Amazonで転売を始めようと思っている方は、以下のような疑問をお持ちではありませんか?
「出品用アカウントはどうやって作るの?」
「アカウント登録に必要なものは?」
当記事では
✓Amazonの出品用アカウントの作り方
✓アカウントを作る際の注意点
✓アカウントを作るベストなタイミング
について解説していきます。
「Amazonの出品アカウントは作るのが難しい」
「特別な申請が必要」
と感じている方も多いですが、作ってみると分かりますが、とても簡単です。フリマほどではありませんが、簡単にAmazon転売に参入できるので、ぜひアカウントを作って収益を上げていきましょう!
目次
出品登録に必要なもの
Amazonで転売を始める前に、事前に準備物を用意しておきましょう。基本的にすぐに用意できるものばかりですが、ない人いるかと思いますので、確認しておきましょう。
①ネット環境
ネット環境はほとんどの人が持っているので、大丈夫だと思いますが、転売を始める場合には”パソコン”が必要です。
スマホで出来なくもありませんが、圧倒的に効率が悪いです。納品や商品登録もパソコンがないと手間がかかるので、中古でも良いので早めに購入しておきましょう。また、パソコンの種類やスペックは特に問いませんので、できるだけ早めに用意しましょう。
②電話番号
電話番号は固定電話・携帯電話どちらでも大丈夫です。電話番号は特商法の表記や電話認証などに使います。
電話番号がない人は「050」で始ま”SMARTalk”などのアプリを使えば無料で電話番号を取得する事が出来ます。
③メールアドレス
メールアドレスは主に「ログイン」「Amazonからの通知」などに使われるので、できるだけすぐ見れるメールアドレスにしましょう。
メールアドレスは「gmail」や「Yahooメール」のフリーアドレスでOKです。
④クレジットカード
クレジットカードは大口出品の登録料(4,980円)の支払いに使われます。
登録料以上の売上があれば、売上金から相殺されます。また手数料などを引かれた後の入金額が4,980円に満たない場合は、差額分がクレジットカードに請求されます。ちなみに小口出品の場合は月額登録料は無料です。
⑤銀行口座情報
銀行口座は売上金の受け取りに使います。
銀行口座はネットバンクでもなんでもOKです。
⑥購入用アカウント
購入用アカウントはAmazonの出品用アカウントの作成に使います。登録はこちらから
登録は自体は1〜2分で作成できるので、サクッと作ってしまいましょう。
出品用アカウントの登録方法
続いて出品用アカウントの登録です。ただし出品する前に確認しておくべき事があります。
Amazonで販売する際の「大口出品」と「小口出品」の二つのプランを選ぶ事ができます。
大口出品と小口出品の違い
大口出品と小口出品の違い①月額登録料(手数料)
大口出品
・月額4,980円(税抜)の登録料がかかる
・基本成約料(1点毎に100円)はかからない
小口出品
・月額4,980円(税抜)の登録料はかからない
・基本成約料(1点毎に100円)がかかる
小口出品では販売の都度成約料が取れれますので、販売数が50個に満たない場合は小口出品の方が良いかもしれません。
大口出品と小口出品の違い②決済方法
大口出品
・クレジットカード
・Amazonギフト券
・コンビニ決済
・代金引換
・Edy払い
・Amazonショッピングカード
・請求書払い
・携帯決済
小口出品
・クレジットカード
・Amazonギフト券
・Amazonショッピングカード
・携帯決済
クレジットカードは小口出品でも使えますが、代引きやコンビニ決済は使えないので、販売機会を逃す可能性があるので注意しましょう。
大口出品と小口出品の違い③primeマーク
Amazonで商品を購入した事がある人は知っていると思いますが、商品ページにprimeマークが付いている商品があります。
primeマークが付くことで、プライム会員はお急ぎ便を無料で使えたりします。Amazonはプライム会員の方を優遇しているので、プライム会員に向けて訴求できるのは大きなメリットとなります。
大口出品
・primeマークを表示させる事ができます。
小口出品
・primeマークを表示させる事ができません。
大口出品と小口出品の違い④カート取得
カートとは、Amazonの商品ページのトップに表示される権利の事で、多くのユーザーはトップページから購入して行きます。つまりカートを取得できるかどうかで、売上が大きく違ってきます。
下の商品では、「ミスターマックスオンラインストア」という方が、現在カート取得しているという事です。
カート取得のアルゴリズムは公式で明記されていませんが、基本的に複数の出品者に平等に回ってきます。
大口出品
・カート取得の権利あり(特定の条件はありますが、新品最安値で出品すればカートは取れます)
小口出品
・カートの取得権利なし(最安値に合わせても取れないので注意してください)
大口出品と小口出品の違い⑤新規カタログ登録
カタログとは、Amazonの商品販売ページの事です。商品を出品する場合、新規にカタログを作るか、すでに出品されている商品を出品するかの二つの方法があります。
大口出品
・新規カタログ登録が可能で、Amazonにカタログがない商品も出す事ができます
小口出品
・新規カタログ登録ができません。すでに出品されている商品しか販売する事ができません
自分でカタログを作れなくても、既存の商品のみでも十分稼ぐことは出来ます。将来的にOEMなどを考えている方は大口出品の方が良いでしょう。
大口出品or小口出品への切り替えは可能?
小口出品から大口出品にしたい、または大口出品から小口出品にしたいと考えている方も多いかと思います。
出品方法の切り替えは「出品用アカウント情報」の「サービスの管理」から変更できます。
2019年6月現在出品方法の変更は簡単にできますが、規約変更で急に変更ができなくなる可能性もあります。
出品方法の変更はよく考えてから行うようにしましょう。
出品者情報の入力
出品方法の違いを理解したら、実際に登録して行きましょう。登録はこちらから
大口出品は「さっそく始める」から、小口出品はページ下中央から登録します。
ページが変わったら各種情報を入力して行きます。
・正式名称/販売業者名
法人の方は登録されている法人名、個人事業の方は自分の名前を入力します。
続いて出品者情報の入力です。
・店舗名
Amazonで出品した際に表示される名前です。基本的になんでも良いですが、名前に商標権や知的財産権を侵害するような名前はNGです。店舗名は後からでも変更は可能ですので、そこまで悩まなくても良いです。
・住所
事務所の住所を入力します。自宅で行なっている方は、自宅の住所で大丈夫です。
・電話番号認証
電話を受けて認証するか、SMSで認証ができるので、どちらか好きな方で認証しましょう。
次にクレジットカード情報の入力しましょう。
最後に商品情報の入力です。商品情報はスキップでOKです。もし入力するのであれば、予定している項目にチェックすれば大丈夫です。
これでアカウント登録自体は完了です。
銀行口座情報の登録
忘れてはいけないのが銀行口座情報の登録です。ここを入力しないと売上金も入らないので、アカウントが出来たら真っ先に登録しましょう。
登録したら、画面右上の「設定」から「出品用アカウント情報」をクリックします。
支払情報の「銀行口座情報」をクリックします。
最後に必要な情報を入力すれば完了です。
特定商取引法に基づく表記の入力
最後に「特定商取引法に基づく表記」の入力です。Amazonでは特商法の入力を義務付けているので、必ず入力しましょう。入力をしていないと、垢バンになる可能性がありますので忘れずに入力しておきましょう。
設定から「情報・ポリシー」をクリックします。
次に「出品者情報」をクリックします。
入力は以下の項目を参考に入力していきましょう。
・店舗運営責任者
・会社名
・会社住所
・電話番号
出品アカウントの作成はいつがおすすめ?
Amazon転売を始めたいけど、すぐに売れるものを仕入れられるか不安…という方も多いのではないでしょうか?
ここではアカウント作成のおすすめなタイミングを解説していきます。
迷っているなら先に作っておこう!
もしAmazon転売を始めようと思っている方は、アカウントだけ先に作っておくことをおすすめします。
Amazonでは頻繁に規約が変更されます。突然、アカウントを作るのに特別な書類が必要になったり、新規で作ったアカウントに大規模な出品規制がかかる可能性もあります。
今後転売に参入する方も増えてきて、後発組は間違いなく稼ぎにくくなると思います。迷っているなら、アカウント登録だけでもしておきましょう!
アカウントの休止設定でいつでも再開可能!
アカウントを作っても、販売しないから月額登録料払いたくない!という方も安心してください。販売しない期間は「アカウントの休止設定」を行うことで、課金を止める事ができます。
出品用アカウント情報の「休止設定」から行えます。
休止にする場合は「休止」にチェックを入れ、保存をクリックすれば完了です。
休止設定にしておけば月額登録料はかからないので、販売しない場合は設定しておきましょう。
Amazonアカウントを運用する際の注意点
アカウントを作成しただけで安心してはいけません。繰り返しになりますが、Amazonでは規約の変更が著しく、多くの方が日頃垢バンになっています。Amazonで販売を行う場合は、アカウントの運用に細心の注意を払っておきましょう。
クレジットカードの期限切れに要注意
アカウント登録でクレジットカードを登録したかと思います。クレジットカードの期限が切れたり、利用不可になっていたりした場合、垢バンのリスクが高まります。基本的に新規でカードを申し込めば、期限は数年もあるので気にする必要はありませんが、古いカードで登録する場合は有効期限に注意しましょう。
パフォーマンスの低下は垢バンリスクが高くなります
Amazonではアカウントに「パフォーマンス」という形で出品者の健全性を管理しています。
パフォーマンスでは「知的財産に関する苦情」や「出荷遅延率」など様々な項目があります。
どれか一つでも違反すると、垢バンリスクが一気に上がります。新規でアカウントを作った場合は特に注意しましょう。
いかがでしたか?
アカウント自体はすぐに作成する事ができます。遅くなればなるほど、販売しにくくなります。
迷っているのであれば作成するだけでもおすすめしております。
また新規で作られた方は、アカウントの運用に特に気をつけてください。