともあるからです。
基本的にはPhotoshopを使うことが多くなると思います。
ある程度のスペックを持ったパソコンのほうがサクサク作業できるので快適ですよ。
ネット回線に関してはどこでも構いません。
最近ではどの回線もスピードが早いですからね。
もちろんちょっとしたやり取りに関してはスマホでも対応できます。
購入者とのやり取りなどをすぐにできるようにするために、スマホを持ち歩く必要もあるでしょう。
メールアドレスは必須です。
出品用のアカウントの作成に必要であったり代行業者とのやり取りに利用するからです。
プライベートなアドレスではなく、ビジネス専用のアドレスを作っておきましょう。
フリーメールアドレスで構いません。
ネットバンクの口座
各種支払いであるとか売上の受け取りに必要です。
ネットバンクであると、リアルタイムでの送金などもできるのでビジネスチャンスを逃しにくい、といったメリットもあります。
ちなみにヤフオクについては提携しているジャパンネット銀行が狙い目ですよ。
クレジットカード
Amazonの出品者用アカウントの作成時であったり、ちょっとした経費の支払いであったりに活躍してくれます。
ただ中国個人輸入の仕入れ時にクレジトットカードを使うことは稀です。
仕入れ時の支払いには基本的に銀行振込みを利用することになりますよ。
出品アカウントを作成する
中国個人輸入ビジネスに必要なアイテムも全て揃ったのであれば、いよいよ本格的な準備に入ります。
商品を仕入れても売るところがなければ儲けは出ませんよね。
こちらでは
・メルカリ
・Amazon
・ヤフオク
の出品アカウントの作成方法をお伝えします。
最初は一つのアカウントしか作成しない人がほとんどだとは思いますが、
大きなビジネス展開を考えている人は最終的には3つのサイトのアカウントを作成することになると思います。
3つのアカウントの作成方法を頭に入れておきましょう!
メルカリの場合
メルカリの公式ページより新規会員登録を行ってください。
スマホからの登録も可能であり、
アイフォンである場合にはAppleダウンロード、
アンドロイド携帯である場合にはAndoroidダウンロードを利用しましょう。
本人情報などを入力し、認証を行います。
認証についてはSMS(ショートメール)でおこなわれます。
SMSに認証番号が記載されているはずなので、確認の画面で入力してくださいね
Amazonの場合
Amazonのアカウント登録については2つの種類があります。
・大口
・小口
お小遣い稼ぎ程度を狙っているのであれば「小口」で構いません。
しかしビジネスとして中国個人輸入を行おうと思っているのであれば、迷うことなく「大口」を選んでくださいね。
ちなみに小口ではオリジナル商品の出品は不可とされています。
Amazonの購入者用のアカウントがあるのであれば、「既存のサインイン情報を使う」を選択しましょう。
簡単に登録できますよ。
クレジットカード登録も必要になります。
月間登録料や販売手数料の引き落としに利用されるからです。
銀行口座の登録も行います。
プライバシーポリシーの設定も行います。
プライバシーポリシーに関してはテンプレートがネット上に探せばあるので、そちらを利用してください。
ヤフオクの場合
ヤフオクに出品者として参加するためにはYahoo!プレミアム会員の登録が必須です。
さらに
・Yahoo!JAPAN IDの登録
・Yahoo!ウォレットの登録
以上の2つの登録もしなければなりません。
まずはYahoo!JAPAN IDの登録を行いう、次にYahoo!ウォレットの登録を実施します。
最後にYahoo!プレミアム会員登録を実施して、モバイル確認か本人確認を実施して終了です。
仕入先を決め代行業者を決定する
出品先も決定したらいよいよ仕入先を決めることになります。
中国輸入と言っても、仕入先は多数あります。
有名なところで言えば「タオバオ」や「アリババ」があるでしょう。
他にも「天猫」や「アリエクスプレス」なども有名です。
それぞれのサイトをチェックしてみて品揃えなど確認してみてください。
仕入れたい商品がたくさんあるところ選んでくださいね。
仕入先が決まったら、その仕入先に対応した代行業者を探します。
仕入先から直接仕入れたいと思っている人もいるかも知れませんが、中には日本への輸出に消極的なショップもあります。
代行業者を利用すれば、日本への輸入を代行してくれるので安心ですよ。
代行業者選びは慎重に行ってください。業者によって対応が随分と異なるケースも珍しくないからです。
日本へ荷物が届くまでにかかる時間であるとか、手数料などにも違いがあります。
よって比較をしてから選んでくださいね。
もちろん一つの代行業者に絞らなければならないわけではありません。
慣れてきたら複数の業者を使いこなしてみましょう。
必要なものを集め手順を踏めば中国転売ビジネスに簡単に参入できる!
中国個人輸入ビジネスでは代行業者を利用するのがおすすめです。
紛らわしい手間なども代行してくれるので、スムーズにビジネスがおこなえるようになるからです。
ビジネスに必要なアイテムも事前に確認しておきましょう。
インターネット環境やパソコン、メールアドレスにネットバンク口座などは用意しておきたいところです。
出品先のアカウントの作成も忘れないでください。
Amazonやメルカリ、そしてヤフオクなどのアカウントを作成しておきましょう。
最初から複数のアカウントを作ってもOKですよ。
最後に仕入先と代行業者選びを行います。
代行業者選びはどこから仕入れるのかでも異なってくるので注意してくださいね。
中国個人輸入ビジネスでは準備が大事なことがわかったはずです。
失敗しないためにも、必要なものを用意し手順をしっかりと踏んで個人輸入ビジネスに参加しましょう。