ヤフオクで初めて出品した商品が売れた。さあどうしよう・・・ヤフオクを初めて利用して売れたけど、落札者に商品をどうやって送ればいいかわからない。梱包に必要なものはなに?発送はどこですればいいの?送料はいくらかかるの?
そんな悩みをもつ出品者の方に、商品をどうやって梱包してどうやって発送すればいいのか。わかりやすく説明していきます。
目次
ヤフオクで落札された後の流れ。落札から梱包、発送までの流れ
緊張の初出品。入札が入って落札。落札者から入金があって、あとは発送するだけ。商品をそのまま送ってしまうと配送事故やクレームに繋がりかねません。そうなってしまってはせっかくの取引が台無しですので、丁寧な梱包、迅速な発送をするために流れを説明していきます。
梱包準備編。商品を梱包する際に必要なアイテム
商品を発送する上で重要なのが梱包です。しっかりと梱包されていないと配送中に商品に傷が付いたり、最悪破損してしまいます。発送前は問題なく動いていたのに、落札者から動きませんと連絡が入ってクレームに・・・
クレーム対応も楽なものではないので、トラブルにならないように事前に防げるものはしっかりと防ぎましょう。では梱包する際に必要なものを挙げていきます!
・はさみ
・カッター
・テープ
・緩衝材(プチプチ)
・ダンボール箱
最低限、上記のものがあれば大丈夫です。はさみ、カッター、テープは100均で買えますし、緩衝材もホームセンターや100均で買えます。ダンボール箱はホームセンターや100均でも買えますが、近所のスーパーで無料でもらえるもので十分です。
梱包実践編。実際に梱包してみよう。
それでは実際に梱包してみましょう。今回はこちらのゲームソフトが売れたと想定して。
まず少し大きめに緩衝材をカットして包みます。そして細めのセロハンテープで仮止め。
プチプチで包んだらダンボール箱を準備して、商品を置く前に緩衝材をひきます。
そして商品を置いて上にさらに緩衝材を追加。
ちょっと多めに入れて商品が中で動かないくらいがベストです。そして蓋をして大きめのテープで止めて、送り状に送り先(落札者)と依頼主(出品者)の住所、名前、電話番号を書いて貼ります。今回はヤマト運輸の宅急便の送り状ですが、最寄りのヤマトのセンターに電話して取りに来てもらうもいいですし、センターに持っていってもOKです。
センターに持ち込むと持ち込み割引で100円安くなるのでお得です。
大まかな流れはおわかりいただけたでしょうか?梱包は慣れてしまえばすぐ終わりますので、商品が落札されて入金されたら早いうちに終わらせておきましょう。
落札→入金後は2日以内に発送
できれば入金後1日以内に発送するのが理想ですが、仕事や用事があって発送できない時はせめて2日以内に発送しましょう。発送しても落札者の家に届くまで1~3日かかる場合もあります。やはり早く届く方が買った方は安心しますし、評価欄に反映してきます。
評価欄に定型文ではなく「迅速な対応をしていただき、とても丁寧な梱包で荷物もすぐ届きました。」等、良いコメントをもらえると今後出品した時に落札額や落札率に直接反映してきます。ネット上のオークションで顔の見えない相手との取引ですが、顔が見えないのであれば尚更、誠意を持って対応しましょう。
落札者に喜ばれる梱包のポイント
ヤフオクは出品者と落札者がいますが、落札者は自分の欲しい商品を競り勝ってお金を出して買っています。商品が届いて、箱を開ける時はドキドキですよね。商品自体はヤフオクの画像でしか見てないですし、状態や付属品も説明欄を見て情報を得ているだけです。
落札者目線で梱包に工夫が出来ればより良い評価をいただける可能性があります。そんな喜んでもらえる方法を紹介します。
商品は発送前にクリーニング
落札者に喜んでもらえるよう、梱包前に出来るだけ綺麗にしておきましょう。商品タイトルに「ジャンク品」「現状渡し」等のワードが入っていれば、落札者もある程度覚悟はしていますが、「美品」「新品同様」と書いてありながら、ホコリ、手垢がたくさんついているとクレームに繋がります。
むしろジャンク品、現状渡しなのに綺麗にして送るだけで心象はかなり変わってきます。傷のある商品を新品同様に生まれ変わらせるのは難しいですが、乾いたタオルで磨いて、ホコリを飛ばすだけでも十分ですので梱包前はクリーニングを意識しておいておくと良いと思います。
買ってもらってありがとうの気持ちを伝えよう
これもひと手間かけるだけで心象の変わる技です。取引画面で「この度はありがとうございました。機会があればまた宜しくお願いいたします。」と書くのは社交辞令的なところもあり、相手になかなか伝わりません。
梱包した後にメッセージを書いたメモなどを貼っておくと、そのひと手間に落札者は喜ばれると思います。
こういった感じですね。手書きでなくても、印刷したものをペタっと貼るだけで見た目が華やかになって印象がよくなります。梱包を開けた時のイメージはこんな感じですね。
あとはダンボール箱を出来るだけ綺麗なものを使うとか、商品によりますが服や薄いものなどはデザインの綺麗な紙袋や封筒で送ると喜ばれると思います。ただすごく手間をかけていたらお金も時間もかかりますので、ひと手間工夫するくらいでOKです。
お金も時間もかからず、相手に喜んでもらえると気持ちの良い取引が出来て、お互いがいい取引だったと思えますので、ちょっとした工夫を意識してみて下さい。
商品に適した発送方法。送料を安く済ませるには。
商品を梱包したらあとは発送。しかし運送会社はたくさんあり、発送方法もサイズや重さに対して適した発送方法があります。適した発送方法で発送しないと送料が多くかかって損をすることがありますので、ぜひ参考にして下さい。
※◯◯サイズという表記をしますが、梱包された状態の3辺を足した合計となります。
【ヤマト運輸】・・・営業所も多く利用しやすい運送会社
・宅急便
ヤマト運輸の代表的な発送方法です。~160サイズ、25kgまで対応可能で配送スピードも速くオールマイティに使える定番の発送方法。よく聞く「クロネコヤマトの宅急便♪」です。送料は地域によって異なります。
・ヤマト便
宅急便で送れない荷物を送る時や、一箇所に大量に送る時にオススメの発送方法。Amazonの倉庫や、倉庫を借りている場合はオススメの発送方法です。
・宅急便コンパクト
60サイズ以下の荷物を送る時にオススメ。専用ボックス(65円)をヤマト運輸営業所、取扱店、ヤマトビジネスメンバーズサイト内などで買って、送ります。
【佐川急便】・・・160サイズ以上のものを発送する時オススメ。
・飛脚宅配便
飛脚宅配便は~160サイズ、30kgまで対応可能。スピードや送料はヤマト運輸の宅急便と似ています。
・飛脚ラージサイズ宅配便
飛脚ラージサイズ宅配便は160以上のものも発送できるので大きめの荷物を送りたい場合はこちらがオススメ。
【郵便局】・・・多彩な発送方法があり、小型商品に強い。
・ゆうパック
全体的に送料が安く、~170サイズ、25kgまで対応可能。北海道、沖縄、離島の送料が他社に比べ特に安く、個人でもゆうちょ口座さえあれば代引きに対応していますのでなにかと便利です。
・定形外郵便
重量制で規格内(長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内及び重量1kg以内。)規格外であれば4kg以内の荷物を送れます。送料は安いですが、紛失時の補償はありません。(調査はしてくれます)
・レターパック
レターパックプラスとレターパックライトがあり、発送スピードは速達と同等。プラスは手渡しでライトは自宅郵便受けへ投函されます。追跡あり。プラスは510円、ライトは360円で専用の厚紙の封筒を買います。発送方法はポスト投函または最寄りの郵便局にお持ち下さい。
プラスは4kg以内。ライトは同じく4kg以内ですが厚さ3cmが上限。
・クリックポスト
ヤフオクやメルカリ・ラクマなどフリマアプリで落札された小型の商品などを安くかんたんに送ることが出来ます。送料は全国一律164円、ネット運賃決済可能で、ラベルの手書き不要。ポスト投函可能で自宅郵便受けへ投函。
長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内及び重量1kg以内で薄手の洋服や化粧品、サプリ、雑誌などが安く送れます。
さらに送料を安くする方法
これはいきなり出来る技ではありませんが、ヤフオクやフリマアプリ、Amazonなどで発送の実績を積んでいき、いつも使っている運送会社さんと契約する方法です。法人でなくても契約することは可能ですので、ドライバーさんや営業所のスタッフ、センター長などと仲良くなれたら契約をお願いしてみましょう。
筆者も個人事業主の時にヤマト運輸さんと契約しており、そのおかげで送料を抑えることに成功しております。また送料もその都度支払うのではなく、1ヶ月に1度口座から引き落とされるので経費の管理も楽になります。
送料はネット販売をする上で必ず必要になってくる経費ですが、ここを抑えることによって利益が上がってきますので送料を抑えれるよう関係性の構築をしていくと良い結果が待っています。
ヤフオクでの梱包、発送業務は高額落札につながる重要なポイントである
ヤフオクは商品ありきのプラットフォームですが、商品を見ているのはロボットではなく、人が見ています。その人が見るものは商品の次に出品者の評価や評価コメントを見ます。さらに自宅までの送料や発送方法ももちろん確認します。
商品の落札価格に直接反映のある出品者の評価や送料。出品者の評価が高く、送料の安い方が落札価格がほぼ間違いなく高くなります。梱包や発送方法にしっかりと拘って落札者の方に魅力的な出品者だと思われるよう頑張りましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。