中国輸入転売をしてみたいけど、どの商品を仕入れていいかわからない・・・
最初はそんな悩みに当たると思います。
国内での仕入れであればまだしも、海外の仕入れを自分の感覚で仕入れるのは危険過ぎます。
そういった悩みを少しでも解消できるよう、今回は中国輸入する商品で売れる商品と売れない商品、さらには売ってはいけない商品も紹介させていただきます。
目次
中国輸入で売れる商品の調べ方
中国輸入を始めるにあたって、その商品点数は数え切れないほどあります。
中国に実際に買い付けに行っても、言葉の壁や売れる商品と売れない商品の判断ができない、製品の品質基準などがわからないため、費用ばかりかかって実際に稼げるかどうかもわかりません。
そんな多くの方に共通する悩みが
✓どうやって中国輸入を始めればよいか?
✓どういった商品が売れているのか?
まずはネットを使って実際にリサーチしてみましょう。
今回はAmazonを使ってリサーチしていきます。
「興味があるもの」ではなく「売れているもの」を探す
リサーチをしているとどうしても自分の好きなものや興味があるものを探してしまう傾向にあります。
これはそのジャンルに置いて、人より知識があるので自分が売れると思った商品は絶対売れるだろう。という思い込みが発生してしまうからです。
もちろんそれで実際に売れる商品にヒットする場合もありますが、毎回売れる商品に当たる可能性はかなり低いです。
なぜなら、商品を買うのはお客さんであって、その商品にニーズがあるかどうかはお客さんが決めることなのです。
ですので商品リサーチする時は、主観は捨てて、第三者目線、もしくはデータを取って商品を選定するようにしましょう。
カテゴリーを絞る
中国輸入をする上でまずカテゴリーを絞ってみましょう。
その方が効率がよくなります。
小さなカテゴリーより大きなカテゴリーから徐々に絞っていく方法をおすすめします。
Amazonのトップページの「カテゴリー」タブから調べることができます。
ノーブランド品で調べる
ある程度カテゴリーを絞ったら、検索窓に「ノーブランド」と入力して調べます。今回は「パソコン・周辺機器」カテゴリーに絞ってリサーチをしました。
すると下記のように【ノーブランド品】というタイトルで商品が出てきます。
こういった【ノーブランド品】といったものは、ほぼ中国輸入の商品になります。
まずはノーブランド品のリサーチ(価格推移や回転率)をリサーチして売れている商品、売れていない商品を選別していくのが良策だと思います。
リサーチはもちろんモノレートで行いますがモノレートの使い方に関しては以下の記事を参考にして下さい。
あとは売れている商品をGoogleスプレッドシートなどでリスト化していきます。
・カテゴリー
・商品名
・画像
・モノレートURL
・価格
・仕入れ先URL(後述します)
あたりをまとめておくとわかりやすいと思います。
中国輸入でおすすめしない商品
中国輸入やその他海外から輸入を行う場合、かんたんに輸入できる商品もあれば、輸入するにあたってクリアしないといけないことがある商品があります。
そういった輸入するのが難しい商品に取り組むのは資金面や知識面、時間的な労力がかかりますので最初はオススメしません。
ご自分の仕入れ見込みリストに入れないようにしてください。
そもそも輸入できない商品
まずはどうやっても仕入れができない商品です。
✓麻薬・覚せい剤
✓拳銃・爆発物・火薬類
✓化学兵器に関する物質
✓偽造貨幣
✓児童ポルノ
✓公序良俗に反する物品
✓原産国を偽った表示がされているもの
✓またはその誤解を生じさせるもの
拳銃・爆発物・火薬類は特別な許可を取れば輸入は出来ますが、専門的なことになり、物販で売りたいから仕入れる。といった理由は通じませんのでやめておきましょう。
✓上記の仕入れはしないこと!
食品関係・食器・赤ちゃん関連商品
食品関係・食器・赤ちゃん関連商品の輸入は出来なくもないですが、食品衛生法絡みで輸入手続きが難しくなります。
あまり初心者向けとは言えないので、オススメはしません。
本気で「その商品を輸入して売るんだ!!」っていう意気込みがない限りはやめておきましょう。ちなみに赤ちゃん関連商品も食品衛生法絡みです。赤ちゃんは口に物を入れるので、食品ではないですが、口に入れても害がないものの必要があります。
✓ベビー用品は食品衛生法!
化粧品関連商品
化粧品は肌に直接付けるものなので、こちらは薬事法が絡んできます。
髪に付けるオイルやシャンプーなども薬事法絡みで輸入をする場合、ひと手間かかるようになります。ロットも大きいジャンルなので、初心者は避けて通った方が無難です。
✓化粧品は薬事に関わるので要検査!
電波を発する商品
電波を発する商品の場合、技適マークというものが必要になってきます。
こちらのマークです。
Wi-fiやBluetoothなどの電波を発する商品は技適マークがないと販売してはいけません。
取得することもできますが、費用や手間がかかり大がかりな仕入れとなってしまうので初心者の方はオススメしません。
電源を必要とする商品
コンセントにさす必要のある商品はPSEマークというものが必要になってきます。
アダプターが付属している場合はアダプターにPSEマークが付いていないとだめです。
技適マーク同様PSEマークがない場合、やめておきましょう。
✓技適、PSEはしっかり確認しましょう!
中国輸入で売れる商品を実際に仕入れてみよう
それでは実際に仕入れを行いたい場合はどうすればよいか。
中国のモールから仕入れを行うわけですが、自分自身で中国のモールで仕入れをしようとするとそれ自体が難しく、参入障壁が高くなってしまいます。
その中国輸入をどうやって行うかをこれから解説していきます。
リサーチした商品を中国のモールで調べる
記事の最初に挙げた商品を参考に調べてみましょう。
今回はアリババというサイトで調べてみました。
アリババは画像検索が出来るので、
カメラマークにAmazonの画像を入れて検索します。
実際に検索してみると一番上に同じものが出てきました。
気になる価格は、
本日のレートで1元=16.7円くらいですので商品原価は2252円、Amazonとの差額は約1,250円になります。
中国から日本への送料、Amazonで売れた時の送料、手数料がかかってきますので、ある程度数を増やして(500個以上で商品原価が1,837円)仕入れたら利益出るかな。って感じですね。
✓このとうりリサーチすることが大事です!
代行会社を使って仕入れてみよう
商品が見つかって後は仕入れるだけ。
という状態になれば、次は中国輸入代行会社を使って実際に仕入れてみましょう。
中国輸入代行会社を利用すると
✓FBA納品が代行できる
✓検品してくれる
✓OEMを高品質でできる
✓日本語サポートが可能
✓専門のアドバイザーがつく
✓現地仕入れのアテンド
など全て代行してくれますので使うことをオススメします。
オススメの代行業者を紹介した記事もありますので、ぜひチェックしてみて下さい。
仕入れを行うオススメのモール
中国輸入をする際、仕入れ先となる大きなモールがあります。
大きなモールは信頼度が高いので、最初はそういったところから仕入れることをお勧めします。
中国輸入では下記のモールが有名です。
✓アリババ(Alibaba)阿里巴巴
BtoB色強めのECサイト
✓天猫(Tmall)
アリババグループのBtoC色強めのECサイト
✓タオバオ(Taobao)淘宝網
アリババグループのCtoC色強めECのサイト
全てアリババグループですが、やはり中国から仕入れを行う場合、アリババグループを外すことはできません。
まずは代行業者を使いアリババで中国輸入に慣れていきましょう。仕入れる場合、まずはテスト仕入れで3個ほど代行会社経由で発注をかけます。
そしてその3個を自分の目で見て、工場の品質を確認します。
これは大量発注する前に品質面で問題がないかをチェックする方法で、まずは3個で品質を確認する。問題なければ数量を増やして発注する。
1個じゃなく3個というのには理由があり、1個だと工場が意図的に品質の良いサンプルを送ってくることがあるからです。
2個だと偶然良いものが2個届いたという場合もあります。ですので3個。
問題がなければそのまま売れる商品なので、余裕があれば5個くらい買ってもいいかもしれません。
✓3個ルールは徹底しましょう!
売れる商品なら実際に販売をしてみる
代行会社経由で仕入れが完了したらまずは自宅に商品を転送して検品を行います。
検品後、いよいよ販売となりますが、販売方法はモールによって異なりますので、売り方のポイントを掴んでおきましょう!
それではおすすめのモールと販売方法を紹介していきます。
Amazonに出品
AmazonでのOEM販売は競合が多く、中国人セラーも多数います。
ライバルが多く強い分、難しいと思いがちですが、ライバルを出し抜いて一度ヒットすると、爆発的に売れることもあります。
潜在値は非常に高いのとモールが大きい分、差別化や販売戦略が大事になってきます。
ヤフオクに出品
ヤフオクにはAmazonとは別のニーズがあります。
ヤフオクの落札相場や入札件数をよく調べて、リサーチしましょう。
ヤフオクの場合は評価数や出品点数を見られるので、アカウントを強くしておくことをオススメします。
ファンが付いてくれたら安定的な売上も期待できますので、いい評価をもらえるよう、意識しながら出品するのがオススメです。
✓ヤフオクはストアにファンをつけていこう!
フリマアプリに出品
フリマアプリはスピード感のあるモールなので、ターゲットを絞ってトレンド商品を取り扱うのが良いと思います。
出品カテゴリーをある程度絞ってラインナップを揃えれば、ファンが増えて客単価を上げることが可能です。
ただ、フリマアプリは業者NGのことが多いので出品点数を増やし過ぎたり、仕事感を出さないようにしましょう。
✓業者NGなので、不用品の範囲内で売りましょう!
つまり、中国輸入で売れる商品を徹底的にリサーチしよう!
中国輸入に限らず「リサーチをする」ということはとても大事なことです。
まずは売れないもの、売りにくいものを探すより、ライバルがいても「売れるもの」「売れているもの」に絞ってより徹底的にリサーチすることで勝利への道が見えてきます。
中国輸入転売でもお客さんの声(レビュー)を徹底的にリサーチしてそれをOEMに生かしたり、商品登録のページの作り方もリサーチをすればライバルより良いページを作ることは可能です。
そういったリサーチした結果見えてくるもので差別化することによりライバルの商品より自分の商品の訴求力を上げることが可能となるでしょう。