せどりにクレジットカードは必須!?カードを選ぶ基準や利用時の注意点を紹介!

世界的にみると、日本ではまだカード文化は根付いているとは言えず、現金主義の人がまだまだ多くいます。

様々なクレジットカードが発行されており、お得にポイントを貯められたり、ラウンジの利用や割引特典など発行会社によって内容も豊富に存在します。

どれを選ぶかは生活スタイルや、収入、考え方によって十人十色ありますが、せどりにおけるお得なクレジットカードとしてはいくつか候補があります。

せどりではクレジットカードは必須と言えるほど重要なアイテムの1つなので、自分に合ったカードを用意するようにしていきましょう。

そこで、今回はせどりにおけるクレジットカードはどういった基準で選べば良いのかや、カードごとのお得な利用方法を中心に紹介していきます。

目次

クレジットカードの活用法

クレジットカードは、正しい使い方をすれば非常に便利な物です。際限なく使い込んでしまうような人は、できればカードを持たないほうが良いかもしれません。

しかし、最近ではプリペイド式やデビットカードなども登場しているので、カード利用を不安に思っている人でも問題ありません。

せどりでの活用

せどりでクレジットカードを利用する場合、基本的に種類やカード会社の制限はなく、特定のサイトとカードを利用することでお得にポイントを稼ぐことも可能になります。

例えば、せどりでは商品を仕入れるのには近所のリサイクルショップや、古本屋さん、お店などを利用したり、ネットで購入することも多々あります。

特にネットショップではクレジットカードを最大限有効活用するチャンスでもあります。具体的には、Amazonや楽天市場があります。

Amazon

Amazonは、若い人なら誰もが1度はお世話になったことのあるネットショップではないでしょうか。世界中の商品が購入出来たり、日用品から趣味の物まで何でも購入出来てしまいます。

クレジットカードでの購入も可能で、Amazonが発行するAmazonMastercardがあります。クラシックとゴールドの2種類があり、それぞれ内容も変わってきます。

クラシックでは、年会費が無料で発行出来て、年に1度でもカードの利用があれば2年目以降も無料で利用できます。Amazonポイントも付与されるため、利用頻度が多い人ほどお得になっていきます。

ゴールドでは、年会費が税抜1万円もかかってしまいますが、Amazonのヘビーユーザーであれば年会費を最大で6千円以上の割引を受けることが出来ます。

また、一部の空港ラウンジも利用出来たり、Amazonポイントの還元率もクラシックよりも高くなっています。Amazonで商品の仕入れを行う人にはぜひおすすめしたいカードになります。

楽天市場

楽天市場はAmazonに引けを取らない品ぞろえで人気のネットショップであると言えます。運営は楽天が行っており、特に楽天カードの発行にはCMで宣伝を行って利用者を増やしてきています。

楽天カードでは楽天ポイントがお得に獲得できるため、日常での利用から楽天市場での利用までポイントがザクザク溜まります。入会キャンペーンを定期的に行っているので、お得に貯めていきましょう。

楽天カードの多くは年会費が無料で作れてしまいます。ゴールドカードは税抜2,000円、プレミアムカードは税抜1万円になりますが、楽天ポイントが5倍溜まり、ラウンジの利用もできます。

楽天市場などのショップや、海外旅行などの利用頻度が高い人には元が取れてしまうお得なカードとなります。

実店舗でのカード活用法

ネットショップだけでなく、コストコ、ブックオフ、リサイクルショップといったような実店舗から商品を仕入れていく場合もあるかもしれません。

そういった場合にも、クレジットカードが利用できる店であれば使うようにしていきます。少額での購入の時もありますが、クレジットカードは積極的に使った方が良いでしょう。

コストコ

コストコは、大量に商品を購入出来て1個当たりの値段が安く仕入れられるお店です。2018年の1月まではアメックスのカードのみ利用可能でしたが、2月からはマスターカードが利用可能なカードに切り替わりました。

コストコのマスターカードもありますが、コストコの年会費の優遇もなくあまりメリットはないので、高還元率で特典のあるマスターカードを発行したほうが良いでしょう。

ブックオフ、ハードオフ

ブックオフで古本やゲーム、メディア商品を扱っていましたが、最近では家具家電や衣類などのあらゆる商品のリサイクル事業も展開しています。

クレジットカードは利用可能で、特に提携カードの発行はしていないので、使い慣れているクレジットカードを利用するようにしましょう。

イベント、キャンペーン時

気を付けておきたいのは、イベントやキャンペーン時はクレジットカードが使用できなかったり、一部商品が使えなかったりする場合がまだまだ多くあるというのが現状です。

お店側はカードの決済手数料をカード会社に支払わなければならないので、キャンペーンなどでかなり値下げをしている商品にはカードを利用されたくないというのが店側の本音です。

そういったところでの仕入れをする場合には、事前にクレジットカードの利用が可能かどうか確認していおきましょう。

カードを選ぶ基準とは

それぞれの商品を仕入れているショップが提携しているカードがあれば、お得にポイントや優遇が受けられる場合が多いので、積極的に発行していきましょう。

ただし、年会費がかかってしまう場合には検討が必要です。利用頻度が高ければ年会費以上のポイント還元があったり、優遇が受けられるので問題ありませんが、得点に釣られて結果的に損をしてしまうのは良くありません。

ポイント還元率

クレジットカードを選ぶ理由の1つとして、ポイントの還元率があります。特定のショップであれば、提携しているカードを発行するのが最もお得ですが、それ以外のカードでも同等、またはそれ以上の還元率になるカードもあります。

考え方は大きく2つあり、1つ目は年会費無料のカードを中心に複数枚使い分けていく場合と、2つ目は年会費のかかる高還元率、特典の多いカードを中心に使い込んでいく場合があります。

年会費

年会費が無料の場合は、ポイントの還元率はそこまで高くないので、交換出来る商品やマイルなどの内容によって決めていくのが良いかと思います。

逆に年会費がかかり、特に高い場合には提携している企業の特典を受けられたり、ポイントが高還元率であったり、有料の場所が無料で利用出来たりと内容はカードによって様々です。

旅行好きであればマイルを貯めやすい航空機系のカードで、Tポイントや楽天ポイントといったポイントを重視するのであれば、提携しているカードを発行すると良いでしょう。

銀行系カード

無料で発行できるお得なカードの1つに、銀行系のクレジットカードがあります。銀行が発行するクレジットカードは、年会費が無料である場合が多いため、キャッシュカードと一体になった便利なカードが発行出来ます。

一定額以上の貯蓄や、年間の利用額が多い場合には、ゴールドカードやプラチナカードなどのインビテーションが届くこともあります。銀行の特典だけでなく、ジムやお店の無料特典を受けられるので、こちらもお勧めです。

携帯会社系のカード

ソフトバンクやau、ドコモといった大手の携帯会社が発行するカードは非常にお得な物もあります。

例えば、ドコモのDカードゴールドは、年会費が税抜1万円かかってしまいますが、携帯代の10%がdポイントとして還元されます。つまり、毎月の携帯代が9,000円以上であれば、それだけで年会費分のポイントが返ってきます。

ポイントだけでなく、空港のラウンジも利用出来たり、携帯の購入時にも特典が受けられるので、非常にお勧めできるカードになります。

法人カード

せどりを本業として本格的に行っていく人にはお得になるカードに、法人系のカードがあります。

一般的なカードと違う点として、経費の管理がしやすいように明細を発行出来たり、社員カードとして複数枚発行出来たり、ビジネスに強い特典を受けられたりします。

内容はカードによって様々ですが、貯め方を工夫すればマイルやその他のポイントも簡単に貯まるので、事業化していく人には特にお勧めです。

高額利用も可能

せどりを本格的にしている人は、年間利用額が数千万円規模になる人も中にはいます。多くのクレジットカードは利用限度額が設けられており、一時的に限度額の引き上げを行ってもらえる場合もありますが、非常に面倒です。

アメックスは、一律の限度額を設けないため高額利用も可能な場合もありますが、限界はあります。そういった場合には、法人カードが有効です。

利用限度額が元々高く設定されており、事前承認で限度額の引き上げも簡単に行えます。私用と使い分けることで帳簿などの管理もしやすいので、選択肢の1つとして用意しておきましょう。

カード利用時の注意点

クレジットカードは便利な反面、使い方を間違えてしまうと大きな負担となってしまう場合もあります。使う人や場面をルール化していくことが大切ですが、いくつか注意点を紹介していきます。

ポイントに固執しない

今までポイントがお得に貯められると言ってきましたが、ポイントに固執しすぎてしまうのも危険です。ポイントが高還元でも、年会費とのバランスもあったり、生活スタイルに合わないカードを使用するのもお得とは言えません。

特にポイントカードを何枚も所持している人は、ポイントを貯めることに意識が行きがちなので注意が必要です。

カードを一本化する

そういった人はカードをなるべく一本化して、管理しやすいようにすることが大切です。数字を一本化して見えやすくすることで、無駄な使用を控える事にも繋がります。

せどりでは商品を大量に仕入れることもあるので、数字には特に気を使う必要があります。

プリペイド式、デビット式

最近のカードでは、使い過ぎ防止にもなるプリペイド式、またはデビット式のクレジットカードが登場しています。ほとんどの場合、クレジットカードとしての使用や、ポイントも通常のカードと同様に利用出来て、貯められます。

前払いか、利用時の引き落としにはなってしまうため、事前に使う分の現金を用意しておく必要がありますが、カードの利用に不安な人は練習用として活用していくと良いでしょう。

審査に不安

プリペイド式、デビット式の利用には、若い人やカードの発行審査に不安な人にもお勧めです。学生カードの発行が可能なブランドや、会社もありますが、利用限度額が少ない場合がほとんどです。

せどりで高額な商品を仕入れる場合もあると思うので、上手に使い分けていきましょう。

分割払い、リボ払い

もう1つ気を付けておきたいこととして、分割払いとリボ払いがあります。せどりで大量に商品を仕入れたり、高額な商品を仕入れたい場合、すぐにその分のお金を用意できない場合もあります。

その為のクレジットカードではありますが、クレジットカードの利子は決して安いとは言えず、回数が多いほど利子だけでかなりの額が飛んで行ってしまいます。

基本的には、高額な商品や、大量に商品を仕入れる場合には、その分の資金を用意してから使うのが良いでしょう。面倒かもしれませんが、こういったルールを決めて使用していくことが大切です。

大丈夫だろうと先を考えずに使用してしまうと、後に不足したり、利息だけで無駄にお金を消費してしまいます。一括で買えない商品は仕入れないことも大切かもしれません。

発行と解約を何度もしない

クレジットという言葉の通り、信用が大切です。カード会社も発行や解約を繰り返している人は、リスト入りしてしまい、新たにカードを作る際に審査が厳しくなってしまう可能性もあります。

せどりでせっかく規模を拡大しようとしても、カードが発行できずに使用できなければ、ポイントや特典を逃してしまうことにもなってしまいます。カード会社からの信用を大切にして、滞納や不審がられる行動は控えるようにしましょう。

計画的な利用が大切

カードの使用に限らずですが、計画的に使うことが最も大切です。クレジットカードは悪く言えば借金して、カード会社に前払いしてもらっているようなものです。

信用を無くしてしまえば、カードの利用だけでなく、社会的な信用も失ってしまう可能性もあります。正しく使えば便利でお得なので、使う前にしっかりとルールを決めてから発行するようにしましょう。

どのカードが良いかは、生活スタイル、せどりで取り扱う商品のジャンル、仕入れ先によって変わってくるので、リストアップして決めていきましょう。

お得に貯めて、旅行やイベントなどに活用していきましょう。

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