フリマアプリといえば、把握しきらないほどある商品数と見込み客の人数です。とりあえずある程度の金額で何かを出品しておけば、気がつけば売れてるから大丈夫!という認識すら広まってしまうほど、メディア戦略を大々的に打たれています。
週刊誌やテレビCM、ウェブ広告などで見かけない日はもはや無いんじゃないか?と思えるほどに、生活に浸透しています。
運動公園や駅前に集まってみんなで出品して「フリマ」をやっていたときと、ネットで「フリマアプリ」を使っている感覚は、もはや似て非なるものと言えるでしょう。
こちらのブログではさまざまな転売手法を発信していますが、その中でもフリマアプリについては、前面に押し出して紹介しています。
しかし、Amazonやヤフオクで商品を買うのとほぼ同じ感覚に対し、フリマではやっとこメルカリあたりが広がって来ているくらい「公園や駅前でやるのがフリマ」という感覚があるといえます。
そんなフリマアプリの代表格のラクマについて、今回新しい情報が入っていますのでご紹介いたします。
その情報とは、、、
手数料についてです。
一度取引をしたことがある人であれば、フリマアプリに関する手数料があるのはほぼ常識ですが、ビジネスではく、「売って少しでも小遣いになればいいや」という感覚の人がフリマアプリを使うと、思ったよりも収入にならないぞ?という人がいるようです。
そうしたなかで、2017年の年末ごろのタイミングに決済時の手数料について変更がありましたのでシェアいたします。
目次
昔のラクマと今のフリルの手数料について
2018年以前の手数料について
以前は本田翼さんがイメージキャラクターを務めていたラクマですが、その当時は「無料で取引」がキャッチコピーでもありました。実際に売上にかかる手数料は基本ゼロ円。メルカリなど他のフリマアプリに比べれば相当な金額が手元に残る計算になります。
では、どんなところを収益源としてラクマは運営していたのか?それは、ラクマ内のものだけでいうと、売上金の振込時のみの手数料でした。その中でもクレジットカードでのお買い物については、当時は無料でしたが、2018年になってからは上がり、「あんしん決済手数料」という形で支払い義務がつきました。
とはいえ、2,000円以下であれば無料ですので、若干単価が安いお買い物についていえば無料でいいですよということですね。
また、売上金の振り込みについてですが、当時はどの銀行に振り込むにしても、手数料は発生しませんでしたが。しかし、変更後は楽天銀行「のみ」についていえば振込手数料はゼロ円ですが、楽天銀行以外は216円の振込手数料がかかるように変更になっています。
おそらくですが、「ラクマを使うのであれば、楽天銀行を使えばお得ですよ!」というアピールでしょう。
2018年以降の手数料について
続いて、2018年の手数料について、特に変わったところについてお話しします。普段それほど発生するものではないと思われますが、口座番号の間違い登録についてです。
ラクマでお仕事をするにあたり、自分への振込口座を間違えて、売上金の戻しが発生することになってしまった場合のみに必要な手数料です。仕事として捉え、できれば発生させたくないミスではありますね。
10,000円未満は変更前も後も216円でした。しかし、10,000円以上の場合は変更前は432円で楽天銀行に対してのみ、変更後も432円で、なぜか、楽天銀行以外に再振り込みを行う場合、216円という変更になっています。
そのため、変更の前後を鑑みると、各種手数料を無料にする方法は、出品者としてラクマで商品を売るときに、楽天銀行を使っての振込であれば、口座さえ間違えなければ手数料は発生しないということですね。
ラクマとメルカリの手数料を比べてみた
メルカリの手数料について
この手数料が最も大きいです。メルカリの集客力を客観的に見てみると、この手数料があっても売れるから仕方ないところがあるのですが、販売手数料が10%もかかります。10,000円の商品を売ることができれば1,000円引かれるということになります。
しかし、10,000円以下の振込申請をしてしまうと、また手数料がかかります。その額210円。さらに送料を購入者負担にしなかった場合、送料も引かれてしまう、、、想像をはるかに超えた手数料がかかりますので、さまざまな面から判断してメルカリを使う必要があります。
個人的には、単価の高いものはほかのフリマやヤフオクで販売して、単価の安い、より薄利多売な商品をメルカリで販売する。そして、売上金額が10,000円を超えてから振込を行うように徹底する。これが一番だと思います。
単価の安い商品であれば、商品を発送するときにも梱包材などがそれほど必要ではなくなってくるし、安い発送方法に切り替えることも可能ですから、なるべく梱包が大きくなってしまわないようにして発送できる、単価の安いものを発送するようにしましょう。
ラクマの手数料の予想
ラクマのこれまでとこれからを客観的に見ていると、段々とメルカリに近づいていっているような、そんな感覚を覚えます。ラクマを運営しているのが楽天銀行なので、お金をいざ扱う時には楽天銀行を持っている方が優遇されることは多いと思います。
ですが、「どんどん楽天銀行を使うように向かっていく」という感覚は払しょくできず、ラクマが大きくなるに従って、楽天のほかのサービスを使うように、さらにさらに誘導されていくような、そんな予想をしています。
ユーザー側としては、ラクマでもメルカリでも、安く商品を仕入れて高く売って、手数料がそれほどかからなければそれが一番なので、フリマアプリはどちらがいいか?という話を転売業界では聞くことが多くなりそうですね。
それに伴い、フリマで販売するか、Amazonで販売するか、ヤフオクなどのオークションで販売するかを臨機応変に選ぶ必要がありそうです。
2018年 5月15日に手数料改定のお知らせ
ラクマの手数料が6月4日以降大きくかわることが発表されました。詳しくは下記の画像をご覧ください。
画像を見て頂くとわかるとうり、出品者にも購入者にも手数料が発生するようになりました!これにより、結構痛手をおったユーザーも多いと思います!ひとまず、上記は速報になりますので、今後の動きにも注目ですね!
ラクマで購入するときはポイントを意識しましょう
ラクマで購入する時はdポイントを貯めましょう
携帯キャリアをドコモと契約している人には特に朗報です。ドコモ限定のカードではないですが、もしもラクマで何か商品を買う時はdポイントをコツコツ貯めることをオススメします。
ラクマで商品を売るのは手数料が無しにできる方法があることは先程お話ししましたが、ラクマを活用した転売ビジネスを意識している場合、仕入れにおいてポイントはないがしろにできません。
どうしても10,000円や100,000円といった取引額になってくるため、もしも携帯キャリアがドコモではなかったにせよ、dカードの申し込みをして、契約しておきましょう。
1ポイント=1円で、100円の購入で1ポイントが貯まるので、10,000円の利用であれば100ポイント、100,000円の利用であれば1,000ポイントも貯まります。そのまま仕入れなど買い物に使ってもいいですし、お小遣いとしても少しうれしい金額になってきますよね。
タダで1,000円くれることは基本ありませんので、そうしたことを視野に入れているのであれば、dカードの契約をオススメします。
ラクマでは楽天スーパーポイントがつかえる
とにかくメチャメチャ楽天推しです(笑)
楽天が主催なので当然と言えば当然なのですが、楽天のサービスの中で稼げたポイントすべてがラクマで使うことが可能です。クレジット支払いや楽天ショッピング、そのほかの楽天が主催しているサービスがつながっています。これをビジネスとしては使わない手はありません。
楽天に完全にしてやられている感覚はいなめませんが、それでも自分のビジネスに活かすことができるのであれば思う存分乗ってみましょう。ポイント料率はdポイントと同じで、100円の買い物で1ポイントが手に入り、こちらは50ポイント貯まってからお金として使うことができます。
どんどん使って、どんどんポイントを貯めて、仕入れに使ったり欲しいものを買ってしまったりしましょう。
ラクマ手数料改定ではお得なのか?
将来的に見てみると、どこまでがお得でどこからが損をするのかはハッキリわかりません。
しかし、提携している企業が多かったり、主催が最王手の楽天であること、ビジネスというより一般人が買い物を楽しむためにあるようなフリマアプリとして、ポイントサービスが幅広く網羅されていること、
さらに他のフリマに比べて手数料がそれほどないために参入も簡単だから、「ラクマで買い物楽しいから、今度は売ってみようかな!」という気持ちにさせやすいのは、圧倒的にラクマであることは間違いないと思います。
ただし、それぞれのフィールドで得意な販売方法や商品、参入している年齢層や求められているサービスなどが客観的に判断すると、どれが一番でどれがそうでないのかは判断できるところではありません。
一番大切なことは、自分が何を求めていて、何を優先するのか、そしてそのために必要なものはどんなことで、結果としてそこに行きつくために最短距離で辿れる方法はどういったことなのか?こうしたところを大切にして、楽しみながらフリマを活用していきたいですね。
それでは以上となります。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!