ヤフオク「転売目的のチケット」を出品禁止に!高額転売の問題は解決か?

2017年は規制ラッシュで転売をしている方にとっては非常に頭を悩ませる1年だったかと思います。

規制の波はAmazonのみならずヤフオクにも押し寄せ、ヤフオクでは遂に「転売目的のチケット」を出品禁止にしました。

チケットの転売は元々問題視されていましたがライブによく行く人にとっては遂にというか、やっとというかという感じですね。

ただヤフオク内で規制が入ったからといって果たして根本的解決になっているのでしょうか?

そこで今回はヤフオクがチケットの高額転売を禁止した事で果たして高額転売が解決されるのか?

チケット転売の今後についてまとめましたのでご参考にしていただければと思います。

ヤフオクがチケットの高額転売を正式に出品禁止に!

ヤフオクが2017年11月8日転売目的で入手したチケット」を出品禁止にしました。

元々ヤフオクでは高額なチケット転売を取り締まる規定が無かったため、かなり無法地帯でした。

故に手軽にできるインターネットを中心とした転売屋が増えてしまいました。

そもそもチケット転売屋が後を絶たないのは、チケットの高額転売が「儲かってしまう」からなんですね。

定価の5倍、10倍で売っていれば、それは儲かりますよね。

ただ、ヤフオクが規制を掛けたことでチケット転売業界に大きな動きがある事は間違いありません。

チケットの高額転売問題は今後どうなっていくのでしょうか?

チケット転売はますます厳しくなります

ヤフオクは集客力に長けているため、チケットの転売先として多く利用されており、

そのヤフオクが規制を掛けるという事はチケットの転売屋は一つ大きな販売先を失うという事です。

販売先がなければチケットを買い占めても意味がなくなるので、チケット転売屋にとっては深刻な問題ですね。

またチケット転売サイト最大手のチケットキャンプも、2018年5月31日をもってサービスの終了をすると発表し、

ますますチケットの高額転売は難しくなっていくと言えます。

他のチケット販売サイトで転売されるだけで何も変わらないという声も…

一方、ヤフオクが規制を掛けても結局は他の販売サイトで転売されるだけなので

何も変わらないのでは?といった声もあります。

インターネットが発達した現代において、一個人が自由に売買できる事はそこまで難しいことではありません

自由に売買できるからこそ、運営側の対応が求められますね。

ヤフオクが完全に取り締りできていないという現状もあります

ヤフオクが規制をかけたのは2017年11月ですが、2018年3月現在でも高額に転売されているのを発見しました。

NEWSのコンサートチケットですが、定価1枚8,500円に対して、

1枚30,000円以上の値段で落札されているものがありました。

また、出品中のものにも定価の2倍、3倍以上の値段で販売されているものもあり、

ヤフオクが転売目的のチケットを出品を禁止してから3ヶ月以上経ちますが、

未だに高額な値段でチケットが転売されています。

規制をかけたからといって完全に取り締まるにはまだまだ時間がかかりそうですね…

チケット転売が問題になっている理由

そもそもチケットの高額転売が問題になっている理由は、

定価の数倍の値段で販売されているから、という事だけではありません。

ファンの負担が増えライブに参加できる回数が減ってしまう

人気アーティストのチケットともなると、ファンクラブに入っていても抽選で当たる可能性は低く

どうしても行きたい人は転売屋から高い値段で買う他ありません。

そうなると1回のライブの負担が増え、金銭的に参加できる回数が減ってしまいます

グッズの売上が落ちて音楽業界が衰退してしまう

さらにライブに来る回数が減るという事はグッズが購入されなくなります

例えライブに来たとしても、ライブのチケットにお金をかけてしまっているため

グッズは我慢するしかない…と考えるようになり、やはりグッズが購入されなくなります。

チケットの高額転売で利益を得るのは転売屋だけで、アーティストやスタッフには一銭も入りません。。

チケットの価格が高騰すればするほどファンがライブから離れて行き、

ライブの回数が減って、音楽業界がどんどん衰退していってしまうという事です。

 

つまりチケット転売は高額で転売されている事だけが問題なのではなく

音楽業界の未来がかかっている事が問題であると言っても過言ではありません。

どこからが違法?チケット転売の違法と違法でない場合の線引きは?

ヤフオクが全てを取り締まる事が出来ていないのは、

チケット転売が違法と違法でない場合の線引きが難しいからなんですね。

チケット転売全てがいけないということではない

まず勘違いされやすいのが「チケット転売=違法」ではないという事です。

ヤフオクの規定にもあるように「転売目的のチケット」を入手し販売する事がNGであって

転売目的でなければ販売しても問題無いという事になります。

 

不要になったチケットを金券ショップに持って行くと、金券ショップの取り分があるので

大幅に目減りしてしまいます。

その点ヤフオクでは定価に近い金額でも売れる事があるので、手数料差し引いても

金券ショップよりも手元に残るお金が多くなる、という事もザラにあります。

「チケット転売=違法」ではないので、上手にヤフオクを活用する事をおすすめします。

明確な判断基準は公表されていない

ただヤフオクではどこまでが転売目的で、どこまでが転売目的でないか?

という事がガイドラインには明確に公表されていません

これは転売目的の購入かどうかの判断を公表すると、

基準をかいくぐった出品を誘発してしまうため公表できない」としています。

あくまでヤフオクが転売目的と判断した場合なので、転売目的では無いチケットの出品する場合は

違法と判断されないように気をつけましょう!

転売屋から買ったチケットは使えない場合もあるので注意しよう

ただどうしても行きたくてチケットを転売屋から購入する場合は注意が必要です。

最近のライブでは転売されたチケットでは入場できないようにしたりするので

事前に確認してから購入するようにしましょう!

正規にチケットを販売している「チケットぴあ」ではチケットぴあで購入された未発券のチケットを再販する

定価リセール(定価での再販売)の導入をしたりと、転売屋以外からも購入する方法があるので

転売屋からの購入は控える事が望ましいです。

違法と判断される可能性があるのはどういった場合?

チケットの転売が全て違法でない事は理解いただけたかと思いますが、

それでも出品時には十分注意が必要です。

自分が転売目的でなかったとしても、ヤフオク側で転売目的だと判断された場合

出品削除はもちろん、アカウントの停止や制限、削除も十分ありえます。

さらに最悪の場合「逮捕」されかねないので、違法と判断されないためにも

違法となる可能性を無くしていく必要があります。

定価よりも高い金額で出品している

ヤフオクはオークション形式の他に、即決で商品を落札する事ができ、

オークション形式とは違い、自分で値段を設定する事ができます

この即決価格が定価よりも高い値段で設定していたりすると、出品削除の対象になりやすいです。

ただヤフオク側で定価がいくらなのか?何人分の値段なのか?などを把握するのも難しいので

システムでの判断になる可能性もあります。

そうなると真っ先に高い値段で出品されているものがターゲットになる可能性があります。

同じチケットを複数転売している

同じチケットを複数転売している場合も危険です。

そもそも不要になったチケットを10枚も20枚も持っているはずがありません笑

せいぜい2〜3枚、多くても5枚が良いところでしょう。

アカウントを分けて販売している場合でも、紐つけられていればやはり出品削除の対象になりやすいです。

 

過去にチケットの出品履歴が多数ある

同時に出品していなくても、過去に短い期間で多数の出品履歴がある場合もやはり危険です。

仮に毎月ライブ行く人でも、毎回行けなくなるものでしょうか?

予定が合わなければそもそも買ってないですし笑

不要なチケットを転売する場合、短い期間で何枚も転売するという事は無いとは思いますが

仮に複数出品する場合は出品する期間を空けるなどしておく方が懸命です。

 

オークションで高値で売れてしまった場合について

転売目的ではないが、オークション形式で高い値段まで価格上がってしまった場合

果たして転売目的と判断されてしまうのでしょうか?

結論から言うと違法(出品削除)とは判断されにくいと思います。

ただし、あくまでヤフオク側で「転売目的」と判断した場合は

自分が転売目的ではなかったとしても出品を削除される可能性がありますので

即決価格を定価よりも低い値段で出品するなどの対応をした方が良いです。

 

規制を掛けてもチケット転売屋が完全に消えるわけではない

ヤフオクの規制によってチケットの転売が厳しくなった事は事実です。

だからといってチケットの転売屋がいなくなるわけではありません。

チケットの転売を禁止する事ができない

チケットの高額転売に規制をかけても、チケットの転売そのものを禁止する事は難しいのです。

例えば何らかの事情でライブに行けなくなったとして、捨てるのは勿体無いので定価よりも少し低い金額で出品したとします。

するとライブに行きたい人が落札した場合、落札した人は安い値段で行く事ができますし、ライブに行けなくなった人は

少しでもお金が戻ってくるので、そこまで損はしません。

こう言う人達にとっては「転売」と言う仕組みは必要ですし、ファンにとっては求めているシステムなのです。

つまり、転売自体が悪い分けではないので、チケット転売全てを禁止する事が出来ないと言う事です。

 

CDよりライブの比重が高くなっている

ここ数年で音楽業界ではCDの売り上げが下がり、逆にライブの需要は伸びています

ライブが人気の背景には、音楽の楽しみ方が変わった事が理由にあげられます。

インターネット配信などで無料で音楽を聴くことができる環境が増え、

気に入ったアーティストがいれば足を運んでライブを楽しみます。

音楽を「聴く」事から「体験する」といった楽しみ方にシフトしたわけです。

ライブへの需要が高まればが必然的にチケットの倍率は上がり、チケットが高値でも売れやすくなります。

チケット転売の規制が厳しくなったのもこうした音楽業界の変化があったからなのです。

フリマサイトの出現による転売の横行

ヤフオクやチケットキャンプが出品を禁止にしたとしても、チケット転売屋は新しい販売先を見つけるだけなのです。

その代表格がメルカリやラクマ、フリルといったフリマサイトです。

もちろんフリマサイトでも対応はしていますが、やはり転売屋全てを取り締まれていないのが現状で

厳しくなってこればまた新しい販売先で転売する。

 

こうした理由からチケット転売屋が完全に消える事が難しいのです。

とはいえ少しずつではありますが、チケットの高額転売撲滅の動きは年々激しくなってきています

モラルに訴えかけたところでチケットの転売屋がいなくなることはありません。

求められるのはチケットの高額転売が起こっている仕組みを変えていく事です。

2020年には東京オリンピックが控えているので、それまでにはチケットの高額転売に対する

仕組みを整備してほしいものですね。

 

 

 

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